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試合前1ヶ月で劇的向上!プロ剣道家が教える実戦的練習法と勝利の秘訣

このnote投稿は2025年5月5日voicyの音源の内容をもとに作成したものです。

本日も皆さんに熱く学びのある放送をお届けできればと思っております。

昨日、彪進会in福島の第2回目が開催されました。今回は小濵さんという方(前回の福島に参加された方)が、会場取得から交通費、宿泊費まで全てご負担いただき、40名の参加者で充実した稽古を行うことができました。

30名から40人に増やして稽古を行い、めちゃめちゃ楽しかったです。

なぜ楽しいかというと、学ぼうとする気がある人が集まるので、やっぱり熱量が高いんですよね。

目次

試合前1ヶ月で結果を出す剣道練習法

今回の彪進会では、試合がもうすぐ始まる方々(今月末や6月頭に試合がある方)に向けて、この1ヶ月間でどのような練習で仕上げていくかというところをお伝えしました。

体力強化より技術精度を重視する理由

正直、この1ヶ月で筋肉を増強してスピードを劇的に上げるのは難しいです。

しかし、できることはあります。

筋力をつけるというよりも、筋持久力を高めたり、スピードを速くさせたりすることは十分可能なんです。

そこを中心に、今できること、この1ヶ月間であと1ヶ月どういったところを自分で意識しながら練習できるかをお伝えしました。

円の足さばきが試合で威力を発揮する秘密

全日本都道府県で優秀賞をいただいた際の調整方法もお伝えしました。

まず体力がないということで体力トレーニング、つまり走ることから始めました。

しかし、ここで重要な発見がありました。走ったとしても心拍数は130ぐらいにしかならないけど、円の足さばきだと150から160になるんです。

つまり、体の作り方が全然違うということです。

これにより、円の足さばきの重要性を改めて認識し、そこを重点的に練習しました。

実戦で使える足さばき技術の習得方法

足さばきで相手の攻撃をさばく練習法

円の足さばきは常に動き続けることが基本です。

片方が打たせない、片方が取りに行くという、ちょっと実践的な練習を行いました。

その中で重要なのは足でさばくということです。

足が止まってしまうところを打たれてしまうから、足でさばくことを意識するために、竹刀を持たずに足だけでさばく練習も取り入れました。

地稽古での技の決め方が勝敗を分ける

午前中の実践練習では、基本うちの中でできること、キレの出し方や反発のさせ方を重点的に指導しました。

地稽古をいきなりやらせた時に、どうしても面や小手で中途半端になってしまう人が多いんです。

そこで重要なのは

  • 小手を打った後の寄せ方、決め方
  • 面を打った後の決め方

これができるかできないかだけで、全然見え方が違います。

その違いを実際に見せながら練習し、もう一回それを練習した上で普通の技の練習をやると、うまくできるようになるんです。

重要なのは、練習したことを地稽古ですぐに転用できるかどうかです。

これができない人は、やっぱり試合でも同じようにうまく対応できません。

引き技と応じ技の効果的な指導法

午後からは技練中心で行いました。

午前中は試合全体の集中するべきポイントを練習し、午後からは細かい技術指導として技の練習を実施。

午前中に前技をやったので、午後は引き技と応じ技を主にやりました。

引き技成功に必要な3つの要素

引き技で大事になるポイントは3つです

  • 打突力、踏み込みの力、重心の乗せ方
  • 下がるスピード
  • 変化技とタイミングずらし

踏み込む力は、重心をうまく乗せることができたら自然と強く踏み込めるので、セットで考えることが重要です。

普通の引き技を打つのはだいたいみんなできるんですよ。

だけど、やっぱり変化技、タイミングずらしや崩しといった、ちょっと高難易度な技になってくると難しくなります。

残りの1ヶ月では、相手が打たない場面での狙うポイントをお伝えし、下がるスピードの強化方法も取り入れました。

これは今回初めて行った練習法です。

小中学生への感覚的指導アプローチ

最後は応じ技ですね。

特に今回は小中学生メインだったので、応じ技に特化するならば、真ん中に一人立って、連続で応じ技で小手などを何回も打つという感覚トレーニングを行いました。

これができると

  • 次の準備までが早くなる
  • 動きの中でしっかりと相手の小手を見ないと当たらない
  • 作りの速さ、次の準備からの打突の精度

こういったところを感覚的に身につけることができます。

やっぱり小中学生はこういった感じで感覚で身につけさせた方が、より早く習得できるんです。

どういった練習かは、高森中学校の練習を見るとわかりやすいと思います。

真ん中に一人立って連続でという感じで練習を行いました。

実戦経験を積む勝ち上がり練習

最後に勝ち上がり(勝ったら上がれる、負けたら下がる)で、相掛かりからの一本勝負を実施。

一番上のグループに残った人の勝ち残りで、最後2人だけ梶谷彪雅と試合するという形で1日が終了しました。

やっぱり時間がものすごく一瞬ですね。10時から実質技の練習を2時間、13時からは3時間(最後の1時間は稽古)やって終わりという感じです。

5時間って結構長いように思えますが、もう一瞬で終わるし、全然まだまだ伝えたいこともたくさんあります。

時間内で終わらせないといけないので、できるだけ伝えることは伝えて、あと1ヶ月、もうこの1ヶ月は本気で死ぬ気で取り組めと、自主練習も当たり前ぐらいの勢いでお伝えしました。

継続的な成長と指導への想い

きついという人もいましたが、まあそりゃそうです。

きついのは当たり前なんですが、それを日頃からできる人、やろうと思っている人がやっぱり伸びると思います。

何もやらないで挑戦した人はもちろん負けてしまうでしょうし、勝てる可能性がある人というのは日頃からやってる人だと僕は思っています。

彪進会に3回、4回と参加して、実際に試合で結果を出している人もいるので、着実に成長しています。

回を重ねるごとにちょっとずつ成長しているのはすごく嬉しいですね。

もちろん成長してない人には厳しく指導します。「お前やってねえだろう」と言って、やってないとすぐわかるからです。

でも、そうして頑張って強くなってる人がいるから、めちゃめちゃ嬉しく思っております。

本当に今回も参加してくださった皆さん、そしてオバマさん、本当にありがとうございました。

まとめ:試合で勝つための実戦的練習法

今回の彪進会in福島第2回目では、試合前1ヶ月の効果的な練習法を中心にお伝えしました。

読者の皆さんが得られる内容は以下の通りです

記事で得られる知識と技術

  • 試合前1ヶ月の具体的な調整方法
  • 円の足さばきの重要性と実践法
  • 実戦的な足さばき技術
  • 引き技習得のための3つの要素
  • 地稽古での技の決め方
  • 小中学生への効果的な感覚的指導法

メリット

短期間で実戦的な技術向上が可能

試合で使える具体的な足さばき技術が身につく

引き技と応じ技の効果的な練習方法がわかる

年代別の指導アプローチが学べる

プロ剣道家の実際の指導経験に基づいた内容

デメリット

1ヶ月という短期間での劇的な筋力向上は困難

高難易度な変化技の習得には時間がかかる

継続的な自主練習が必要

指導者の熱意と厳しさが求められる

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