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なぜ剣道家は失敗しても心が折れないのか?その秘密を分析

このnote投稿は2025年2月3日voicyの音源の内容をもとに作成したものです。

今日は「梶谷彪雅のダメなところシリーズ」として、直近で起きた失敗談をお話しします。

結論から言うと、細かいチェックや確認作業の重要性を改めて痛感した出来事でした。

実は、私には大きな弱点があります。

それは

確認漏れが非常に多い

ということです。

事前確認や事前準備といった部分で、どうしても脇が甘くなってしまう傾向があります。

準備は「自分の中では完了している」と思い込んでしまい、そのことを忘れてしまうのが私の性格上の特徴です。

これが良くない結果につながることが多いのです。

目次

つながる剣道教室設立で起きた惨事

具体的にどんなことが起きたのか、実例をお話しします。

現在、「つながる剣道教室」という道場を設立するため、様々な書類準備を進めています。

先日、登記するために必要な書類として「定款認証」という書類の認証作業を完了させました。

認証もOKをもらい、今度は法務局に行って、それ以外の必要書類を作成する段階に入りました。

書類を一通り作り終えた時点で、私の頭の中では「完了した」という認識になっていました。これが最初の落とし穴でした。

データ移行の落とし穴

法務局に向かう前に、新しいパソコンが届いたため、データ移行作業を行いました。

しかし、法務局に到着していざ書類を印刷しようとした時に、「あれ?データがない」という事態に直面したのです。

データ移行したはずなのに、移行しきれていませんでした。

別府から大分まで、20分に1本の電車に乗って約10分、駅からさらに20分ほど歩いて法務局まで行ったのに、書類印刷すらできていない状況でした。

コンビニでの二度目の衝撃

「コンビニで印刷すればいい」と思い、コンビニに向かいました。

しかし、そこで発覚したのが「書類データ自体がない」という現実でした。

私の頭の中では「書類は完成している、後はコンビニで印刷するだけ」という認識だったため、事前確認も怠っていました。

結果として、家に一度戻ってから再度法務局に向かうという二度手間になってしまいました。

法務局での最終的な発覚

ようやく書類を印刷して法務局に到着した後、職員の方にチェックしていただきました。

実は法務局での手続きには事前予約が必要だったのですが、それも忘れていました。幸い、時間の空きがあったため対応していただけました。

しかし、チェックの結果、5箇所の修正が必要であることが判明しました。

特に「出席」の漢字が「出席」ではなく間違った漢字になっているなど、細かいミスが複数ありました。

結局、再度コンビニで印刷し直してから、ようやく提出完了となりました。

失敗を責めずに受け入れる思考法

自分を否定しないメンタルコントロール

このような確認漏れは、私の特徴として頻繁に起こります。

しかし、人間の本質的な部分は簡単に変わるものではないと私は考えています。

皆さんは自分自身の特徴を理解していますか?私は細かいチェックが苦手だということを認めています。

無理に180度変えようとするよりも、

まずは自分を認めてあげること

の方が重要だと思います。

チェックが漏れた時、私はいつも「また漏れてるわ」「またやっちゃった」という軽いノリで受け止めるようにしています。

本当はこの軽いノリではダメなのかもしれませんが、自分を責めることでどんどんネガティブな感情になっていくことの方が問題だと考えています。

ネガティブ思考の悪循環を断ち切る

以前は失敗するたびに「話すのめちゃめちゃ苦手だわ」「こんなこともできないわ」「社会に出て全然通用しないわ」といったマイナス思考に陥っていました。

「自分を変えなければいけない」「今のままじゃダメなんだ」と思い込むと、逆にメンタルがやられてしまいます。

だからこそ、認めてあげることの方が大事だと考えるようになりました。

「あー、よくないなやっちゃったな。まあいいか、俺いつもこんな感じだし、アハハー」

くらいの感じで乗り切るようにしています。

他者への影響を考慮した責任感

迷惑をかけることの重さ

ただし、自分だけの問題であれば良いのですが、今回のケースでは事前に書類を即達で送ってくださった方や、忙しい中対応してくださった法務局の職員の方など、多くの方にご迷惑をおかけしてしまいました。

このような場合は、心から謝罪し、「結果で返します」という姿勢で全力で対応することが重要だと思っています。

剣道指導にも活かせるメンタルコントロール

否定ではなく一緒に解決策を探す指導法

この考え方は、剣道指導においても非常に重要だと考えています。

「お前こんなことを言ったのに、こんなこともできない」といった否定的な指導ではなく、一緒に考えて解決策を探すアプローチを大切にしています。

自分が難しいと感じる部分から逃げるのではなく、うまく前向きに捉える方法を探すことにフォーカスします。

そして、自分が得意な部分、伸ばせる部分はさらに全力で突き詰めていくという姿勢が重要です。

本質を理解した上での成長戦略

人によっては、心配で心配でしょうがなく、何度も何度もチェックしないと落ち着かないタイプの方もいらっしゃると思います。

これも人間の本質的な特徴の一つです。

大切なのは、自分自身の特徴を理解し、それを活かす方法を見つけることだと思います。

無理に変えようとするよりも、特徴を認めた上で、どう対処していくかを考える方が建設的です。

まとめ:失敗から学ぶ前向きなマインドセット

今回の「梶谷彪雅のダメなところシリーズ」では、私の確認漏れという弱点と、それに対する前向きなメンタルコントロール方法についてお話ししました。

メリット

  • 自分の特徴を受け入れることでストレス軽減
  • ネガティブ思考の悪循環を防げる
  • 得意分野により集中できるようになる
  • 指導においても建設的なアプローチが可能

注意点

  • 他者に迷惑をかける場合は真摯な対応が必要
  • 改善努力は継続する必要がある
  • 軽く受け流しすぎると成長機会を逃す可能性

皆さんも自分自身の特徴を理解し、否定ではなく受け入れることから始めてみてください。

その上で、得意分野を全力で伸ばしていく姿勢が、剣道においても人生においても重要だと考えています。

定期的にこのような失敗談や人生の学びをシェアしていきますので、ぜひまた聞いていただけると嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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