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剣道の面打ちを腰から打つには?左足と体軸の使い方

このnote投稿は2025年12月7日voicyの音源の内容をもとに作成したものです。

目次

剣道の面打ちは腰から打つべき?トップ選手の姿勢から学ぶ正解

「腰から打て!」と、剣道を続けていると必ず言われますよね。

でも、全日本選手権の選手たちが全員、腰と頭を地面と垂直にして打っているかといえば、実はそうじゃないんです。

この記事では、「腰から打つ」という言葉の本当の意味と、トップ選手の姿勢から学べる正しい面打ちの形をお伝えします。

「腰から打つ」という言葉の本当の意味

「腰から打つ」=左足で腰を前に移動させること

「腰から打つ」という言葉、なんとなくわかる気がしますよね。

でも、具体的に何をすればいいかは、意外とあいまいではないでしょうか。

梶谷が考える正しい表現はこうです。

「左足でしっかり蹴って、腰を前に移動させる」ことが「腰から打つ」の本質です。

手だけで打つ「手打ち」ではなく、下半身の力を腰に伝えて面を打つ。これが「腰から打つ」の正しい理解です。

9割の剣士が陥るNG姿勢

構えているとき、腰と頭の位置は地面に対してほぼ垂直に立っています。

でも面を打つ瞬間を見てみると、頭・首・胸が腰よりも前に出ている人が非常に多いです。

感覚的には9割の方がそうなっています。

これはNGなのでしょうか?実は、そうとも言い切れません。

トップ選手の姿勢を見ると、そこに答えがあります。

腰が残った状態=おばあちゃん歩きのイメージ

腰が残ったまま面を打つとはどういう状態か、わかりやすくイメージしてみましょう。

80〜90歳のおじいちゃん・おばあちゃんが、腰を曲げながら地面を見て歩いている姿を思い浮かべてください。

あの状態で手を前に伸ばして打っているようなイメージです。

左足と腰は垂直のまま、腰から上だけが前に曲がってしまっている。

これが「腰が残った面打ち」で、重心が伝わらず打撃が軽くなってしまいます。

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トップ選手の面打ちに学ぶ正しい姿勢

マイケル・ジャクソンの45度で理解する体軸

強い選手の面打ちはどうなっているか、面白いたとえで説明します。

マイケル・ジャクソンが斜め45度に体全体を傾けるあのポーズ、思い浮かびますか。あのイメージです。

左足・腰・首・頭が斜め45度で一直線に並んでいる状態が、しっかり腰が入った正しい面打ちの体軸です。

途中でカクッと曲がっていないことが大事なポイントです。

踏み込み足・膝・胸の正しい位置関係

踏み込んだ瞬間の体の位置関係を整理しましょう。

右足(踏み込み足)の膝の真下に右足がくる。
腰は左足と右足のちょうど中間、股関節あたり。
そして胸は右膝の真上にくるイメージ。
着地したとき、体が真っすぐ立つのではなく、前傾姿勢で胸が膝の上にきている。

この形が正解です。

高鍋先生の面打ちに見る前傾の極意

「日本最速の面打ち」と言われる高鍋先生の全日本選手権の映像を分析しました。

右足の踏み込みよりも、胸の位置が誰よりも前に出ているんです。

マイケル・ジャクソンの45度よりもさらに前傾しているくらいの状態です。

これが飛び込み面の場合の極端な前傾です。

腰を前に移動させる練習法と注意点

「ただ倒れるだけ」にならないための左足の蹴り

前傾姿勢を意識すると、ただ前に倒れるだけになってしまうことがあります。

それだけは避けてほしいんです。

大事なのは、左足で地面をしっかり蹴って、腰ごと前に移動させることです。

脚力でマイケル・ジャクソンの斜め45度の状態に持っていくイメージです。

左足を地面につけたままアキレス腱を伸ばし、右足を出す。

その勢いを腰に伝えることで、体全体が斜め一直線になります。

起こりを消す上半身の前傾指導の実例

愛媛など各地でオンライン・対面の個人指導をしている中で、こんな気づきがありました。

「起こり(打ちの予備動作)がバレてしまう」という課題を持つ方に、上半身を少し前に出しながら、軌道を小さくして打つよう指導しました。

最初は打撃が軽くなります。でも、それでいい。

その中で「軽くならずに強く打つ方法」を学ぶことが大事だと伝えています。

飛び込み面と出端面の前傾の違い

ここで大事な補足です。

前傾姿勢の傾向は、技の種類によって変わります。

飛び込み面では特に前傾が強くなります。一方、出端面では体を立てた状態で打つ選手が多いですが、それでも若干は前傾しています。

完全にお尻と背中が垂直になっている選手は、ほとんど見当たりません。

面打ちをさらに速くするための強化ポイント

前傾姿勢から素早く戻す筋力の重要性

前傾姿勢で打つということは、打った後に素早く元の構えに戻る力が必要になります。

面打ちが速い選手は、この「打った後に戻る力」が圧倒的に速いです。

前傾してから構えに戻るまでの時間が短いほど、連続攻撃にも対応できます。

この戻す動作のスピードが、面打ちのキレに直結しています。

太もも・背筋トレーニングへの意識

前傾から素早く戻すために使う筋肉は、右足の太もも前面(大腿四頭筋)と背筋です。

この部位を意識して鍛えることで、打ちのスピードと戻りのスピードが同時に上がります。

稽古の中でも、意識的に使うようにしてみてください。

「速い面打ち」を目指すなら、この2つの筋力強化は欠かせないポイントです。

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全日本選手権動画でセルフチェックする方法

自分の面打ちを改善するためのセルフチェック法をお伝えします。

まず、全日本選手権の面打ちをYouTubeでスローモーション再生してみてください。

横からのアングルで、右足・膝・胸の位置関係を確認します。

そのイメージを頭に入れてから自分の打ちと比べると、何が足りないかが見えてきます。

まとめ:腰から打つの本当の意味を知れば、面打ちが変わる

  • 「腰から打つ」とは、左足で蹴って腰ごと前に移動させることを指す
  • 強い選手の面打ちは、左足・腰・頭が斜め45度で一直線になっている
  • 前傾姿勢から素早く戻す太もも・背筋の強化が、面打ちのスピードを上げる

あなたもぜひ今日から取り入れてみてください。

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