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信用とは感覚的で理不尽なもの

このnote投稿は2025年6月25日voicyの音源の内容をもとに作成したものです。

信用というものは、非常に定性的で理不尽な性質を持っています。

これは剣道の世界だけでなく、ビジネス、学校、あらゆる人間関係において共通して見られる現象です。

例えば、先生との信頼関係を数値化することはできません。

「今日挨拶をしたから信頼度が50から51に上がった」というような、明確な指標で測れるものではないのです。

この感覚的な特性こそが、信用を理解する上で最も重要なポイントなのです。

善意が裏目に出る信用の複雑さ

信用の理不尽さを示す興味深い例があります。

幻冬舎の箕輪氏の誕生日に、部下が善意でサプライズパーティーを企画しました。

著名人を多数招待したこの企画に対し、箕輪氏は「俺の信用を切り売りするな」と激怒したのです。

部下は純粋な善意で行動したにもかかわらず、結果的には長年積み上げてきた信頼関係を損なう結果となってしまいました。

このように、資格や成績、SNSのフォロワー数や肩書きだけでは測れないのが信用の本質なのです。

目次

信頼される人と信用されない人の決定的違い

言動と行動の一致が生む信頼

周囲には二種類の人がいます。

口は達者だが実行力に欠ける人と、能力は高いが信用されない人です。

この差を生む最も重要な要素が、言動と行動の一致なのです。

信用を築く要素として、以下のような項目が挙げられます

  • 嘘をつかない誠実さ
  • 一貫性のある行動
  • 約束を必ず守る姿勢
  • 相手の話を真摯に聞く態度}
  • ポジティブな影響を与える存在感
  • 秘密を守る信頼性
  • チームワークを重視する協調性

真の信用は困難な時に試される

「どんなことがあっても応援し続ける」という言葉は、口先だけなら誰でも言えます。

しかし、本当に困難な状況に陥った時に支えてくれる人こそが、真に信用できる人なのです。

例えば、もし私が重大な過ちを犯して刑務所に入ることになったとしても、「あいつは信用できる人間だから、きっと理由がある。また一緒に頑張ろう」と言ってくれる人。

そういう人こそが本当の信頼に値する人だと考えています。

剣道界での実体験から学ぶ信用の積み重ね

大会前の規律違反が招いた信頼失墜

高校時代、夏の大会前に先輩たちがプールや川遊びに行き、先生から厳しく叱られた出来事がありました。

日本一を目指して練習を重ねてきた大切な時期に、怪我のリスクを冒す行動を取ったことで、先生の信頼を大きく損なったのです。

その結果、インターハイ当日には検量でのトラブルが重なり、監督は選手への応援すらやめてしまいました。

しかし、土田先輩の意地を見せる試合ぶりを見て、途中から拍手を送り始めたのです。

これは一瞬一瞬の行動が信用を左右することを示している出来事でした。

YouTube活動を通じた信用の再構築

私のYouTube活動も、最初は「何をやっているんだ」という冷ややかな目で見られていました。

しかし、剣道普及という一貫した目的のもと、継続的に発信を続けることで、徐々に理解と信頼を得ることができました。

「金儲けのためのSNS活動」という批判もありましたが、実際に私の動画で剣道を続けてくれる人が増え、「救われました」「強くなることができました」という声をいただくことで、本当の価値のある活動として認められるようになったのです。

信用を築く唯一の方法

小手先のテクニックでは築けない真の信頼

信用を得るために最も重要なことは、小手先のテクニックではなく、根本的な姿勢です。

以下の要素が不可欠だと考えています

  • 自分に嘘をつかない誠実さ
  • 言動と行動を完全に一致させること
  • どれだけ挫折しても逃げない意志力
  • 困難に立ち向かう勇気
  • 相手の信頼を預かっているという責任感

信頼は預かりもの

何よりも大切なのは、相手の信頼を預かっているという意識を持つことです。

預かったものは絶対に落とさない、絶対に裏切らない。

この覚悟こそが、真の信用を築く唯一の方法なのです。

信用は積み重ねるのに時間がかかりますが、失うのは一瞬です。だからこそ、日々の小さな行動から大きな決断まで、すべてにおいて一貫した姿勢を貫くことが求められるのです。

まとめ:信用は感情に訴えかける力

この記事では、信用の定性的な性質と築き方について、剣道界での実体験を交えて解説しました。

読者が得られる内容

  • 信用が感覚的・理不尽な性質を持つことの理解
  • 言動と行動の一致が信頼関係に与える影響
  • 困難な状況で試される真の信用の価値
  • 剣道界での実体験から学ぶ信用構築の教訓
  • 小手先ではない本質的な信頼獲得方法

メリット

  • 実体験に基づいた説得力のある内容
  • 剣道以外の分野にも応用可能な普遍的価値
  • 具体的な行動指針の提示
  • 失敗例からの学びも含んだ包括的内容

デメリット

  • 個人の価値観や環境により効果に差が生じる可能性
  • 即効性のある技術的手法は提供していない
  • 長期的な取り組みが必要

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