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運の正体とは?剣道家が語る偶然を必然に変える思考法

このnote投稿は2025年1月31日voicyの音源の内容をもとに作成したものです。

目次

学べること

  • 運の正体:偶然の中に潜む必然の法則性
  • 思考転換術:不運を好機に変える実践的メンタル法
  • 剣道哲学:武道から学ぶ人生を切り開く精神力
  • 感謝の心:支えられる人生への気づきと神様観

読者対象

  • 運が悪いと感じている方:現状を好転させたい人
  • 剣道・武道関係者:精神面の強化を求める選手・指導者
  • メンタル強化希望者:逆境を乗り越える思考法を学びたい人
  • 人生哲学に興味がある方:深い思考と実践的智恵を求める人

あなたは運が良い?それとも運が悪い?

皆さんは運が良いと思いますか?それとも運が悪いでしょうか? 少し目をつぶって、最近起こった出来事を振り返ってみてください。

「あー、これめちゃくちゃ運が良かったな」
「あー、これめっちゃ運悪かったな」

というところを探してみてください。
いかがだったでしょうか?

最近運が良かったこと、「あー、これは良くなかったな」ということが思い浮かんだでしょうか?

私たちは予期せぬ成功や成功体験、それから幸福。逆に不運に見舞われてしまうこともあると思います。

このような出来事を「運」と呼ばれるもので考えがちなのですが、その運というのは果たして偶然の産物なのか?

それとも私たちが意識せずとも自分から生み出しているものなのか?

 運の正体について、その本質を考えてみると面白そうだなと思って、私なりの考え方をお話しさせていただきたいと思います。

運は偶然か?必然か?剣道家の見解

偶然という言葉だけでは片付けられない運の法則

例えば宝くじに当選する偶然、素晴らしい仕事に恵まれるという状況を「運が良い」という方がいると思います。

一方で挫折や失敗を「運が悪い」と捉えることもあると思います。

しかしながら、運というのを偶然という言葉だけで片付けてしまうのは少し早いかなと思います。

心理学や行動学といった観点から見ると、

運にはいくつかの法則や傾向が存在してい

そうです。

私は行動科学や心理学は全く分からないのですが、結論として

運とは偶然の中に潜む、
必然というイメージですね。

私が実践する思考転換術

ちなみに私は運がめちゃくちゃ良いと思っています。

というか、これは考え方次第だなと思っていて、考え方の転換をよくするんです。

どんなに悪いことがあってもプラス・ポジティブに転換するようにしています。

今回めちゃくちゃ大きな怪我をしてしまったけれども、結構客観的に見れたりとか、

  • 足を怪我したんだったら、足以外の上半身をめちゃくちゃ鍛えるチャンスだな
  • 腰を怪我してしまったんだったら、体幹は鍛えられないけど下半身だったらめちゃくちゃ鍛えられるな
  • 逆に握力とか細かい足の指の力を鍛えるべきなんだという課題を、私は与えてもらっている

というような気がして、そこをめちゃくちゃ努力するんですよ。

実戦で学んだ運を味方にする方法

大会での逆境を好機に変える思考法

自分自身の失敗体験はたくさんあるのですが、その時に「運が悪いな」という言葉だけで片付けてしまうと何も変わらないと思っているんです。

やはり先ほど言ったように偶然の中に潜んでいる、つまりは偶然のように見えていても、その背景は自分自身の行動や選択、準備というものが影響してくるんですよ。

逆にその偶然に左右される人生だけじゃなくて、自らの手で切り開いていくことが可能なんじゃないかなと思っています。

例えば、ある大会に出場した時にめちゃくちゃ強い、もう100%負けそうな相手と当たった時に、

 運が悪いパターン:
「うわぁ、俺運が悪いなぁ」と思うのか 

運を味方にするパターン:
「うわぁ、1回戦から優勝候補か!これはビッグチャンス!この相手に勝てば俺が優勝できる可能性があるじゃないか。

どの道戦うんだったら、1回戦からでも相手にとって不足なし」と思うのか、挑戦する気持ちで挑むのか。

心の在り方によって、試合のパフォーマンスも変わってくると思います。

準備力が運命を決める

運命を決めるのが事前準備だったりするわけですよ。

事前準備のイメージできていて、1回戦から強い相手と戦う可能性があると思いながら行動している人は、試合当日で力を発揮することができる。

これって運が悪いのか良いのかというよりも、

自分が強い相手と対戦した時の解決策を持っているか、持っていないかの方が重要です。

その解決解決策によって、勝利という運命を切り開いていくことも可能じゃないですか?

運が悪かったものを逆にプラスに捉えて、運を良くすることが重要です。

強い相手と戦ってもラッキー1回戦から倒せる可能性があると考えることもできます。

人生の波を乗りこなす剣道哲学

マイナスをプラスに転換する力

これがポジティブシンキングとかよく言われるかもしれませんが、運がどれだけ悪いと感じたとしても、それは神様からのお告げみたいな感じに捉えて、プラスにしていくことで、私は人生全体がものすごくプラスに好転していく気がしています。

人生というのはもう本当にずっと右肩上がりというのはあまりないと思うんですけど、人生今50点だとした時に、へこんで30点まで落ちてしまった時に、50点を超えられるかが大事だわけですよね。

人生今50点だとした時に50点に戻るというぐらいでも良いんですけど、このマイナスになった時に「今チャンス」だと逆にこれをプラスに捉えて、「今までの僕を超えていくぞ」という考え方は私めちゃくちゃ好きです。

支え合う仲間の重要性

私もすぐ落ち込んでしまうし、すぐメンタル的にやられてしまうことがあるんですけど、その時にプラスに考えて行動してくれる仲間がいると、私は非常に心強いというか、もう乗り越えていくことができるような感じですね。

中学の時も本当に練習に行きたくないと言って、1週間稽古に行ってない時もありました。でもそれをプラスに捉えるというか、みんなが何か言ってくるわけでもないんですよ。

寮生活をしていて、「お前、練習来いよ」って普通言うじゃないですか。でもそっとしてくれていたりするわけなんですよね。

でも私はその練習行きたくないという思いの中で、「このままじゃ良くない」と思って、何か床掃除をしたり寮掃除をしたり。別に何もしてなかったわけではないんですよね。

トレーニングとかももちろんしてましたし。 プラスに変えてくれる仲間、今でこそ自分である程度コントロールできるようになってますが、やはりなかなかできるようなことじゃないじゃないですか。

特に子供、自分がそういう考え方を持っていない状態ってなってくると、なかなかプラス・ポジティブに考えることって、感情コントロールするってすごく難しいことなので。

いまだに私も本当にすごく1ヶ月ぐらい落ち込んでしまうこともあるんですけど、「これはめちゃめちゃチャンスだと思いますよ」って言ってくださる仲間がいるからこそ、私は今があるなって思うんですよね。

神様と感謝の心 – 剣道家が見つけた真理

突然の質問:神様って信じますか?

ちょっと急なんですけど、皆さんは神様って信じますか? 別に何も宗教とか入ってないし、日本はそういったものないじゃないですか。でも神様信じるよっていう人もいると思いますし、別に神棚とかにお参りする人もいるでしょう。

神社を行く人もいるでしょう。全く神様を信じないっていう人もいるかもしれません。神社にも行かないし、何かを拝むこともないしっていう人もいるかもしれません。

人それぞれだと思うんですけど、じゃあ自分の子供が、自分の親が若くして死んじゃいそうだ。手術をしています。確率は5分5分。

その時あなたはどうしますか? 人生においてものすごく不運に見舞われた時、あなただったらどうしますか?ちょっと頭の中でイメージって考えてみてください。

数え方に隠された深い意味

動物って1匹とか2匹とか3匹とかって数えると思うんですけど、牛とかって1頭2頭っていうように数えますよね。鳥だったら1羽2羽って数えると思うんです。 これって死ぬ時、死んだ後に残るものというのを表しているそうで:

  • 牛だったら頭が残るから1頭2頭
  • 鳥だったら羽が残るから1羽2羽
  • 魚だったら死んだ後に尻尾が一番最後に残るから1尾2尾

って言うそうなんですよね。 じゃあ人は?って言うと1名2名って呼びますよね。

これは死んでも残るものが名前だということで、人は名前が残るから「1名の方が亡くなりました」っていうように言いますよね。

じゃあ神様ってなんて呼ぶか知ってますか?それが一柱二柱っていうように呼ぶんですよね。

心の中に宿る神様

これ聞いた時に「あれ?」って思いません?神様ってずっとこう残り続けるみたいなイメージだと思うんですけれども、何が残るんだろうって疑問に私も最初思ったんですが、私たち一人一人に宿っているもの、つまり心ですよね。

心って「心」とも言うし「神」とも言うし、神様の方に一人一人に宿っている。本当の意味で私はあまり理解していないなっていうように思った時に、この話を聞いて、「じゃあ本当に神様がいるんだったら、なんでこんな風に不運に見舞われるんだろう」って思うじゃないですか。

「なんで怪我しちゃうんだ、この大事な時に」って思うじゃないですか。 でもそれって、さっき言ったようにもう祈るしかないような状態。明日試合なのに怪我した状態。

その時に私一人で乗り越えられるっていうことはまずなかった。誰かしら支えてくれてたし、誰かしら応援してくれてたし。

みんなに支えられている人生への気づき

私が本当に強くなりたいとか、本当に何かを達成したいって思った時も、誰かしら「お前がそういった気持ちだったら一緒にやりたい」って言ってくれる人とかもいたし、それで実際にやってみたら「頑張ってください」って言ってくれる人もいたし。

私自身が全くみんなのことを知らないわけじゃないですか。みんなは私のこと知ってても、私自身が全員の顔を分かって名前を知ってっていうわけじゃなくて、「頑張れ」「応援してるよ」って言ってくれるそんな人までいる。

つまり、みんなから私は支えられている。いろいろな人から私は支えられている。みんなの支えがなければ、私は一本の柱で支えないといけない。だからそんなことは無理だ。 

みんながいるから、私が倒れそうになった時、みんなが支えてくれて、もう一度立ち上がる支えになること、柱になることができる。

だから私は皆さんに支えられているということを思って、みんなの人の心の中に神様がいると思って感謝しなければいけない、手を合わせなければいけないなって思うんです。

運を味方につける実践的メソッド

神様との向き合い方

神様って本当にいるの?って疑問に思うと思うんですけど、みんなの心の中に神様がいて、私のことを支えてくれる人、それから大好きな人、そういった人の心の中に神様がいるんであれば、そういった風に考えるんであれば、私は神様って信じることができるなって思うんですね。

すっと腑に落ちるというか。 皆さん本当に信じるものってたくさんあると思いますし、何も信じないよっていう人もいると思うんですけど、こんな風に考えることもできるんじゃないかなって思った考え方の一つを紹介させていただきました。

なので、神様って依存するわけでもないし否定するわけでもないで良いと思うんですよね。

「ここに絶対に行かないといけないな」とか「この考え方が全てだ」ではなくて、みんなの心の中にあって、いろんな人から支えられているよっていう形で、別にそれを否定する必要もないと思いますし。

私も皆さんの心の中に、全員の考え方はいろいろあって良いと思うので、感謝の心、感謝の気持ち、それを絶対に忘れず、これからも挑戦して頑張って生きていきたいと思います。

まとめ:運の正体を知り人生を切り開く

記事で得られる内容

本記事では、世界的剣道家・梶谷彪雅の実体験を通じて以下の内容を学べます:

  • 運の正体の解明:偶然の中に潜む必然性の理解
  • 思考転換術の習得:不運を好機に変える実践的メソッド
  • 剣道哲学の応用:武道精神を日常生活に活かす方法
  • 感謝の心の養成:支え合いの力と神様観の深化

メリット・デメリット

メリット

  • 逆境を好機に変える思考力が身につく
  • 準備力と行動力が向上する
  • 感謝の心が深まり人間関係が良好になる
  • メンタル強化により挫折に強くなる
  • 剣道家の実体験から学べる実践的智恵

デメリット・注意点

  • 思考転換には継続的な練習が必要
  • すべての状況に当てはまるとは限らない
  • 仲間やサポート体制の重要性を理解する必要

あなたは運が良いですか?それとも悪いですか?この問いから始まった今回の話は、スピリチュアル的な心の話、運の話、神の話にもなりましたが、考え方次第で人生は大きく変わるという真理をお伝えできたでしょうか。

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。皆さんにとって最高の一日になりますように。

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