第67回全日本実業団剣道大会の熱狂!100人超えの応援と激闘を現地レポート



実業団剣道の魅力を知っていますか?
実業団の剣道大会ってどんな雰囲気なんだろう?
そう思ったことはありませんか。
僕は先日、第67回全日本実業団剣道大会を現地取材してきました。
この記事では、実業団剣道の熱気と技術の高さをお伝えします。
2025年全日本実業団『決勝戦』』はこちら
第67回全日本実業団剣道大会の結果
優勝チームと上位入賞チーム
優勝はNTT大手町、準優勝は富士フィルムビジネスイノベーション本社でした。
ベスト4には西日本シティ銀行本店とNTT本社関東が入りました。
ベスト8は東洋水産本社、三井住友海上、パナソニックエレクトリックワークス本社、そして九州電力本店です。
出場した実業団チームの皆さん、選手の皆さん、本当にお疲れ様でした。おめでとうございます。
最優秀選手賞と注目選手
最優秀選手賞はNTT大手町の山田将也選手が受賞されました。
山田選手は全日本選手権でも3位に入っている実力者なんですよ。
決勝戦でも驚きの技を見せてくれました。詳しくは後ほどお伝えしますね。
山田将也選手との対談稽古動画はこちら
大会の規模と参加チーム数
参加チームは74チーム。
一番小さい山でも全部で9試合、最初シードだったとしても8試合はしないといけないっていう状況でした。
その中の頂点を1日で決めるっていう試合なので、もうすごいんですよ。
試合が全て終了したのは19時半を過ぎてました。
朝から夕方まで、まるで玉竜旗のような長丁場でした。
実業団剣道ならではの迫力と一体感
100人超えの応援がもたらす熱気
いや、すごかったですね。何がすごかったかというと、攻撃力というか攻めの姿勢なんですよ。
お互いがハイになってるんじゃないかっていうくらいの試合展開でした。
盛り上がりがとにかくすごいんです。
NTTさんやパナソニックさんもそうなんですけど、やっぱりチームができてるんですよね。
その実業団チームの人数がとんでもないんです。
多分NTTの方々は最後の集合写真で100人以上いたんじゃないかなっていうくらいの応援がありました。
だから選手の盛り上がりがやばいんですよ。
パナソニック剣道部の稽古動画はこちら
攻撃的な試合展開が続く理由
盛り上がることで「いけるぞ」っていう心境になるんです。
もちろんお互いが応援し合うから、ものすごく攻め合うんですね。
慎重に戦って安牌に安牌にっていう試合展開じゃないんです。
もう「おしい、次もおしい」「うわ、いいとこ」みたいな感じがずっと続くんですよ。
これはなかなか見られないなって思いました。
インターハイとの違いと観戦の楽しみ方
やっぱりインターハイとかでも100人を超えてくる応援っていうのはなかなかないじゃないですか。
これに尽きるんじゃないかなと思います。
応援は基本的に拍手のみでお願いしますっていうアナウンスが流れることが多いですよね。
でも今回は一度も流れてなかったと思います。
もうすごい盛り上がりでした。

NTT大手町VS富士フィルムの激闘
副将戦から大将戦への流れ
決勝戦なんですけれども、先鋒・次鋒・中堅が引き分けで副将戦だったんですよね。
NTT大手町の原選手が1本面を取って、そのまま時間が来て1本NTTがリードした状態で大将戦になりました。
山田将也選手が初めて同時に面に行ったんですよね。それに対して富士フィルムの岩川選手が胴を取りました。
この状態でチームは1対1。
このまま時間が来たら代表戦っていうような状態だったんですけど、山田将也選手が小手を取り返したんです。
また岩川選手の追っかけの展開になったんですよ。
山田将也選手の驚きの突き技
最後、守りきれば勝ちじゃないですか。
岩川選手は取れば代表戦っていう中で、山田将也選手が打った技が突きなんですよね。3分51秒です。
どっちかというと技を出してはいくけれども、出小手とか相手が来る瞬間の出小手とか返し胴とか出ばな面だったらわかるんですよ。
でも相手が迷った瞬間の突きっていう技の選択に、僕は驚きを隠せませんでした。
突きってリスク高くないですか。
追っかけの展開で見せた勝負勘
もし小手に来たとしても、突きの軌道ってなんかこう打たれる可能性があるじゃないですか。
出ばなを取られると小手になる可能性があるし、面に来られると普通に突きに対して面を打たれる可能性が高いし、突きってすごいリスクがある技なんですよ。
それを個人戦の延長続きでこう落ち着いてる瞬間、技がお互いじゃなくて消極的になってる瞬間だったらまだわかりますよ。
でも追っかけられの展開で、相手がガンガン来る可能性がある試合なんです。
取った時間も3分51秒なんですよ。もう試合間際、ギリギリの時間で突きに行きますっていう。
実業団剣道が抱える課題と今後の期待
観客動員数の課題
逆に残念だったなっていうと失礼な言い方になってしまうかもしれないんですけど、やっぱり全日本選手権に比べると観戦している方は少なかったなって思いますね。
一番上の席もかなり空いていました。これが僕としてはすごく寂しいなって思います。
だって全日本実業団ってもうめちゃめちゃレベル高いじゃないですか。
それこそ今回優勝されたNTT大手町の山田選手も、全日本選手権3位になってますしね。
大会運営の過酷さと改善点
とにかく試合会場が多かったんです。
何試合あったんだろう、16試合以上くらいまであったのかな。
試合が全て終了したのは19時半を過ぎてたんですよね。時間もそうだし、何試合やったんだろう。
本当にもう玉竜旗くらいやってるんじゃないかなって思います。
だから最初の方は確か時間が短かったんじゃないかな3分とか、最後は4分あったと思うんですけど、最初の方は短かったんじゃないかなと思います。
だからより攻撃力がマシマシというか、盛り上がってたなって思いますね。
剣道界全体の盛り上がりへの願い
実業団大会としての盛り上がりはすごかったんですよ。
チーム同士の応援みたいなものはすごかったんですけど、全体から見ると「みんなで応援しよう」みたいな感じではなかったんですね。
僕としては個人的にちょっと悲しいなって思いました。
上から目線みたいになってしまうんですけど、ここもみんな応援に来てくれたらいいのになって思いましたね。
一応、僕の方では全日本実業団連盟さんの広報の方にお願いをして、取材の許可をいただきました。
試合動画を撮らせていただいた旨を決勝戦の監督さんと選手に伝えたんですが、またこの結果次第でYouTubeに上げられるか上げられないかが決まります。
初めて実業団大会に行かせていただいて、本当に面白い試合を見させていただきました。
まとめ:実業団剣道の魅力を体感しよう
- 実業団剣道は100人超えの応援がもたらす熱気が魅力
- 山田将也選手の突き技に見る勝負勘と技術の高さ
- 観客動員数の課題はあるが、試合のレベルは最高峰
ぜひ次回は実業団大会を観戦してみてください!
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