なぜ読むだけでは成長できない?朝読書×行動の科学



読書が苦手だった僕が、朝読書を続ける理由
正直に言います。僕、文字を読むのがすごく苦手でした。
小学校の頃から勉強は得意じゃなくて、本を開くとすぐに眠くなるタイプだったんですよね。
でも今は、毎朝必ず本を読むようにしています。
なぜなら、僕自身の知識や経験だけでは、絶対に成長できないと気づいたからです。
剣道も同じですよね。
いろいろな先生から教えてもらったり、いろいろな経験をさせていただいたからこそ、「もう少し振り幅を小さくしよう」「下半身をもっと強化しよう」って気づけるんです。
先日、会社のミーティングで共同運営者の方から「YouTubeはこういう方向性で」「再生数はこのくらい目指しましょう」ってアドバイスをいただきました。
本来なら僕が社長として引っ張っていくべきなのに、まだまだ知識も経験も足りないと痛感したんです。
そのアドバイスをくださった方は、僕の3倍くらいのYouTubeチャンネルを運営していて、知見がしっかりある。
これって剣道と全く同じですよね。
先生から教わっている環境と同じなんです。
でも、ここで大事なのは行動しなければ何も変わらないということ。
読書も同じです。本を読んで「あー、なるほどね」で終わっていたら、何も変わらないんですよ。
なぜ読書だけでは成長できないのか
インプットだけでは何も変わらない理由
僕は自分のことを凡人も凡人だと思っています。
だからこそ、誰かから情報を得ないと成長できないんです。
剣道でも、いろいろな人から教えてもらって、いろいろな経験をさせてもらったから、今の自分があります。
自分一人の力だけでは、絶対にここまで来られませんでした。
でも、教えてもらっただけで満足していたら意味がないんですよね。
忘れやすい人間の脳の仕組み
僕、基本的にすっごく忘れっぽいです。その場では「あー、なるほど!」って思うんですけど、頭に入らないんですよね。
いろいろ調べたり本で読んだりして分かったんですが、アウトプットすることが非常に大切みたいなんです。
読んだだけ、聞いただけでは、すぐに忘れてしまうんですよ。
アウトプットで知識が定着する科学的根拠
板書と聞くだけでは定着率が同じ
面白い研究があるんです。
授業の受け方を3つのグループに分けたんですね。
1つ目は、先生が書いたことをノートに一生懸命板書するグループ。
2つ目は、先生の話を一生懸命聞くだけのグループ。
3つ目は、教えてもらったことを誰かに伝えるグループです。
結果はどうだったと思いますか?
なんと、板書をするパターンと聞くだけのパターンは、ほとんど変わらなかったそうです。
テストをやったときに、知識の定着率がほぼ同じだったんですよ。
1週間後に差が出る「教える」効果
ここからが重要なんです。
すぐにテストした場合は3つのグループでほぼ変わらないですが、1週間後に同じテストをしたときには、アウトプットした人の方が圧倒的に覚えていました。
暗記も同じで、一生懸命覚えようとしたグループよりも、自分なりにまとめたり誰かに伝えたりしたグループの方が、長期的には記憶に残っていたんです。
剣道ノートや教える行為の有効性
だから、本を読んだり話を聞いたりするだけではなく、しっかりと行動する、誰かに伝える、学んだことを自分なりにアウトプットすることはやっぱり結構大事なんです。
僕、今までそういった研究とか知らずに「アウトプット大事だよ」「しっかり剣道ノートに書きましょうね」って言ってたんですけど、意外と間違いではなかったんですね。
朝読書をおすすめする理由
朝10分から始める読書習慣
皆さん、朝読書されていますか?
僕は朝読書を10分でもいいのでするって決めて読んでいるんですけど、10分読み出すとどうしても20分30分読みたくなっちゃう時があるんですよね。
面白いなって思う本だったり、これいいなって思う本だったら、先が気になっちゃう。アニメみたいな感じですね。
「うわ、これ先どんなこと書いてるんだろう」って気になっちゃうと読み進めちゃうんですよ。
なので、朝読書する時に最初10分あるいは15分集中して読むっていうのがすごくおすすめです。
アウトプット時間を午後に確保できる
アウトプットするためには時間が必要ですよね。
朝読書したことを誰かに伝えるっていう時間があるといいと思うんです。
例えば学校の人に伝えてみるとか、SNSで発信してみるっていうことができると、実際にアウトプットができると思います。
朝やることによって、アウトプットの時間が午後から生まれると僕は思っています。
朝読書してからこういった形でボイシーで放送したりすることによって、アウトプットの時間が生まれるわけですよね。
昨日の学びを今日伝えるサイクル
ちなみにこの知識っていうのは、実は昨日得た知識なんです。
昨日学んだことをこうやってアウトプットすることによって、自分自身の頭の中に刷り込むことができるようになっています。
それでもまだまだ、僕自身すぐ忘れてしまう忘れっぽい人間性なので、しっかりとアウトプットの量を増やしていかないといけないと思っています。

剣道の上達にも使える実践方法
YouTube視聴だけではもったいない
皆さん、YouTubeで見ただけになっていませんか?
いつも講演会で「YouTube見てますか」って聞くと、8割9割ぐらいの人が手を上げるんです。
でも「この時の動画で言っていたこと覚えてますか」って聞くと、ほとんど分からない人が多いんですよね。
ただ見てる人が多いということです。
それでも非常にありがたいんですけどね。
学びを翌日の稽古に落とし込む方法
じゃあ、学んだことを次の日の練習に活かしてみよう、やってみようって落とし込むところが非常に大事だと思うんです。
動画を見ただけで終わらせずに、実際に稽古で試してみる。
これだけで、全然違う結果になりますよ。
後輩に教えることで自分が成長する
剣道も同じです。
動画を見るだけ、先生の話を聞くだけだとすぐに忘れてしまうので、誰かに教える、先輩に教えてみる、後輩に伝えてみると、自分に定着しやすくなると思います。
アウトプットを意識するためにも、朝読書、あるいは読書じゃなくても朝何かをするっていうことを意識してみてください。
そうすることによってコツコツコツコツと情報がたまっていき、今までの自分ではない最高の人生が待っていると思います。
今日からあなたも試してみてください。
まとめ:朝読書×アウトプットのメリット・デメリット
✅ メリット
- 1週間後の記憶定着率が圧倒的に高い(科学的根拠あり)
- 朝のインプット→午後のアウトプットで学びが完結する
- 10分〜15分の短時間でも継続すれば大きな差が生まれる
- ただ見るだけ・聞くだけの非効率な学習から脱却できる
- 学んだことをすぐ行動に移せるサイクルが作れる
- 剣道の動画や稽古の学びを翌日すぐ試せる
- 後輩に教える力が自然と身につく
- コツコツ積み上げることで情報が蓄積され人生が変わる
⚠️ デメリット・注意点
- 朝の時間確保が必要(対策:まずは10分から、早起きが苦手なら夜でもOK)
- アウトプットの手間がかかる(対策:SNS一言投稿や友人に話すだけでもOK)
- 継続が難しい(対策:無理せず短時間から。習慣化まで3週間は我慢)
- 活字が苦手な人はハードル高い(対策:YouTubeやVoicyなど音声学習でもOK)
- 何をアウトプットすべきか分からない(対策:「3行まとめ」だけでもOK)
- すぐには結果が見えない(対策:1週間後、1ヶ月後に振り返ると違いが分かる)
🎯 今日から始められる3つのアクション
- 今日の朝、好きな本を5分だけ読む
- 読んだ内容を誰かに1文だけ話す
- スマホメモに「今日の学び」を3行書く
デメリットはあるけど、工夫次第で誰でも実践可能です。
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