きつい時に追い込めない理由は弱さではなく体力不足



学べること
- 剣道で追い込めない本当の原因(体力・持久力・筋力)
- 基礎体力向上が剣道技術に与える具体的効果
- きつい稽古を乗り越える実践的メンタル強化法
- 日常生活にも活かせる追い込み力の身につけ方
読者対象
- 稽古で追い込めない剣道家:基本稽古や地稽古できつくなると力をセーブしてしまう方
- 体力不足に悩む剣士:技術はあるが持久力や筋力が足りないと感じている方
- メンタル強化を目指す人:剣道を通じて精神力と体力の両方を向上させたい方
剣道で追い込めない原因は「弱さ」ではなく「体力不足」
結論を先にお伝えすると、追い込めない原因は心の弱さではなく、基礎体力不足です。
これは私が先日、ある道場で実際に体験した出来事から確信したことです。
実体験:道場での基本稽古で感じた体力の限界
先日、とある道場にお邪魔して基本稽古から参加させていただきました。
その時の稽古メニューは以下の通りでした
- 切り返し:最初9本+お互いの切り返し9本(合計18本)
- 面打ち10本を約5セット
普段から素振り1000本、切り返し1000本を継続している私は、切り返しについては問題なく乗り越えることができました。
しかし、面打ち10本の打ち込みが始まると、途端にきつくなりました。
剣道と長距離走では使う筋肉が全く違う
普段ランニングをしている私ですが、走っている時の心拍数は130-140程度なのに対し、剣道の足さばきをした時は160まで上がることを以前お話ししました。
これは何を意味するのでしょうか?
- 長距離走:惰性的な動き、持続的な有酸素運動
- 剣道:瞬発的な動き、インターバルトレーニング的な無酸素運動
つまり、剣道で必要な筋力・体力は、一般的な有酸素運動では鍛えられないのです。

体験から分かった「追い込めない」メカニズム
素振り1000本の効果と限界
日頃の素振り1000本により、切り返しは問題なくこなせました。
これは上半身の持久力と筋力が十分に鍛えられていたことを証明しています。
しかし、足の筋力・体力については不十分だったため、面打ちの打ち込みできつさを感じたのです。
きつい時に起こる「力のセーブ」現象
稽古中、私がとった行動は「力をセーブする」ことでした。
これにより
- 本来10の訓練効果が得られるはずが7程度でストップ
- 先を見越して力を抜く習慣が身につく
- 自分の地力向上の機会を逃す
最初の1-2セットは全力でやっていました
- できるだけ早く
- できるだけ細かく
- できるだけ強い打突で
- 抜けも早く
- 隣に負けないように
しかし後半になるにつれて、「まだあるな」という気持ちが芽生え、どんどん遅くなっていく自分がいました。
追い込み力を高める2つのアプローチ
外的要因:環境と仲間の力を活用
指導者の声かけや仲間との切磋琢磨は、追い込み力を引き出す最も効果的な方法です。
筋力トレーニングでも「ラスト1回!」と声をかけられると上がってしまうように、応援や競争意識は人の限界を超えさせる力があります。
実際の個別指導では
- 面打ち5本のタイム測定
- 最初:24秒 → 2回目:21秒 → 3回目:23秒 → 4回目:21秒 → 5回目:17秒
これは「早くしよう」という明確な意識と測定による可視化の効果です。
内的要因:基礎体力の底上げ
しかし、応援なしで自分一人でも追い込める「地力」を身につけるためには、基礎体力の向上が不可欠です。
なぜなら
- 体力に余裕がある → 最後まで全力で出し切れる
- 体力不足 → 「まだ20分もある」と力をセーブしてしまう
剣道で学ぶ人生に活かせる「追い込み力」
仕事での応用
これは仕事においても同じです。
きつい状況でもう一踏ん張りできるかどうかは
- 体力がある場合:「まだまだいける」「もう少し追い込める」
- 体力不足の場合:集中力が切れて「もう帰ろう」
剣道で培った追い込み力は、人生のあらゆる場面で活用できるのです。
メンタルと体力の相乗効果
今回の体験を通して気づいたのは、体力だけでも、メンタルだけでもダメだということです。
自分の強さを持つ気持ち + 基礎体力の両方があって初めて、きつくなった時にさらに追い込むことができるのです。
今日から始められる具体的改善法
基礎体力向上のための日常習慣
- 素振り1000本:上半身の持久力・筋力向上
- 切り返し1000本:全身の連動性と呼吸法の習得
- 足さばき特化の稽古:面打ち打ち込みなど下半身強化
メンタル強化の意識改革
「一歩でも成長する」「今より半歩先でも成長する」という意識を持つことが重要です。
「今きついけど、もう一歩だ。もう半歩頑張ろう」という気持ちで取り組むことで、確実に追い込み力が身につきます。
まとめ
剣道で「きつい時に追い込めない」原因は、心の弱さではなく基礎体力不足が主な要因です。
しかし、体力だけでも不十分で、「自分で追い込むぞ」という気持ちと基礎体力の両方が必要です。
この両方を兼ね備えることで
- 稽古での限界突破が可能になる
- 日常生活での追い込み力も向上する
- 真の成長につながる稽古ができる
記事のメリット・デメリット
メリット
- プロ剣道家の実体験に基づく具体的な解決法が学べる
- 体力とメンタル両方からのアプローチで効果的
- 剣道以外の分野にも応用可能な汎用性の高いスキル
- すぐに実践できる具体的な改善方法を提示
デメリット
- 基礎体力向上には継続的な努力と時間が必要
- 個人の体力レベルによって効果の実感に差が生じる可能性
- 指導者や稽古環境によって実践の難易度が変わる
最終的に、継続的な基礎体力向上と強い精神力の両立こそが、剣道における真の追い込み力を生み出すのです。
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