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節約より収入アップが効果的な理由|胃袋の法則で解説

このnote投稿は2025年9月27日voicyの音源の内容をもとに作成したものです。

目次

生活費を浮かせたい時、あなたは何をしますか?

突然ですが、質問です。

もし今、生活費を少しでも浮かせたいと思ったとき、あなたは何をしますか?

多くの人が思い浮かべるのは、節約という方法ではないでしょうか。

外食を減らして自炊をする、コンビニで飲み物を買わずに水筒を持っていく。

確かにこれらは効果的です。

でももう一つ、収入を増やすという選択肢もあります。

副業を始める、スキルを磨いて昇給を狙う、転職をする。

お金に関しては、この2つのアプローチがよく語られますよね。

ここで考えていただきたいのが、ダイエットや健康の話も同じなんじゃないかということです。

食事制限をするか、運動量を増やすか。結局どっちを選んだ方がいいのか。

今日はそんなテーマでお話しさせていただきます。

節約と食事制限の共通点【即効性と限界】

節約・食事制限がもたらす即効性

まず節約の話なんですけれども、節約は確かに即効性があるんですよね

例えば毎月の飲み会を1回減らせば5000円浮きます。週に1回ある人は4回減らせば2万円浮く。

コンビニのコーヒーをやめれば、1日300円として月に9000円浮くかもしれない。

そこまで多くないとしても、月に5000円浮く人もいるでしょう。

積み重なれば大きいんですが、問題は上限があるっていうことなんですね。

節約には必ず「下限」が存在する

要は支出はゼロにできないんです。

節約しようと思っても、家賃は払わないといけない。水道光熱費を払わないといけない。

食べていくための食事は最低限かかる。

家を持っている人だったら固定資産税はかかるだろうし、車の保険もかけている人もいるでしょう。自動車税もかかるでしょう。

どうしても、最低限かかるお金というのは存在してきます。

つまり節約で貯金できる額には限界があるということなんですよね。

収入と運動量の共通点【無限の可能性】

「胃袋の法則」から見る支出の真実

ここで面白いデータを紹介します。

アメリカの所得調査データなんですけれども、下位20%の所得グループの年間所得は1万2200ドル。

月に換算すると約1000ドル、日本円で言うと月15万円前後です。

一方で、下から2番目の層の年間所得は3万2900ドル。下位グループの約2.7倍。

月額にすると30万円ちょっと、40万円ぐらいはあるということですね。

ここで見てほしいのが、支出がどうなっているのかっていうことなんですね。

所得が2倍以上になっているのにもかかわらず、支出っていうのは40%くらいしか多くないらしいんですよ。

もちろんこれ人によると思いますよ。

増えた分だけ全部使うぜっていう人もいると思いますが、普通に生活している人の中で、所得は2倍以上なのに支出は40%しか多くない。

ここからわかるのは、収入が増えても支出は比例して増えていくことではないということです。

これは、現象としてある学者は「胃袋の法則」と呼ぶそうです。

例えば、めちゃめちゃお腹が減っている時にピザを一切れ食べると、もうめちゃめちゃ美味しいですよね。

めちゃめちゃ喉乾いた時に水を飲んだら最高に美味しい。体に染み渡る。

一口目から二口目も美味しいでしょう。二切れ目のピザも美味しいでしょう。

じゃあピザが3切れ目、4切れ目、水も100リットル、200リットルってなった時に、ありがたみは薄れていきますよね。

最後には、もう無理。気持ち悪くなる瞬間が来ると思います。

これは支出も同じだと思っていて、お金がない時っていうのは欲しいものだらけに感じると思うんですね。

あれも欲しいな、友達が持ってたらあれいいなって思うと思います。

ただ、収入が10倍になったからといって、生活費が10倍になるわけでもない。

つまり、節約よりも収入アップに力を入れた方が、結果的に貯蓄率も上がりやすいということなんです。

運動が生み出す「痩せやすい体質」

ここでダイエットの話に置き換えて考えてみましょう。

例えば、食事制限=節約、運動量アップ=収入アップ。

確かに食事制限をすれば体重ってすぐに落ちるんですよ。

ご飯を抜きますってなったら翌日に数字が変わることだってあると思います。

でもこれ続かないと思うんですよね。ストレスが溜まってしまう。さらに食べれる時に過食してしまう。

そして何よりも食事ゼロで生きていくことってのは無理じゃないですか。

これもう生活費と同じように絶対かかってくるものですよね。

一方で運動なんですけれども、最初は大変ですが、筋肉がついてきて代謝が上がっていくと、自然と消費カロリーが増えていく

つまり、無理せずに痩せやすい体質になっていくんですよ。

これこそが収入アップ型のアプローチかなと思います。

自己投資が未来を変える【攻めの戦略】

確実性の高い投資は「自分へのスキル投資」

じゃあどうやって収入を増やすかっていうところなんですけれども、ポイントは投資という考え方なんじゃないかなと思います。

これはいろいろありますよ。

株に投資をする、不動産投資をするとかいろいろあると思うんですけれども、もっと確実なのは自分への時間だったり、スキルを学ぶための投資だと思います。

自己投資と言われるやつですね。

例えば新しいスキルを学ぶ。

それが英語なのか、プログラミングなのか、動画編集スキルなのか、トークスキルなのか、営業スキルなのか、簿記なのか、資格たくさんあります。

最初はお金もかかるし、身につけるのに時間がかかると思いますが、一度身についてしまえば、何倍にもなって帰ってくる可能性があるのがこの自己投資ですよね。

積み上げの力を信じる

筋トレとかも同じだと思うんですよ。

今日ジムに行ったからといって、明日いきなりムキムキになるわけじゃないじゃないですか。

でも、半年とか一年間続けていれば、必ず体には変化が生まれますよね。

で、収入アップも同じで、初心者の人が全くわからないことをいきなり請求ができるっていうのは難しいと思うんですよ。

毎日毎日コツコツコツコツ積み上げることによって未来の生活が大きく変わっていく。

これ僕のVoicyとかもね、ぜひ聞いてみてほしいんですけど、誰かが言ってました。

「梶谷さんに会うからVoicyを全部聞き返そうと思ったら、思った以上に多かった」と。

で、「最初から聞き直したんだけれども、最初の方のVoicyは聞いてられない」と。

「おはようございます、すいません。眠いですね、今起きました」みたいな放送が結構あったりするんですよ。

最初なんでいいと思うんですけれども、こうやってちゃんと情報届けるんだって思って発信してコツコツ毎日続けていると、こんな風に今ベラベラと喋っていますが、最初の方とかは1個撮るのに一時間ぐらい撮り直したりして、全然うまくいかなかったんですよね。

これもやっぱ積み上げる重要性がわかるんじゃないかなと思います。

守りと攻めのバランス【理想の両輪】

節約も大事だが、それだけでは人生は変わらない

ということで、ここまで収入アップの重要性を語ってきたんですけれども、誤解しないでほしいのは、最低限の節約も大事だということですね。

節約っていうのは短期的な効果があって、生活の無駄を見直すきっかけになるんですよ。

でも、節約だけで人生を変えるのは難しい。

節約は守り、収入アップは攻め。この両輪をバランスよく取り入れるのが理想だと思います。

ダイエットも同じく両輪が必要

ダイエットも同じですよね。

さっきも言いましたが、食べ過ぎを控えながら運動量を増やす。

これがどちらか一方になると失敗しやすいと思います。

なので空腹状態だけにしない。運動もしながらしっかりご飯も食べていく。

でも食べ過ぎには注意ということです。

今日からあなたも、制限ではなく生み出す方にエネルギーを注いでみてください!

まとめ:制限ではなく、生み出す力にエネルギーを注ごう

  • 節約は必要だが限界がある。収入が増えても支出は同じように増えない
  • 自己投資は確実性が高く、一度身につけば何倍にもなって返ってくる
  • 節約は守り、収入アップは攻め。両輪のバランスが理想
  • 毎日コツコツ積み上げることで未来の生活が大きく変わる

今日の話が、あなたの一歩を後押しできたら嬉しいです。

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