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玉竜旗2025結果速報と福岡大大濠の強さ|現地取材で分かった優勝の秘密

このnote投稿は2025年7月31日voicyの音源の内容をもとに作成したものです。

今年の玉竜旗、どのチームが一番強かったのか気になりませんか?

505チームが頂点を目指して戦った2025年の玉竜旗で、福岡大大濠高等学校が2年連続11回目の優勝を果たしました。

現地で選手たちにインタビューし、試合の熱気を肌で感じた私が、福岡大大濠が優勝した理由と選手たちの本音を徹底解説します。

目次

玉竜旗2025の結果速報と九州勢の圧倒的強さ

福岡大大濠が2年連続11回目の優勝達成

まず結果報告からお伝えしますね。

福岡大大濠高等学校が2年連続11回目の優勝を遂げました。おめでとうございます。

今大会は男子505チームが参加する中での頂点です。

この数字だけでも、どれだけすごいことかが分かりますよね。

さらに詳しくは下記の記事で解説

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ベスト4・ベスト8の顔ぶれ

準優勝は熊本県の九州学院高等学校でした。

ベスト4には宮崎県の高千穂高等学校日章学園高等学校が入りました。

そしてベスト8には、東福岡高等学校明豊高等学校龍谷高等学校福岡第一高等学校が名を連ねています。

こうして見ると、ベスト8を全て九州勢が制しているという驚きの結果になっています。

全国から注目を集めた試合内容

3日目のベスト64から始まった試合は、どこも激アツの展開でした。

特に注目だったのが、星槎国際の松村選手です。

なんと15人抜きを達成し、その後も3日目にめちゃめちゃ抜いてて本当にすごかったです。

今回の玉竜旗は、すっごい盛り上がった試合になりましたよ。

福岡大大濠の強さの秘密は「地力」

技術ではなく基礎力で勝つチーム

簡単にお伝えすると、福岡大大濠は地力の強さが今回際立っていたなというふうに思います。

この「地力」って何かというと、パワーだったりとかスピードだったりとか体力の部分だったりとか、もうそういった基礎的な部分ですよね。

技術的にうまいとか、小手だけ当てるのがうまいとかではなくて、圧倒的に自分から作って打っていくパワー、打突力があるんです。

肉体面と精神面の完成度

もちろんセンスの部分、試合感覚の部分で後手を捉えたりとか、そういったところももちろん極まってるんですけど、それはベスト8とか上がってくるチームは備わっています。

じゃないとここまで勝ち抜けませんから。

それ以上に他のチームと差別化されていたのが、どちらかというとこのパワーの部分だったりとかスピードの部分だったりとかキレの部分だったりとか。

だからもう練習をガッツリしてきて、肉体面も精神面も極まってたなっていうのが福岡大大濠高等学校さんだったというような感じですね。

前の選手が圧倒的に強いチーム構成

いろんな選手にインタビューさせていただいたんですけれども、やっぱり最後は気持ちで勝つとか気持ちの勝負になってくるっていうのは分かってて、そういったことも日頃の練習だったりとか毎週行われる練習試合だったりとかで、かなり鍛えられてると思うんですよ。

だからもうそこもほぼ完璧だったんじゃないかなと思います。

チーム全体の地力が高いなっていうふうに思ってて、やっぱそれは試合にも現れてたんじゃないかなっていうふうに思います。

大将・森選手の「1試合だけ」の勝負と無心の一本

決勝戦1回だけの大将出場という異例

福岡大大濠高等学校さんですね。大将が最後1回しか出てないんですよ、森選手。

森選手1回しか出てなくて、そこで勝ち切るっていうのも、僕は本当にすごいことだと思っています。だって1回ですよ。

で、その1回が決勝の舞台の一番最後の試合なんですよ。

これ体動くのっていうのが、僕はすごい疑問だったんですけれども。

気持ちでカバーした試合運び

僕自身もそういった副将戦で試合後半に急に出れるっていう経験もしたんですが、なかなか思うように試合展開できないっていうのは感じたことがあるんで、最後の1回だけ出るっていうのすごいなっていうふうに思いました。

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なんならもしかしたら岩切選手と同じような感じで座り大将で終わるっていう可能性も全然あったわけなんですよね。

それほど前の活躍がすごかったっていう部分もあります。

副将の林選手も筑紫台戦に出場しているだけで、多分それ以外は出ていないんじゃないかなと思います。だから前が強い。

無心で出た技が勝利を決める

森選手にインタビューさせていただいたんですけれども、率直に嬉しいですっていうような気持ちを語ってくれながら

今大会1試合目がまさかの決勝戦、急に出る大将戦のその心境はどうでしたか

っていうと、こう答えてくれました。

体が動くか少し心配な部分もあるんですけれども、気持ちでカバーしました。自分はスピード型ではない、じっくりやることが長所なので、剣先にまとまりを持ちながら、足をしっかり動かすことを意識していました

動くか心配な部分はあったけれども、足を動かしたりとかしながら、試合に取り組んでいったっていうことを言いながら、最後はもう本当に気づいたら旗が上がっていたっていうふうなことも言っていて。

要は無心で出た技なんじゃないかなというふうに思います。

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無心で出る技って、もうめちゃめちゃすごいじゃないですか。

考えてなくて、勝手に体が反応できる。

それはこれまで積み上げてきたことが、もう自然と発揮できているわけなんですよね。

それをあの大一番で、あの大舞台の、それも決勝1回しかやってない試合の中で一発で出せるっていうことが僕はすごいと思ってて。

もう本当に全ての技が自然と出るような状態になっているからこそ、あの大舞台でも同じように力を発揮することができるっていうのが素晴らしいポイントなんじゃないかなと思います。

選手たちの本音とインターハイへの決意

野口選手と矢野選手の悔しさと決意

次鋒の野口選手も、自分のストロングポイント、パワーとかプッシュしながらの技っていうところを意識しながら試合ができたんですが、序盤は良かったんですけど、準決勝、決勝の部分で力を発揮することができなかったから、すごく悔しいですと。

だから次こそは上の舞台でも力を発揮して勝つことができるように頑張りますということを言っておりました。

中堅の矢野選手は、自分がリードする展開を作りたかったけれども1本もぎ取れなかったというところでインターハイこそは福岡大大濠全員が100%の力を出し切れるように1から見直して、決勝で圧倒して優勝できるようなチーム作りをしていきたいというふうに語ってくれております。

さらに詳しくは下記の記事で解説

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三宅選手の「楽しむ姿勢」がもたらした余裕

先鋒の三宅選手も、今回の大会は楽しむことが一番の目標でしたっていうふうなこと言ってて、本当に福岡大大濠2日目終了した時もインタビューさせていただいて、決勝戦が終わった後もインタビューさせていただいたんですけれども、その3日目の最初の試合始まる前も、もうとにかくずっと楽しそうな感じ。

もう行くぞ行くぞと挑戦するぞっていう気持ちを心の中に持ちながら持ちながら、少し柔らかい雰囲気を感じておりました。

そういったものが外部から見られるっていうのは、すごくリラックスしていてメンタル面も気持ちの部分も非常にいい状態だったんじゃないかなと個人的には思っております。

そしてこの気持ちをそのまま皆さん語っていたんですけども、インターハイでもしっかり頑張りたいっていうふうに言っておりました。

九州学院・島村選手の全国制覇宣言

なんと今回のインターハイ、今回九州学院と決勝戦やったわけなんですけれども、もし九州学院と福岡大大濠高校が予選リーグ勝ち上がると、決勝リーグ1回戦で福岡大大濠vs九州学院がまたまた再戦となります。早すぎる。

準決勝とか決勝なってるんだったらまだしも決勝リーグ1回戦。

ここも大注目の試合になるんじゃないかなというように思っております。

今回は福岡大大濠のインタビューが中心になってしまいましたが、その他にも九州学院の島村選手とかもインタビューさせていただきまして、こう語ってくれました。

自分たちはずっと弱いチームだと言われ続けてきた、でもやっとここまでたどりついたんだけれども、やっぱり最後の一つ、最後の一つが届かなかったので、インターハイは必ず優勝して全国制覇したいと思います

さらに詳しく島村選手インタビュー記事はこちら

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というような強い気持ちも語ってくださいました。

このあたりはブログとかでもまとめようと思っているので、楽しみにしていてくださいね。

まとめ:行動すれば、景色が変わる

  • 福大大濠高校の強さは技術ではなく、パワー・スピード・体力といった「地力」にあった
  • 無心で出る技は、日々の練習を積み上げた先に自然と生まれる
  • インターハイでは九州学院との早期再戦が実現する可能性が高い

今回の玉竜旗で分かったのは、基礎をしっかり鍛え上げたチームが最後に勝つということです。

技術や戦術ももちろん大切ですが、それを支えるのは日々の地道な練習なんですよね。

今日の話が、あなたの一歩を後押しできたら嬉しいです。

今日からあなたも、自分の「地力」を見直してみてください。

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