【優勝インタビュー】八代白百合・中司美羽選手「最後まで自分を信じて立ち続けた」

2025年全九州高校剣道大会、見事優勝を果たした八代白百合学園。
その立役者として大将を務めたのが、3年生の中司美羽選手です。
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チームの想いを背負い、最後の一本を決めた中司選手に、試合直後インタビューを行いました。
まだ余韻の残るなか、語ってくれた“本音”をお届けします。


第96回 玉竜旗 女子|優勝『八代白百合(熊本) 』

「まだ実感はないけど、ずっと目指してきた場所だった」
──まずは優勝おめでとうございます!今のお気持ち、率直に聞かせてください。
中司選手:
「ありがとうございます。まだあまり実感が湧いてないんですけど……
でも、ずっとこの場所を目指してやってきたので、本当に嬉しいです」
言葉を探しながらも、笑顔でそう答えてくれた中司選手。喜びというより、まだ“静かな達成感”といった表情が印象的でした。
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「どんな展開でも、自分が負けなければ優勝できると信じていた」
──試合全体を通して、皆さん落ち着いていて、自分たちのペースを崩さない印象でした。どんな気持ちで臨まれていたのでしょうか?
中司選手:

「決勝に向けての自分自身の準備はしてきたんですが、何より、みんながしっかりつないできてくれたので、
どんな展開で回ってきても、“自分が負けなければ優勝できる”って思っていました。
リードされた状態で回ってきたんですが、勝つことができるように1本に集中していました。」
──試合を重ねるごとにプレッシャーは増したと思いますが、冷静さが光っていました。
「どれだけ時間が経っても、最後は勝つ事が大切。」
──印象に残っている場面はありますか?
副将の児島選手との試合や大将北山選手との試合についても聞かせてください。
中司選手:
「“どれだけ時間がかかっても、最後に勝つ事が大切だ”という気持ちで臨みました。
大将が控えている。という事は考えず、副将戦ではとにかく取ることを考えていた。
言葉の一つ一つに、責任感と覚悟がにじんでいました。
延長4回の末に決めた面、そして大将戦での逆転劇。
誰が見ても、優勝を引き寄せたのは中司選手の勝負強さだったと言えるでしょう。

【まとめ】“最後を任される覚悟”を、勝利で証明した一戦
八代白百合学園の優勝は、チーム全体の力が生んだものですが、
最後の最後を背負った中司美羽選手の姿には、多くの人が心を動かされました。
- 「自分が負けなければ勝てる」
- 「どんなに時間がかかっても、最後に勝てばいい」
この冷静さと闘志が、26年ぶりの優勝という偉業を成し遂げた原動力だったのかもしれません。
中司選手、改めて優勝おめでとうございます。
そして、これからの戦いも、全力で応援しています!
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