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斧を研げ—時間より集中で成果を出す方法

このnote投稿は2025年10月27日voicyの音源の内容をもとに作成したものです。

目次

斧を研げ—時間ではなく集中で切り抜ける

本日は「研がれた斧で木を切るか、錆びた斧で木を切るか」というテーマでお話しさせていただきます。

もし時間をかけるほど成果が出るのが真実なら、残業している人は全員、最も成果を出しているはずですよね。

でも現実は違います成果を決めるのは時間の量ではなく、集中の密度なんです。

成果は時間ではなく集中の密度で決まる

木こりの斧の例から学ぶ準備の重要性

一本の木を前にした木こりを想像してみてください。

●Aさんは朝から晩まで斧を振り続けます。でも斧は鈍い、つまり研がれていないんです。

●一方、Bさんは最初の30分を斧を研ぐ作業に使って、次の60分で木を切り倒します。

どちらの方が早いか、答えは明らかですよね。研ぐ時間が最短距離を作るんですよ。

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走るよりも原付を買う発想

例えば、できるだけ遠くに行くレースがあるとします。めちゃめちゃ遠くに行った方が勝ちというレースです。

いきなり走り出す人と、2日間働いて原付を買って免許を取る人がいたとしましょう。

原付の免許は最短1日で取れますから、あとはひねるだけです。もちろん走り出すのは走った方が早いですよね。

でも、遠くにめちゃめちゃ行く勝負であれば、あとはひねるだけの方が楽じゃないですか。楽だし、途中で追い抜かすこともできますよね。

集中は点で力を入れると貫通する

なぜ集中が成果を決めるのか。

それは力は点で入ると貫通するからなんですよ。

バスケットボールをゆっくり壁に押し当てても壁って割れないじゃないですか。

でも尖ったピッケルみたいなもので叩いたら穴が開きますよね。1点を突けば壁って穴が開くんです。

これは仕事も同じで、広く薄く10時間よりも、狭く深く90分の方が刺さるんですよね。

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長時間作業が判断の質を劣化させる理由

疲労が意思決定を雑にする

それから判断の質も疲労で劣化していくんです。

長時間の作業っていうのは意思決定を雑にしていって、やり直しを増やしていきます。

結果的に時間は増えているのに前進距離は縮むんです。

これは多くの人が経験していることじゃないでしょうか。

ミーティングの時間と成果の関係

これはミーティングとかもそうで、30分のミーティングですってなったら、めちゃめちゃ充実するんですよ。

でもこれが2時間ですってなったら、いろんな他の議論が増えて、必要のない議論まで増えて、結果的に30分と2時間の議論がほぼ同じ成果だったりするわけです。

なので判断の質っていうのは、時間が長ければ長いほど劣化していって意思決定が雑になっていくっていうことも大切なポイントです。

ポモドーロタイマーで脳のスイッチを入れる

そして人の脳は区切りでスイッチが入るんですよね。

私はよくポモドーロタイマーで仕事をやるようにしているんですけれども、30分やって5分休憩。

最初は30分だと私は短くて、逆にもう1回スイッチ入れるのに時間がかかっちゃったりするから、50分やって10分休憩とか、1時間やって10分休憩みたいな感じでスイッチを決めています。

常に集中し続けるんじゃなくて、集中して少し休憩して、集中して少し休憩してみたいなことを繰り返すんです。

これは剣道でもそういったトレーニングがあって、インターバル走がそうですね。

20メートル本気でダッシュして、30メートルジョギングして、20メートル本気でダッシュして、30メートルジョギングしてみたいな。

インターバル走をすることによって、短距離プラス集中して最大出力の筋力も鍛えながら、体力も鍛えられるっていうトレーニング方法があります。

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質と量の関係—最初に努力して斧を研げ

素振り10本と1000本、どちらが成果を出すか

集中してやりますってなるんですど、集中してやることはすごく大事なんですが、例えば素振りの時に質と量がどっちが大事ですかっていうと、今の話からすると質じゃないですか。

長い時間1000本ぐらいかけて、1000本、2000本、3000本ってやると、だいたい1000本でも30分かかる人はかかるでしょう。

早い人だと15分とかで終わるかもしれませんが、その15分から30分の時間をもっと短く集中して10本にしますってなった時に、10本の人と毎日1000本振っている人と、どっちの方が成果が出るのかっていうところですよね。

これは結構難しいポイントなんです。

最初の1年間で3000本振り続ける意味

筋肉の成長って基本的には筋肉痛になる、要は筋繊維を壊して、そこから修復する時に大きくなっていくんですよね。

早く振る感覚を身につけないといけないっていう中で、10本ってまだ剣道を始めたばかりの人だと、全然早く振る感覚が分かんないんですよ。

どうやったら早く振れるかっていうのを、まず身につけないといけないわけですよね。

ここで大事なのが、最初に努力をするっていうこの考え方ですね。

要は剣道を始めたばかりの時に、毎日集中した10本ではなくて、最初に1年間毎日3000本振り続けるんですよ。

最初は音が鳴らなかったところから、毎日3000本振って、ただ振るだけじゃなくて、その中でも本気で一生懸命毎日振るんですよ。

早く振れるようにどうすればいいかっていうのを考えて、毎日毎日やって1年間経つ。

そしたらその1年間でつけた筋力、スピードっていうのが、今度1000本で良くなるんですよ。

3000本やるんじゃなくて、1000本にして、1000本を本気で振れるようになったら、他の下半身トレーニングとか体幹トレーニングに時間を割けれますよね。

四角い石を丸くする努力の積み重ね

ちょっとイメージしてみてほしいんですけれども、四角い石があったとしましょう。

四角い石を毎日蹴り続けるとどうなるかっていうと、だんだんだんだん丸くなっていくんですよ。

でも最初の四角い石っていうのは転がりにくいんですよね。勢いっていうのがないんですよ。

でも丸くなった石っていうのは勢いよく転がっていくんです。

それと同じ考えで、最初は荒削り、全然前に進まない、うまく振れないかもしれないけど、努力しまくらないといけない。

だから前も言ったかもしれないんですけど、努力っていうのはできるだけ早い方がいいよっていうお話をしたことがあります。

努力は早い方がいい—習得スピードを上げる原理

早く始めることで応援と時間を味方にする

今、私もそうなんですけれども、50歳、60歳になってYouTube活動、剣道普及やるぞって言われても、おそらく今ほど応援してくれる人もいないかもしれないですし、新しい世代の人が多分出てきてると思うんです。

だからこそ誰もやってない今、やり続けることに意味があると思いますし、今頑張っておかないと時間が長引いてしまう、成長するのに時間がかかってしまう。

だから今全力で仕事に取り組んでいくっていうのが大事だと私は思っています。

ピアノ習得から学ぶ習得スピードの加速

その積み重ねですね。一点集中で積み重ねることによって、質っていうのは高まっていくので。

この前YouTubeでも見たんですけど、ピアノを1から始めますと、数時間を使ってやっていきますみたいな動画が上がってたんですけど、最初全くうまくいかなくて、最初の1曲目が弾き完了するまでにすごい時間がかかった。

でも2曲目、3曲目になってくると、指の動きがなんとなく慣れてきて、2曲目、3曲目、4曲目ってなればなるほど、その1曲の習得が早くなると。これもまさにそうですよね。

最初は時間かかるけども、最初に一生懸命頑張ることによって、どんどんどんどん習得スピードが上がっていくという感じです。

剣道・仕事・勉強すべてに共通する原理

これは仕事だけに限らず、剣道もそうですし、剣道だけじゃなくて勉強とかもそうだと思うんですよね。

もちろん遅く始めたからって成果が出ないわけじゃないんです。

でも早く始めて、できるだけ短期間で全力で取り組むっていう方が、私はいいんじゃないかなって思っております。

一点集中で積み重ねることによって、質っていうのは高まっていきます。

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まとめ:斧を研げば、未来が変わる

  • 成果は時間ではなく、集中の密度と準備で決まる—鈍い斧で長時間振るより、研いだ斧で短時間で切る方が圧倒的に効率的です。
  • 最初に努力して基本を身につけることで後が楽になる—四角い石を丸くするように、最初の荒削りの時期にこそ全力で取り組むことが大切です。
  • 早く始めて一点集中で積み重ねることで習得スピードが上がる—ピアノの習得と同じように、最初は時間がかかっても、2曲目、3曲目と進むうちに加速していきます。

なので今回は、まず斧を研げと、集中して切り抜けと、研がれた斧で木を切るか、錆びた斧で木を切るかによって全然結果変わってきますよというテーマでお話しさせていただきました。

今日から斧を研ぐ時間を作り、集中して取り組んでみてください。量をこなして質を高めて磨いて、切り抜きましょう。

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