「逃げれば長引く、向き合えば早く楽に|バッファローの教訓」



バッファローが教えてくれる「逃げない生き方」
雨雲に向かって走るバッファローの習性
バッファローは嵐や雨雲が近づいてくると、不思議な行動をとります。
なんと、雨雲に向かって走っていくんです。
一見すると「なんでわざわざ嵐に飛び込むの?」って思いますよね。
雨雲は逃げれば逃げるほど背後から追いかけてきます。
つまり、逃げていく方向と雨雲が近づいてくる方向が同じなので、長い時間雨に打たれ続けることになってしまうんです。
しかし逆に正面から突っ込んでいけば、雨雲に向かって走るわけですから、短時間で雨雲を突き抜けられるんですよね。
嵐を早く抜け出すことができます。
人間にも当てはまる「逃げる=苦しみが長引く」法則
ここに大きな教訓があります。
面倒なことや苦しいことから逃げるほど、苦しみは長引くということです。
勇気を出して正面から向き合えば、早く楽になれるんですよね。
皆さんの周りにも雨雲のようなものがあると思います。
やらなきゃいけないのに後回しにしている仕事。連絡しないといけないのに気まずくて避けている人間関係。健康のために始めたい運動、ダイエット、勉強、来年に向けた努力。
どれもわかっているけどできないことばかりですよね。
私たちはつい「今忙しいから」「明日やろう」という言い訳をして逃げてしまいます。
でも不思議なことに、逃げれば逃げるほど、その問題は頭の中でどんどん大きくなっていくんです。
やっていないという罪悪感。後回しにしているストレスが積み重なって、まるでずっと雨に濡れ続けているように心が冷えていきます。
夏休みの宿題に学ぶ「先延ばしのストレス」
夏休みの宿題を思い浮かべたらわかると思うんです。
僕は結構、初めにやるタイプだったんですけど、皆さんはどっちでしたか?
最後まで「夏休みまだあるしな」って先延ばしにして、結果徹夜でやりまくって、ストレスが最大限になって「うー!なんとか終わったぜ!」みたいな人もいるんじゃないでしょうか。
そうすると毎日、宿題のことを考えながら過ごしていませんでしたか?
「うわぁ、やっべぇな。夏休みあとちょっとだな。やらないといけないな」って。
近づけば近づくほど、宿題のことを頭に思い浮かべながら過ごすことになるじゃないですか。
もうこれだけでストレスなんですよ。
だったらもう早く雨を抜けちゃおうぜ、ということなんですよね。

なぜ人は分かっているのに逃げてしまうのか
最初の一歩に心理的な壁がある
ここで一つ考えてみていただきたいんですが、なぜ人は分かっているのに逃げてしまうのか。
それは最初の一歩の重さにあると思うんです。
問題そのものが大きいんじゃなくて、始めるという行動に心理的な壁があるんですよね。
勉強を始める前、布団から出たくないなとか、友達と遊んでて楽しいな、って。
勉強机の前に行けば勉強できるのに、分かっているのに行かない。
ランニングを始める前にシューズを履けば外に出れるのに、なかなかそこに行かない。その準備をしない。
素振りを1本しだしたら10本まで行けるのに、100本まで行けるのに、この竹刀の1本の素振りですらしない。
そういった人は先延ばしにしてしまう可能性が高くなります。
動き出せば不思議と楽になる理由
でも逆に、一度でも動き出せば不思議と楽になっていくんですよ。
まさに雨雲を突き抜ける感覚と同じなんです。
最初の一歩、もう走り出してしまうことが大切なんですよね。
素振り1本ができれば10本になる。10本できれば100本になる。
勉強机に座れば教科書を開ける。
シューズを履けば外に出られる。
行動は行動を生むんです。だからこそ、最初の一歩を踏み出すことがすべてなんですよね。
梶谷彪雅が体験した「逃げた結果」と「向き合った結果」
中学時代:監督に怒られた経験から学んだこと
僕自身も、これまでたくさんの雨雲に出会ってきました。
やりたくないこともたくさんありました。
監督から怒られた時とか、ないですか?
その時に先延ばしにすれば先延ばしにするほど、改善できないんですよね。
中学校の時でも、練習を一生懸命やっていない時があったんですよ。
その時に監督が来て、練習を一生懸命やっていないのが見つかって「もういい。最初からやれ」って言われて。
練習メニューを最初からやり直しになりました。
終わった後に監督に「すいませんでした」って謝りに行ったこともあります。
でもこの信頼関係を取り戻すのも、後回しにすると面倒なことになってしまうんですよね。
これは今も実際に経験がありますけれども、やっぱり面倒なことから逃げれば逃げるほど、結局後々回ってくるなということを感じますね。
努力の先延ばしは試合前に取り戻せない
それは人間関係だけじゃなくて、努力もそうなんです。
1日後に試合だって言っても、そこから努力しても筋肉痛になるだけですから。
やっぱり1年前とか半年前からしっかり体を作っていく、3年間かけて強くなっていくということが大切なんです。
でも目の前にある練習はやっぱりしんどいし、きついし、面倒くさいなって思って、今日は手を抜こうかなって考えちゃったりするわけですよ。
そしたら最後、また宿題と同じで、最後の最後に「あ、やべ、あの時やっとけばよかった」「もっと練習しとけばよかった」ってなるんです。
これが後悔というやつなんですよね。
とにかく逃げなくてよかったなと、後悔しない選択をする必要があると思います。
バッファローのように正面から挑む方法
小さく始めることが最大のコツ
じゃあどうすれば、僕たち私たちもバッファローのように問題に正面から挑めるのか。
それは小さく始めるということが大切なんです。
これは挑戦も同じだと思うんですよね。
いきなり大きなことをやろうとすると難しいんです。
例えば来年試合があるから毎日1~2万本素振りをしてやろうと思っても、3日坊主で終わると思います。
僕のYouTubeも同じです。会社員時代に毎日YouTube更新してやろうって思っても、やっぱりなかなか続かないと思います。
今ですら毎日更新できないですもん。動画を毎日作るって本当に大変なんですよ。
でもとりあえずやってみる。小さく始める。ブログもそうだし、このボイシーもそうですね。
毎日最初は始められなかったんですよ。しゃべる内容も思いつかなかったし。
でもやっていくうちに、絶対に毎日更新してやろうっていう瞬間が訪れて、今も毎日更新し続けている。
梶谷彪雅が実践した小さなステップ
これ、中学校時代も同じですね。
いきなり朝練を毎日やるんだ、じゃなくて、まず早起きからやってみようとか。
早起きしてランニングからやってみようとか。そして次にタイヤを引っ張ってみようとか。
高校時代も同じでした。
ランニングしてみよう。その後にマスクつけてみよう。2枚になって3枚になってっていう感じで。
まずは小さく始めること。完璧にやろうとするから苦しいんですよ。小さく始めれば勢いがついて、自然と進んでいく。
これが雨雲に突っ込んでいく第一歩だと思います。
今すぐできる「あなたの雨雲」への挑戦
ちょっとここで聞いてみたいんですけれども、今あなたが逃げている雨雲は何ですか?
仕事ですか?勉強ですか?人間関係ですか?肉体強化ですか?
その雨雲に、いつまで濡れ続けるつもりですか?
変えてみましょう。勇気を出して、今すぐ正面から走っていけば、実は思っているよりも早く抜けられるかもしれません。
今日からあなたも、バッファローのように力強く生きてみてください。
まとめ
- バッファローは雨雲に向かって走ることで、早く嵐を抜け出す
- 人間も同じで、問題から逃げるほど苦しみは長引く
- 最初の一歩に心理的な壁があるが、動き出せば楽になる
- 小さく始めることが継続の最大のコツ
- 今日から一つでも後回しにしていることに挑戦してみよう
人生に雨はつきものです。でもその雨の中をどう走るかで、未来の景色は大きく変わっていきます。
逃げて長く濡れるのか、正面から向き合って早く晴れ間にたどり着くのか。
選ぶのは皆さん自身です。
どうか今日からバッファローのように、力強く生きてみてください。
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