県大会準優勝から全国準優勝へ!本物になる稽古法



「努力しても勝てない」その悩み、本当の原因は何だと思いますか?
毎日厳しい稽古を続けているのに、なかなか結果が出ない。頑張っているつもりなのに、大会では力を発揮できない。
そんな悩みを抱えている剣道家は多いんじゃないでしょうか。
僕は先日、玉竜旗で準優勝となった九州学院の島村選手にインタビューをさせていただきました。
彼らのチームは、県大会準優勝から全国大会準優勝へと駆け上がった、まさに奇跡のような成長を遂げたんです。
でもその裏には、誰にも見えない厳しい道のりがありました。
九州学院の挑戦:敗北からの軌跡
25年ぶりの県大会準優勝、それは屈辱のスタートだった
でも今年の全国選抜の県大会予選では、25年ぶりに準優勝となってしまいました。
全員が日本一を目指して練習に取り組んでいるチームにとって、県大会で勝てなかったことは相当な屈辱だったはずです。
YouTubeにその時の映像が上がっていますが、選手たちの悔しさが画面越しにも伝わってきます。
その後の全国選抜でもベスト8で終わってしまいました。
「僕たちは弱いチームだと言われ続けてきた」と島村選手が語るように、なかなか勝てない日々が続いていたんですね。
玉竜旗での全国準優勝、あと一歩で届いた奇跡
しかも大将戦まで持ち込んで、あと一本取れば優勝という場面まで来ました。
県大会準優勝のチームが、全国大会で決勝まで勝ち進む。これがどれだけすごいことか、剣道をやっている人ならわかると思います。
島村選手はインタビューでこう言いました。
「やっとここまでたどり着けました。ただ、最後の一つが届かなかった。インターハイでは必ず優勝して全国制覇したいです」と。
冬から夏まで、誰も見ていない場所での戦い
県大会敗北から全国準優勝まで。この道のりがどれだけ過酷だったか、想像できますか?
YouTubeの映像を見ると、冬場にジャンパーを着た選手たちが必死に稽古している姿が映っています。練習後に防具をつけて走る姿も。
そして夏の玉竜旗まで、ずっと努力を続けてきたんです。
厳しい稽古を毎日毎日続ける。結果が出ない中でも諦めない。
これだけやらないと、日本一の舞台には立てないんだということを、彼らの姿が教えてくれています。
米田監督の教え:本物になるための条件
「やらされる稽古」では本物になれない理由
YouTubeの動画の中で、米田監督が島村選手にこう言っていました。
「やらされてるだけじゃ本物にはなれないんだ」と。
実は九州学院の2年生たちも、全国選抜予選までの一年間、3年生と共に厳しい稽古をやってきているんです。
でも結果は出なかった。つまり、厳しい稽古をやるだけでは強くなれないんですよ。
毎日毎日、言われたメニューをこなすだけ。時間だけは稽古場にいるけど、頭を使っていない。手を抜いている瞬間がある。
そういう「やらされてる稽古」では、大会のここぞという時に力を発揮できないんです。
「自分でやる稽古」への意識改革
じゃあ、どうすればいいのか。
答えは「自分でやる稽古」に変えることです。
稽古時間中も本気で考えて、頭を使う。今この技を打つ意味は何なのか。今この掛かり稽古で何を学べるのか。
そういうことを常に考えながら動くんです。
さらに稽古時間以外にも、自分で考えて努力する。素振りをする、イメージトレーニングをする、体幹を鍛える。
誰も見ていない場所での努力が、本物への道なんですね。
監督も一緒に走る、共に乗り越える環境
でもこれは選手だけの努力じゃないんです。
米田監督も一緒に走っている映像がありました。
元立ちとして一生懸命に掛かり稽古を受ける。防具をつけて選手と一緒に走る。
監督自身が「やらせる」だけじゃなく「共にやる」姿勢を見せているんです。
こういう環境があるからこそ、選手たちも「自分でやる稽古」に変えていけるんじゃないかなと思います。
指導者の姿勢って、本当に大事なんですよね。

厳しい稽古を乗り越える心の作り方
1日2日は耐えられる、でも1週間後には…
正直に言います。厳しい稽古を乗り越えるのって、めちゃめちゃきついんですよ。
1日目、2日目なら気合いで乗り越えられます。「今日も頑張ろう!」って思えるんです。
でも3日目、4日目、1週間後、2週間後って続いていくと、心が「うわー」ってなってくるんですよね。
僕も高校時代に経験しました。
冬場から夏場まで、ずっと厳しい稽古が続くんです。長いじゃないですか。
その長い期間、モチベーションを保ち続けるって、本当に簡単なことじゃないんです。
チーム全体が同じ目標を見ていたから乗り越えられた
ここが今回の一番大事なポイントなんです。
答えは、みんなが「日本一になるんだ」という共通のチーム目標を持っていたからです。
「負けて悔しい、俺たちは弱いチームなんだ」で終わるんじゃない。
「負けて悔しい、でも日本一を俺らは取るんだ」という気持ちで、チーム全体が同じところに目線を向けていた。
だからこそ、グッと押し上がっていけたんです。
逆算思考で「今」をデザインする
オリンピック選手もそうなんですけど、4年に一度の大会に向けて努力し続けるって、めちゃめちゃ長いスパンですよね。
そういう時に大事なのが逆算思考なんです。
玉竜旗という目標、インターハイという目標に対して、「今自分たちはこのぐらいのところにいる。だからこのままじゃダメだ。もっと頑張らないといけない」って考えるんです。
目標と現在地のギャップを明確にする。そして、そのギャップを埋めるために今何をすべきか逆算する。
これがモチベーションを保ち続ける方法なんですね。
僕も過去に何度かモチベーションについて放送を作っています。
「梶谷彪雅 モチベーション」で調べると出てくるので、ぜひ聞いてみてください。
あなたが今日からできる行動
まずは現在地を把握しよう
あなたには目標がありますか?
全国大会優勝、県大会優勝、もしかしたら初段合格かもしれません。
まず大事なのは、目標と自分の現在地を把握することです。
今の自分はどのレベルにいるのか。目標まであとどれくらいの距離があるのか。何が足りないのか。
これを明確にしないと、どんなに努力しても空回りしてしまうんです。
逆算思考の第一歩は、現在地を知ることなんですね。
自分に合った環境を探そう
厳しい稽古を乗り越えるには、環境がすごく大事です。
指導者の言葉が心に響くのか。チームメイトと切磋琢磨できる環境なのか。
もしくは外部から学べる場所があるのか。YouTubeや音声コンテンツ、オンラインコミュニティなど、今は色んな選択肢があります。
僕もYouTubeのJoin membershipを作っているので、もし環境がなかなかないよという方がいたら、ぜひ活用してみてください。
自分に合った環境を探すことが、成長への近道なんです。
最短ルートで目標に近づこう
人それぞれ、最適な方法は違います。
ある人には厳しい稽古が合っているかもしれないし、ある人には理論的な学びが必要かもしれません。
大事なのは、自分の最適解を探して、一番最短ルートで目標に近づくことです。遠回りする必要はないんですよ。
そのために、色んな情報に触れてみてください。試してみてください。
そして自分に合った方法を見つけてください。
それが九州学院のように、「方向性は間違ってなかった」と言える道につながるんです。
まとめ:行動すれば、景色が変わる
- 厳しい稽古を乗り越える力は「共通目標」と「自分でやる意識」から生まれる
- 「やらされる稽古」ではなく「自分でやる稽古」に変えることで本物になれる
- 結果が出なくても、方向性が正しければ必ず成長できる
- 逆算思考で現在地と目標のギャップを明確にしよう
- 自分に合った環境を探して、最短ルートで目標に近づこう
九州学院が県大会準優勝から全国大会準優勝まで這い上がった道のりは、決して楽なものではありませんでした。
でも彼らは諦めなかった。チーム全体で同じ目標を見続けた。そして「自分でやる稽古」に変えていった。
あなたにも必ずできます。今日から、目標への逆算思考を始めてみてください。自分に合った環境を探してみてください。
今日の一歩が、明日のあなたを変えます。
インターハイでの九州学院の戦いも、僕は全力で応援しています。
そしてあなたの挑戦も、心から応援しています。
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