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プロ剣道家を名乗る覚悟|批判との向き合い方

このnote投稿は2025年8月29日voicyの音源の内容をもとに作成したものです。

目次

「プロなのに…」と言われた日、僕が考えたこと

プロを名乗るのはそろそろやめたほうがいいかと。

YouTubeのコメント欄にこんな言葉が届いた時、正直びっくりしました。

そして、すごく悔しかったです。

でも実は、こういうこと言われるのって想定してたんですよね。

堂々と「プロ剣道家」って名乗り始めた時から、こんな風に言われることはわかってました。

だって、もし本当に嫌だったら最初から名乗ってないですから。

今回は、僕が「プロ剣道家」を名乗る理由と、その覚悟についてお話しさせてください。

もしあなたが「プロって何だろう」「批判されたらどうしよう」って悩んでいるなら、きっと何かヒントになると思います。

プロになると宣言してから3年-喜び・苦悩・葛藤・大きな壁を乗り越えたその先へ

プロの定義を見直してみよう

辞書的な意味でのプロとは

そもそも「プロ」って何でしょうか。辞書を引くと「本職とすること」「職業的」ってあります。

つまり、プロの剣道家っていうのは剣道を職業として生きていく人間のこと。

僕は他に会社員として働いているわけでもないし、剣道一本で生きているからプロ剣道家って名乗ってるんです。

警察の特練の方々も、朝練があって午前練があって昼過ぎから練習があってって聞きます。これも職業的ですよね。

もちろん剣道だけじゃなくて逮捕術とか柔術とか拳銃射撃とかいろんな術を習得する部分もありますが、ほぼほぼ剣道が給料の一部になって部署もあるそうです。(聞いた話ですが)

剣道界におけるプロの多様性

教員の方や実業団の方も、それぞれの形で剣道に関わって生きてますよね。

でも、剣道だけで生きている人ってまだまだ少ないんです。

ちょっと考えてみてください。

全日本選手権に出場できたらプロなんでしょうか。全日本選手権で優勝した人だけがプロなんでしょうか。

例えば道場で指導だけで生きている人はプロじゃないんですか。

八段の先生方とかでも、稽古会や海外派遣、審査の指導や審査員として剣道に携わることだけで生きている方っておそらくいらっしゃると思います。

じゃあそういう先生方はプロじゃないんでしょうか。「ただの八段」みたいな。

そんな風に言われたらすごく嫌じゃないですか。

僕はそういった人もプロとして生きていると言っていいんじゃないかなって思います。

選手としての実績だけが全てではない理由

例えば埼玉の実業団の橋本先生は45歳になっても全日本選手権に出場されてます。

これ、本当にすごいことですよね。

確かに昔の自分と比べたら変わりました。スピードも落ちたし、体力も筋力も全盛期とは程遠いって自分でも思ってます。

でもそれでも挑戦し続ける姿を見せるのが僕のやり方なんです。

僕は今出場できないかもしれないけど、諦めずに挑戦し続ければまだまだチャンスがあるってことです。あと18年ぐらいはね。

だからそんなにすぐに「プロやめろ」って言われる筋合いはないかなって思ってます。

批判との向き合い方

予想されていた批判と覚悟

実は今回の批判、想定済みといえば想定済みなんですよね。

こうやって堂々とプロを名乗る時から、こんな風に言われることっていうのは正直わかっていました。

確かに今の活動を見て、全日本選手権に出場できてない今の僕を見て疑問を持つ人はいると思います。

「なんだよあいつ、プロなんかじゃねえよ」って。

実際に世界大会とかでも活躍されている人から「プロなのに負けたの」みたいなコメントも来るんですよ。

でも、批判を恐れていたら何も始められないんです。

努力と変革、栄光〜挫折まで。全てお話しします。これはYoutubeを始めたばかりの時の動画です。

先駆者の経験から学ぶ

以前コメント欄で教えていただいたんですが、鈴木康太さんという方が僕よりも前にYouTubeでプロ剣道家を名乗っていたそうです。

でも心ないアンチコメントのせいでYouTube更新が途絶えてしまったって。

実は僕、クラウドファンディングをさせていただいた時に鈴木康太さんと出会ったことがあるんです。

まさにその話をしていて、僕よりも先に先駆けてやっていた方がいらっしゃるんですよね。

でもこうして、剣道普及しようとしてる人が叩かれてしまうっていうのは本当に悲しい世界だなって思います。

だからこそ、僕は批判に屈しないって決めたんです。

批判を成長の糧にする方法

今回の批判とか疑問の声っていうのは、時として自分を見つめ直すきっかけをくれます。

今回のコメントもそうでした。

自分の剣道を見直して、自分なりのプロとしてのあり方を改めて考える機会になりました。

もちろん僕の剣道自体を、これからまだまだ見直していく必要があることは間違いないです。

批判を否定するんじゃなくて、学びに変える。この姿勢が大切だと思うんです。

プロとしての覚悟とは

技術だけでなく覚悟が必要

プロって技術の高さだけで決まるものじゃないと思うんです。

もちろん技術は大切だけど、それ以上に大切なのはその道に対する覚悟

自分の人生をかけて、その道を歩み続ける覚悟。

失敗したとしても、批判をされたとしても、体力が落ちたとしても、それでもその道を歩き続ける覚悟です。

技術を磨き続けること、体力の限界と向き合うこと、そして剣道の未来を作っていくこと。

これら全てが僕にとってのプロの条件だと思います。

選手ではなく普及者としての道

ちょっと言い訳みたいになっちゃうかもしれませんが、僕は「プロ剣道家イコール選手としてのプロとして活動していきます」みたいなことは一回も宣言してなくて。

なんなら2年間ぐらい剣道から離れてのリバ剣で、僕はもう自分が剣道をして勝つというよりも、自分がプレイヤーとしてじゃなくてもいいじゃないかって気づいたタイプなんですよね。

もっと今までの経験を誰かに伝えたり、それによって剣道楽しいなとか、剣道続けようって思う人を少しでも増やせたらいいなっていうのでYouTube始めてるんです。

動画を作ることが仕事になった面もあるし、稽古会やVOICY、SNS投稿、個人指導もたくさんさせていただいてます。

こんな風に体が動けなくなっても、頑張っている姿で誰かに勇気を与えられたらいいなって思ってるんです。

未来を作るという使命

剣道だけで生きている人ってまだまだ少ないですよね。

だからこそ、僕はその道を作っていきたいんです。

僕は剣道で食べていくって決めたし、剣道を通して何かを伝えていくって決めてます。

最終的にはプロチームっていうのを作りたいし、億大会っていうのを作りたい。

次世代のために道を切り開く。これも僕にとってのプロの責任だと思ってます。

今日からできる「プロ意識」の持ち方

自分なりのプロの定義を持つ

他人の基準ではなく、自分の基準で生きるこれが一番大切だと思います。

「この道で生きていく」って決めること。覚悟を決めれば、周りの評価は気にならなくなります。

もちろん批判は悔しいし、悲しいけど、それで道を変えるわけじゃない。

あなたも、自分なりの「プロ」を定義してみてください。

それは結果や実績じゃなくて、どう生きるかっていう覚悟なんです。

批判を恐れず発信する勇気

出る杭は打たれる世界だからこそ、堂々とプロを名乗り続ける姿勢が大事だと思います。

ただそういう普及活動していく上で、僕が全くプレイヤーとして挑戦している姿を見せないっていうのも良くないなと思ったので、少しでも夢を持ってもらえるように、剣道だけでもそうやって挑戦している姿を見せることが大事だなと思って僕は今活動しております。

やっぱ剣道大好きなんですよね。その気持ちを、誰かの勇気になる可能性を信じて発信し続けてます。

挑戦し続ける姿を見せる

結果よりも過程が人を動かすって、僕は信じてます。

全日本に出られなくても挑戦を続ける。その姿を見せ続けることが大事なんです。

だから僕は、今日もプロ剣道家として生きていこうと思ってます。

昨日より少しでも成長した剣道、昨日よりも少しでも多くの人に勇気を与えられる姿。そんな剣道家であり続けたいと思っております。

でも動けるうちは動く剣道を僕はしていきたい。

怪我をして飛べなくなったら、飛べない剣道っていうのを学んでいくと思うんですよ。

その時はその時の剣道を見せればいい。

まとめ:覚悟を持てば、道は開ける

  • プロとは結果ではなく、覚悟と行動で決まる。技術の高さだけじゃなく、その道を歩み続ける決意がプロの条件
  • 批判は成長の糧になる。否定するんじゃなくて、自分を見つめ直すきっかけにする
  • 自分の道を歩み続けることが誰かの勇気になる。挑戦し続ける姿を見せることで、次世代に道を作る

その道で生きていく覚悟、結果に左右されない覚悟、批判に屈しない覚悟。

これがあれば、あなたも今日からプロです。

今日の話が、あなたの一歩を後押しできたら嬉しいです。一緒に、自分の道を歩んでいきましょう。

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