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レギュラーがくじ引きで決まった時の対処法|悔しさを力に変える3つの視点

このnote投稿は2025年8月28日voicyの音源の内容をもとに作成したものです。

目次

部活のレギュラー決めで悔しい思いをしたあなたへ

部活のレギュラー決めで理不尽な経験をしたことはありませんか?

先日、「ありえない!レギュラー決めがくじ引きなんて」という放送をさせていただいたところ、たくさんのコメントをいただきました。

今回は、そのコメントを紹介しながら、悔しい経験を次にどうつなげるかを一緒に考えていきたいと思います。

僕が伝えたいのは、批判することではありません。

ただ愚痴や不平不満を言っても、何も変わらないんですよね。

今回の経験を次につなげること、これが一番大切なポイントだと思うんです。

個人指導:参考例動画はこちら

視聴者から届いた声:レギュラー決めの理不尽

環境を変える勇気の大切さ

山形県道サークルの岸さんから、こんなコメントをいただきました。

「必死に頑張ってきた結果がくじ引きで決まるのは悔しいですね。どんな競技でも実績でしか語れない部分もありますし、理不尽は絶対にあることで、我慢しないといけない場面も出てくると思います。」

そうなんですよね。

理不尽って、どんな環境にも必ず存在するんです。

ただ、岸さんが書いてくださったように、「強くなれる環境、適正な環境を求めていく勇気は本人のやる気だと思います」っていう考え方が、めちゃめちゃ大切なんですよね。

環境を変えるのは非常に難しいことです。

でも、今後、自分がどんな環境を求めていくかっていう本人の意思が、未来につながるんです。

平等と公平の違い

らっこさんからは、こんなコメントをいただきました。

「練習試合ならまだしも、大切な大会のレギュラーをくじ引きですか。誰がレギュラーになっても勝てるくらい層が厚いか、勝負を捨てているかのどちらかだと解釈しています。平等ですが公平ではありません。」

これ、本当にその通りだと思います。

くじ引きって、確かに平等なんですよ。

誰にでも同じチャンスがあるっていう意味では。

でも、努力してきた子と、そうでない子が同じ確率でレギュラーになれるっていうのは、公平じゃないですよね。

らっこさんは、「指導者の方にはぜひ頑張っている子を見極めていただき、子どもたちの努力や熱意に報いるよう、人選の責務を放棄しないでいただきたいです」とも書いてくださいました。

全員が納得していればいいんですが、僕たちは他人なので、口を挟むことはできません。

ただ、もっとやり方はあったんじゃないかって思うんですよ。

生徒同士で決める難しさ

よしこさんからは、こんなコメントをいただきました。

「普通にありえないと思います。生徒同士でレギュラー決めをさせてはいけない」というコメントをいただきました。

確かに、指導者がいない状況で、生徒同士で決めないといけないチームも出てくると思うんです。

でも、それにしても決め方があったんじゃないかなって思うんですよね。

例えば、一応中高一貫校なんですよ、今回のケースは。

高校も剣道部があって、そこそこ力がある高校だと僕は思っているので、そこにアドバイスを求めることもできたんじゃないかなって。

あるいは、部員全員で部内戦をやって、上位5名が選手になるとかでも良かったじゃないですか。

大会なんで、力の勝負なんですから。

もちろん、ちゃんと監督がポジションごとに、「こいつはこっちの方がいい」とか「このポジションの時の方が力が出る」とか、流れがいい時、悪い時はこいつが変えてくれるとか、いろいろあるんですよね。

そこは指導者の最終的な判断、力量になってくるんですよ。

だけれども、その指導者がいないっていうところを仮定しても、くじ引きじゃなくても良かったんじゃないかなって思います。

理不尽な経験をどう次につなげるか

大人になったときの環境設計

一生懸命さんからは、こんなコメントをいただきました。

「メンバーから外れた子はとても悔しい経験だったことでしょう。

その悔しさをバネにさらなる高みを目指してほしいですし、理不尽なことを自分がしない成人に成長していただけたら、周りの人たちが少なからず幸せになってくれると思いました。」

そうなんですよね。

大人になった時に、そういう風にならない環境設計をするっていうのも、成長する過程だと思うんですよ。

今回、レギュラー決めがくじ引きっていう非常に悔しい経験をしたと思います。

でも、それを次にぜひつなげていただきたいんです。

一生懸命さんは、「民衆同士、争いをさせるよう仕向けられていることに気づき、調和の取れる世の中にしていく行動をしてくれることを切に願います」とも書いてくださいました。

今の悔しさが、未来の行動指針になるんです。

魚を与えるのではなく釣り方を教える

ちょっと話が変わるんですけど、僕、中学生だったり小学生の個人指導のご依頼がめっちゃ多いんですよ。

で、個人指導って、本当にこう、今使える技術だけじゃなくて、どうすればその技につながるのかっていう根本的な指導を心がけているんですね。

魚を与えるんじゃなくて、魚の釣り方を教えるみたいなイメージです。

魚を与えたとしても、それ食べたらなくなってしまうじゃないですか。

でも、魚の釣り方を教えると、その先の工夫とかもできると思うんですよね。

時間がないと、どうしても答えが優勢になってしまって、パパパッと進んじゃうこともあるんですけども。

その経験から、次どういう風にしたらそうできるんだろうかっていうところにつなげるのが一番の目標なんですよ。

そうすると、高校になっても大学になっても、その知識っていうのは生きてくるんです。

例えば、構えが今まで上がってたけど、前を崩さないようにしようっていうのも、その考え方の基礎知識があると、工夫できると思ってるんですよ。

悔しさをバネに変える力

経験を無駄にしない姿勢

愚痴や不満では、何も変わらないんですよね。

だから、今回の経験を次に活かすっていうことが、僕は一番大切だと思うんです。

実は、僕が個人指導をさせていただいている子の中に、中学校で本当は剣道やめようと思ってたっていう子がいるんですよ。

だけれども、その子が、高校ではバイトしてでも梶谷先生を呼びたいっていうふうに言ってくれてるんです。

もう、そう言ってくれるだけでも本当に嬉しいなっていうふうに思います。

悔しい経験こそが、成長の種になるんです。

自分のチームならどうするか考える

今回の「くじ引きレギュラー決め」について、僕たちは他人なので、直接口を挟むことはできません。

でも、学びは得られるんですよね。

自分のチームだったらどうするか、今後、人生において同じ場面に遭遇したときどうした方がいいのか。

この先につなげるために、今回の経験を自分ごととして考えることが大切なんです。

皆さんね、「くじ引きいいじゃん」っていうコメントはもちろんないですよね。

当たり前といえば当たり前なんですけど、「そういう発想あったのか」っていう感じです。

何が伝えたいかっていうと、この経験を次に活かすっていうことなんです。

まとめ:悔しさを未来の力に変えよう

  • 理不尽は必ず存在するが、環境を変える勇気を持つことが大切
  • 平等と公平は違う。努力に報いる仕組みを考えよう
  • 今の悔しさが、未来の環境設計につながる

今回の経験を無駄にせず、次に活かしていきましょう。

あなたが大人になったとき、理不尽なことをしない人になれたら、周りの人たちが少しずつ幸せになっていくはずです。

今日からあなたも、悔しさをバネに一歩を踏み出してみてください。

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