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全日本選手権予選・3回戦敗退から学んだ剣道の本質

このnote投稿は2025年7月22日voicyの音源の内容をもとに作成したものです。

目次

はじめに:めちゃめちゃ悔しい結果

本日のテーマは「全日本選手権予選に挑戦してきて」です。

YouTubeを始めてからおそらく3回目の挑戦なんですけれども、今回は3回戦敗退でございます。

前回は去年と同じ成績で、2024年全日本選手権予選では3回戦で敗退してて。

YouTubeを始めた時に出場した時は2回戦敗退で全然勝ち上がれてないですね。本当に悔しい。

今回に関しては、結構この大会に向けて体作りをやってきたつもりなんですよ。

だからこそ、なおのこと悔しくて。

実は1回戦も結構危なかったんですよ。

1回戦・2回戦:手応えのある戦い

いけるいけるって思ってたんですけど、なんかふわふわしてて、最初1本取られてしまったんですよね。

面行ったところで取られてしまったんですけど、なんとか2本取り返せました

2回戦も割と自分の剣道ができてたんじゃないかなっていう感じで、最後は別れ際の引き面を狙えました。

慌てていくというよりも、自分のペースで戦えたんじゃないかな。良い感じで進められた試合だったと思います。

この2試合を通じて、体力トレーニングの効果を実感しました。

呼吸が楽で、最後まで自分の技を出し続けることができたんですよね。

去年や一昨年に比べると、全然違う手応えがありました。

3回戦での敗因:足が止まった瞬間

3回戦ですね。延長に入ってから間合いに入って、足が止まった瞬間にそこを打たれてしまいました。

全く打たれなくていいところで、間合いに足が止まってしまったということなんです。

やっぱり様子見、様子見でやろうとしすぎると、今回のように中途半端な間合いで足が止まってしまう。これが大きな反省点ですね。

試合の動画はメンバーシップに参加してくださっている方には先駆けて、上位メンバーシップで試合解説をやろうかなと思っておりますので、楽しみにしておいてください。

試合を通じて感じた課題:上の技がないと下の技が通用しない

小手を中心に打っていってたんですよ。

上の技につなげたらなって思ってたんですけれども、やっぱり上の技がないと下の技が通用しないなっていうのが今回すごく感じたポイントでした。

1回戦で爆小手で食らったんですよ。

僕が面に行く瞬間に爆小手で食らって、あれがすごく頭にあって、やっぱり面になかなか行けなかった。

めっちゃ怖かったです。

上を打たないと下が打てないなって思ってたし、小手を打っても小手返し面で狙われてたから上を出さないと。

でもこれ打たれたら怖いなっていうのと、相手は返し胴が得意だったんですよ。

返し胴が得意だからなおさら上の技に行きにくいと思いながら、回転を見せると返し胴を食らいやすいだろうし、また面に行って、小手を食らうのも嫌だしっていうので、結局小手に逃げて、全部小手返し面で返されてしまったわけです。

この悪循環が、敗北につながったんだと思います。

敗因の本質:間合いの感覚と打ち崩す力

間合いに入って足が止まってしまった瞬間、僕は「自力不足だなあ」って実感しました。

打ち崩すために必要な、間合いを盗む、間合いのタイミングをずらす、この辺りが、やっぱり一歩も二歩も三歩も勝ってないというか、叶わないなっていうふうに思いましたね。

ここはやっぱり日頃の稽古だったりとか、試合感覚の部分になってくるんで、ここをもっともっと強化していきたいなっていうふうに思いました。

警察の選手に負けたのは本当に悔しかったです。

ギリギリの戦いで負けたわけじゃなくて、自分の技術の差を痛感させられました。

体力強化の実感:日頃の活動での効果

これまでの体力・瞬発力のトレーニングと、手操作能力を上げるための筋力強化、そして素振りなど、このあたりを結構徹底的に毎日継続的にやってきました

その効果は、大会だけじゃなくて日頃の活動に出ていたんですよ。

例えば、彪進会で30人を相手に1分間試合をすることもあるんですけど、この体力トレーニングがあったからこそ、戦い抜けたというか、試合感覚や呼吸が楽だったんですよね。

去年と一昨年と全然違うところで、特に一昨年はもうめっちゃきつかった。去年も結構きつかった。

だけれども、今回は割と大丈夫だった。体力の差って、こんなに大きいんだなっていうのを改めて感じました。

優勝者に見る、プロの攻め方:警察選手との差

今回優勝された選手は黒木選手で大分県警察の選手ですね。おめでとうございます。

準優勝は、昨年と一昨年優勝されていた堤選手です。

最後は黒木選手が押して引き面を打ったんですけれども、堤選手がちょっと合わせたような感じで、黒木選手の方が若干速かったんじゃないかなっていう見た感じです。

でも動画で見ると、黒木選手の面はおそらく右側に外れていて、技の作りで黒木選手に上がったんじゃないかなっていうところでした。

消極的になりすぎても相手ペースに掴まれてしまうし、このあたりは警察の選手というのはすごくうまい。

技を出しながら、それも打たれないタイミングで技を出しながら打っていく。中途半端がないんですよ。

中途半端で打っていったら警察の人とか強いから、普段の稽古で打たれるじゃないですか。

だから打たれない前から思い切って打っていく技を、コンパクトな技を出していくっていう練習をしているからこそ、こういったところで勝ち抜けるんだろうなっていうのは感じました。

試合と稽古の違い:ピリつきの大切さ

試合と日頃の稽古というのは全く違うんですよね。

一歩も二歩もピリついて入らないといけないっていうのはすごく感じましたね。

特に入りが危なかったんです。

なんか余裕ぶってたわけじゃないんだけれども、試合のピリピリとした雰囲気に、すぐには対応できなかった。

これは今後の課題です。試合感覚というのは、稽古では絶対に得られない。大会に出続けることで、初めて磨かれるスキルだと思うんです。

これからの取り組み:大会と普及活動の両立

まだまだ僕の足りないところはたくさんあるんですけれども、大会に挑戦しながら、剣道普及をメインでしながら、YouTubeや剣道教室とかもありますし

いろんな視野を広げていく活動に挑戦しながら、さらに隙間時間を縫って、自分自身の強化というところもこれからも続けていきたいなと思っております。

やっぱり何も運動しない状態だと頭が回らなくて体調崩したりもしてしまうので、自分自身の体力というのは、これからもつけながら頑張っていきたいなというように思っております。

まとめ:敗退から学んだ、剣道の本質

  • 上の技がなければ、下の技は通用しない。中途半端な攻めは相手に掴まれる
  • 間合いを盗む、タイミングをずらすといった「打ち崩す力」が、勝敗を分ける
  • 体力強化は、試合での持久力だけでなく、日頃の活動の質も高める
  • 試合と稽古は全く違う。試合感覚は、大会に出続けることでしか磨けない
  • 警察選手のように「中途半端のない技術」を身につけるには、日々の積み重ねが必須

本当にまだまだだったご報告だったんですけれども、皆さん最後までいつも聞いてくださり本当にありがとうございます。

このボイシーは毎日更新しておりますので、ぜひぜぜ毎日聞いていただけると嬉しいです。

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