剣道上達の秘訣:質と量のバランス論|プロ剣道家が語る成長法則

学べること
剣道上達法、素振り練習法、質と量のバランス論、完璧主義克服法、成長マインドセット
読者対象
剣道の実力を向上させたい中高生・大学生、子供の剣道指導に悩む保護者、効率的な練習方法を求める剣道愛好家、完璧主義で行動できない剣道家


剣道界の永遠のテーマ:質と量、どちらが重要なのか?
剣道を学ぶ誰もが一度は直面する疑問があります。
「質と量、どちらが重要なのか?」この問いに対して、多くの人が「質の方が大事」と答えるでしょう。
しかし、プロ剣道家として世界で剣道普及に取り組む私の経験から言えることは、この答えには重要な落とし穴があるということです。
先日、彪進会in山口の稽古会で、参加者に同じ質問をしたところ、約9割の人が「質が大事」と回答しました。
そこで私は極端な例を出して説明しました。
「素振りの音を鳴らす練習をしましょう。毎日10本で音が鳴らない人と、毎日1000本で音が鳴らない人、どちらが先に音が鳴るようになると思いますか?」
答えは明らかです。
量をこなしていく中で、質は自然と生まれてくるのです。
完璧主義の落とし穴:最初から質を求めすぎる危険性
私自身、会社員時代に完璧主義に陥った経験があります。
完璧な接客、完璧な話し方を求めすぎた結果、少し噛んだり間があるだけで緊張し、最終的には動けなくなってしまったのです。
剣道では毎日練習を重ね、最後に試合に臨むという流れが確立されています。
しかし仕事の世界では、練習時間が少なく、いきなり実践の場に出されることが多いのです。
それでも共通しているのは、どちらも量を重視しているという点です。
剣道における量の重要性
- 素振りの反復練習
- 足さばきの基礎練習
- 打ち込み練習の継続
- 追い込み練習による体力向上
八段の剣士のような技術は、いきなり身につくものではありません。
量を重ねていく過程で、少しずつ成長していくのが剣道の真理なのです。

量が質を育てる:実体験から学んだ成長の法則
筋力トレーニングを例に考えてみましょう。
最初から完璧なフォームを求めることも大切ですが、10回で諦めるよりも、100回、200回行った方が「こちらの方がより効果的だ」という気づきを得られるものです。
私のVoicyでの配信も同様です。
最初は1時間も2時間もかけて録音し直していましたが、現在では30分程度で収録を完了できます。
これは以下のような気づきを積み重ねた結果です
- どのような話し方が効果的か
- 完璧でなくても伝わること
- 聞き手の反応から学ぶ表現方法
何回も何回も実践することによって、質が高まっていくのです。
ただの作業にしないための重要なポイント
しかし、ここで重要な注意点があります。
量をこなすだけで終わってはいけないということです。
ただの惰性で回数だけを積んでも、それは作業や運動にしかなりません。
大切なのは、量の中に問いと考えを持つことです
素振り練習での問いかけ例
- 今の1回はどうだったんだろう?
- もっと音を鳴らす方法はないかな?
- もっと強く打つ方法はないかな?
- ここを変えたらもっと伸びるかもしれない
この問いや考える力を自分の心に投げかけ続ける瞬間、量はただの数字ではなくなり、質を生むための母体になるのです。
個別指導で見えた真実:勝てる剣道家の共通点
最近の個別指導で県大会優勝を果たした生徒たちを見ていると、ある共通点があります。
毎日10本や20本の素振りではなく、100本、200本、300本、時には500本、600本という量をこなしているのです。
その過程で以下のような成長が見られます
- 徐々に質が高まる
- 打突力が強くなる
- 力を使い続ける持久力が向上する
- 振り返りによる質の向上
回数だけを積んで安心するのではなく、必ず振り返りを入れて1回でも質を上げていく努力が重要になります。
目的に応じた練習アプローチの使い分け
ここで誤解しないでほしいのは、私が「質より量だ」と主張しているわけではないということです。
質と量はどちらも大事です。
しかし、その順番を間違えてしまうと、一歩踏み出すことさえ困難になってしまいます。
剣道を楽しみたい場合
基本を学び、剣道を楽しくやりたいのであれば、そこまで厳格な量を求める必要はありません。
素振りをして稽古に参加するだけで十分楽しめるでしょう。
勝ちたい・強くなりたい場合
しかし、勝ちたい、今の自分より強くなりたいと考えるなら話は別です。
相手やライバルとのスピード差を埋め、筋力を向上させなければ、まともに勝負することはできません。
ラッキーパンチに頼る勝負では、勝率は下がる一方なのです。
まとめ:量は裏切らない、量が質を育てる
剣道上達における質と量の関係について、重要なポイントをまとめます。
メリット
- 量の蓄積により自然と質が向上する
- 完璧主義による行動停止を防げる
- 実践を通した気づきと成長が得られる
- 持久力と基礎体力が同時に向上する
- 勝負に必要な実力が着実に身につく
注意点
- ただの惰性的な反復では効果が限定的
- 目的意識なしでは作業に終わる可能性
- 振り返りなしでは質の向上が望めない
- 個人の目標レベルに応じた調整が必要
たとえ今はうまくいかなくても、積み重ねの中にしか成長の種はありません。
完璧を求めすぎて動かない人、失敗が怖くて立ち止まってしまう人は、まずは動いてみてください。
数をこなしてみてください。
成長していきたいという強い意志を持つ剣道家の皆さん、質と量、どちらも大切にしながら
量は裏切らない、量が質を育てる
という真実を忘れずに、これからの練習に生かしてください。
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