【心拍数184の衝撃】プロが教える剣道トレーニング法



剣道で後半バテてしまうあなたへ
試合の後半になると、足が動かなくなる。相手の攻撃についていけず、気持ちばかりが焦ってしまう。
そんな悩みを抱えている剣士の方は多いんじゃないでしょうか。
先日、秋田で開催された「菖蒲稽古会」に参加した時、心拍数が184まで上がる衝撃的な体験をしました。
正直、長距離8キロ走ってもこんな数字にはならないんです。
それがケイドロと手つなぎ鬼という鬼ごっこで起こりました。
今回は、この体験を通して気づいた「インターバル走と鬼ごっこが剣道の体力作りに最適な理由」をお話しします。
心拍数184!ケイドロで限界を超えた体験談
菖蒲稽古会とは?全国に仲間を作る稽古の場
まず、菖蒲稽古会について簡単に紹介しますね。
これは全国に剣道仲間を作ることを目的にした稽古会なんです。
試合や審判以外の楽しみ方を広めたり、安心して参加できる稽古会の研究をしたりしています。
10月5日に秋田で開催された回では、仮装コンテストもありました。
優勝者には但馬牛のすき焼き用か焼肉用がプレゼントされて、3位までには景品が用意されていました。
本当に盛りだくさんの内容で、楽しく剣道を広めていこうというコンセプトが最高でしたね。
手つなぎ鬼の作戦失敗から学んだこと
レクリエーションの一つに「手つなぎ鬼」がありました。
タッチした人が手をつないで、次の人を捕まえに行くというルールです。
僕が一番最初の鬼になったんですが、作戦を立てました。
「足が速い人から先に捕まえよう」と。
足が遅い人を捕まえても、次の人をタッチできないじゃないですか。
だから速い人をターゲットにしたんです。
でも、速い人を追いかけるのに体力の半分くらいを使ってしまいました。
追いかけられた相手も8割から9割の体力を使い果たして、もう走れない状態です。
僕も体力が切れていて、「あいつを追いかけるぞ」と言った時には、最初に一緒に走っていた子がもうヘロヘロでした。
結論から言うと、作戦は大失敗です。
多分、遅い人を捕まえてどんどん人数を増やして、速い人を囲んでいくのが正解だったかもしれません。
でも体育館がめちゃくちゃ広かったんですよ。
これが本当に難しかったですね。
ケイドロで心拍数184の衝撃
手つなぎ鬼でめちゃくちゃ体力を奪われた後、次は「ケイドロ」をやりました。
皆さん知ってますよね。
鬼にタッチされると指定の場所に入れられるんですが、捕まっていない仲間からタッチしてもらえば復活できるんです。
だから鬼がしっかり刑務所を守っていないと脱獄されてしまいます。
参加者は合計100人くらいで、鬼が5人から7人くらいでした。
とにかくタッチしてもタッチしても、どんどん復活されるんですよ。
無限ループです。全然終わらない。
1回目は僕が追いかける側で、2回目は逃げる側になりました。
逃げる側になったら、もう僕は標的にされるわけです。
鬼全員が僕に向かってきました。
最初の手つなぎ鬼で体力の半分を使って、ケイドロの鬼で追いかける側でまた半分使っていました。
もう逃げる体力がないんです。
開始一番で捕まったんじゃないかってくらいのスピードで捕まえられました。
復活はできるんですが、もう逃げる体力もなくて、復活した瞬間にまた捕まるというのを延々と繰り返しました。
結局、何の時間だったんだってくらいヘロヘロになりましたね。
その時の心拍数が184だったんです。
僕は長距離8キロのランニングをしてもそんな心拍数にならないんですよ。
それくらい本気で体を動かしていたということですね。
なぜ鬼ごっこが剣道の体力作りに効くのか
長距離走とは違う筋力の使い方
ケイドロや手つなぎ鬼は、長距離の筋力の使い方じゃないんです。
これは僕が高校時代にやっていたインターバル走と同じなんですよね。
インターバル走というのは、50メートルか100メートルを本気でダッシュして、ジョギングをして、またダッシュするという練習です。
このインターバルで瞬間的な筋力を使う動作をしないと、心拍数184にはいかないんです。
剣道って、面を打つ時、胴を打つ時、小手を打つ時、すべて瞬発力が命じゃないですか。
だらだら走る長距離走よりも、短距離を全力で走るインターバル走の方が剣道に近い体の使い方なんです。
心拍数180超えが意味するもの
人によっては、180を超える心拍数というのはかなり危険なラインです。
全身に十分な血液が送られず、ふらつきが発生したり、息切れや呼吸困難になったりします。
吐き気や冷や汗が出るくらいの状態になることもあるそうです。
普通はそういった厳しい練習をしている人はそこまでいかないと思うんですが、久しぶりにこの短距離インターバルみたいなトレーニングをしたので、本当にきつかったです。
でも、適切な負荷で呼吸器系を鍛えることができれば、試合の後半でもバテにくい体が作れるんです。
これが剣道の試合で勝つための重要なポイントなんですよね。
自主練と追いかけられる練習の違い
自分でやるインターバル走と、誰かから追いかけられるのを本気で逃げるのは全然違います。
自分でやる時は制御してしまうんですよ。
「きついな」と思ったら、「このくらいでいいか」ってなります。
でも逃げるってなると本気で走ってしまうんです。
それがまた本当にフラフラな状態になる理由ですね。
なので、もしインターバル走をする時は、こんな感じで逃げるとかルールを決めることで、より本気になれるということが今回のゲームでわかりました。
一人でやるよりも、仲間と鬼ごっこ形式でやる方が、絶対に効果が高いんです。

プロ剣道家が実践するインターバル走の取り入れ方
練習100%のためのトレーニング
実際に中学校、高校時代でやってきたことの中で役に立ったなと思うことの一つが、このインターバル走です。
練習終わりにやっていました。
練習がめちゃくちゃきついので、練習外で体力トレーニングをしておかないと、練習を100%の力でできないんですよ。
練習を100%の力でできないと、パフォーマンスがどんどん上がっていかないんです。
だから、きつくならないように体力トレーニングをしていました。
これは剣道をやっている皆さんにも絶対に取り入れてほしい考え方です。
稽古がきついから、稽古以外で体を鍛える。
これが上達の近道なんですよね。
トレーニング講座で教えた内容
僕のトレーニング講座でやろうと思っていたのが、まさにこのインターバル走だったんですよ。
でも、そのケイドロで下半身の筋力、瞬発力、呼吸器の部分がめちゃくちゃ鍛えられたので、急遽それをカットして体幹トレーニングを組み込みました。
もともと体幹トレーニングをやろうと思っていたんですが、最初の部分を排除して体幹トレーニングをしました。
その後に実践的な瞬発力や、小学校でやっていたことなどもお伝えしました。
素振りもお伝えしたり、技の部分は小手打ちを重点的に30分間、全力で指導させていただきました。
稽古会でもっと学べること
もっと学びたいという人は、僕が主催する稽古会に参加していただけると、午前午後でがっちりやっていくので、どこかの稽古会でお会いできることを楽しみにしています。
素振りの基礎から、技の応用、実践的な瞬発力トレーニングまで、幅広くお伝えしています。
今日からあなたも、インターバル走や鬼ごっこを取り入れてみてください。
試合の後半でもバテない体が手に入りますよ。
まとめ:今日から始めるインターバル走で剣道が変わる
- 心拍数184の鬼ごっこは、長距離走とは違う瞬発力を鍛える
- 剣道に必要なのは瞬間的な筋力と呼吸器系の強化
- 自主練よりも仲間と鬼ごっこ形式でやる方が本気になれる
- 練習100%のために練習外で体力トレーニングをする
今日の話が、あなたの剣道をもう一段階レベルアップさせるきっかけになれば嬉しいです。
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