📢 講演会・稽古会のご依頼はこちらをクリック

なぜ試合で使わない大きく面打ちを練習するのか?

このnote投稿は2025年12月4日voicyの音源の内容をもとに作成したものです。

目次

試合を見ていると、刺し面・小手打ち・小手面など、コンパクトな技が中心ですよね。

大きく振りかぶって打つ場面って、ほとんどないと思います。

じゃあ、なぜ稽古では「大きく面打ち」を練習するのでしょうか?

「切り返しってなぜするの?」という疑問と同じように、この「なぜ」を深掘りすると、剣道の本質が見えてきます。

今日は大きく面打ちの3つの意味を、梶谷彪雅が徹底解説します。

大きく面打ちが剣道を強くする本当の理由

試合で使わないのに練習する意味

結論から言うと、大は小を兼ねるです。

以前の素振り動画でもお伝えしましたが、大きく振ることで肩・肩甲骨・背筋を鍛えることができます。

その筋力が、小さい打突の「強さ」を生み出すんです。

肩・肩甲骨・背筋が鍛えられる仕組み

小さい技だけを練習すると、速く打つことはできます。

でも「速くて、なおかつ強い打突」はなかなか身につきません。

なぜなら、肩・肩甲骨・背筋の筋力が育たないからです。

大きく振ることで、小さい打突でもしっかり体重を乗せる力が養われます。

素振りだけでは補えないもの

「それなら素振りやタイヤ打ちだけでいいのでは?」という疑問も出てきますよね。

でも大きく面打ちには、筋力強化以上の意味があります。

それが次の3つのポイントです。

ポイント①:重心移動を「ゆっくり」確認する練習法

重心移動ができていない人が多い現実

稽古会でも、30人いたら3分の1から半分重心移動がうまくできていません。

ただ振るだけなら誰でもできます。

でも「踏み込みと打突の瞬間を合わせる」のは、全く別の話です。

大きくゆっくり打つことで、この重心の流れをじっくり確認できるんです。

振りかぶって止まる→ジャンプ→振り下ろす手順

梶谷がやる練習はこうです。

  • まず大きく振りかぶって、そこで一度止まります。
  • 止まった状態でジャンプして、左足から右足へ重心が移る感覚を確かめます。
  • その瞬間に振り下ろし、剣先に体重が乗っているか・力が抜けていないかをチェックします。

「左足で蹴る→腰を移動させる→右足に重心を乗せる→打突を合わせる」、この流れを一つひとつ意識することが大事です。

あわせて読みたい
【徹底解説】剣道で重心移動を極める!打突力が劇的に変わる方法5ステップ 剣道の重心移動――「着地の瞬間」に合わせれば、打突は変わる こんにちは、梶谷彪雅です。 「振っているのに軽い」「当たっているのに一本にならない」——この相談、レッ...

「見てもらう」ことの重要性

難しいのは、自分では「できてる」と思いやすいことです。

重心移動ができている人に見てもらうのが一番の近道です。

踏み込みと打突が合っているか、体重が乗って見えるか、打つ瞬間に浮いていないか、これは見る人が見ればわかります。

ポイント②:予備動作(溜め)をなくす意識の持ち方

切り返しの最初の一打に潜む悪癖

切り返しの最初の面打ちを思い浮かべてください。

「はじめ」の声のあと、左足を引きつけてから、あるいは一歩入ってから振りかぶる人がものすごく多いです。

これが「予備動作(溜め)」です。

左足引きつけ・一歩入りがなぜダメか

この癖がついたまま稽古を続けると、試合でも同じことをしてしまいます。

「声を出す→一歩入る→振りかぶる」という流れが染みついて、相手にバレバレになるんです。

基本打ちは最終的に試合につなげるもの。

だから最初の入りから、溜めなしで打てる練習が必要です。

8〜9割の人に当てはまる課題と対策

正直、僕自身もつい左足を引きつけてしまいます。そっちの方が楽なんですよ。

でも稽古会に来る人の8〜9割はこの癖があります。

「溜めをなくす」を意識しながら大きく面打ちを繰り返すことで、少しずつ改善されていきます。

ポイント③:間合いを盗んで「大きく当てる」最難関練習

大きく振ってもなぜ当たるのか

大きく振りかぶれば、動きは相手にバレます。

一歩入ったり左足を引きつけたりすれば、もう読まれてしまいます。

では、どうすれば当たるのか。

相手が避ける瞬間に、上から乗るタイミングで打つんです。

半歩近づいて相手が避ける瞬間に乗る方法

一足一刀より半歩近くまで入って、そこから大きく面を打ちます。

相手が避けようとする動きより早く振り下ろして、上から乗っていく。

実際に稽古でやってみたら、これが当たるんです。

これができるようになると、小さい面打ちでも8〜9割当たるようになります。

「大きく振っても当たるなら、小さく振っても当たる」という考え方です。

一挙動の上げ下ろしが全てのカギ

ただし条件があります。

上げと下ろしを「一挙動」でやることです。

二挙動(上げて止まって下ろす)だと、100%当たりません。

左足で常に蹴り続けることで瞬間的なスピードが生まれます。

これを怠るとバレてしまいます。

もし大きく振っても当たらないなら、それは上げ下ろしが遅い証拠。

素振りの質を上げる指標にもなります。

大きく面打ちを極めることで、試合でも通用する技術が身につきます。

今日から大きく面打ちの「なぜ」を意識して、ぜひ稽古に取り入れてみてください。

まとめ:大きく面打ちを制する者が、小さい技も制する

  • 大きく振ることで肩・肩甲骨・背筋が鍛えられ、小さい打突に「強さ」が生まれる
  • 重心移動・予備動作をなくす・間合いを盗む、この3つが大きく面打ちの本当の目的
  • 大きく振っても当てられるようになれば、小さい技は8〜9割当たるようになる

「大きく面打ちを馬鹿にするべからず」

今日の稽古から、この3つを意識してみてください。

日本一の経験をすぐに聞ける環境に!
あなたの剣道を変える。

剣道で本当に強くなりたいですか?

梶谷彪雅が あなたの試合を個別分析 し、具体的な改善点を直接アドバイスします!

📊 2つのメンバーシップ

プレミアム会員(990円/月)

  • 梶谷による個別試合分析
  • 限定チャット参加権
  • 日々の成長を共有する「剣道ノート部屋」
  • 限定映像・活動報告

サポーター会員(290円/月)

  • 剣道普及活動への応援
  • 限定映像・活動報告

⏰ なぜ今すぐ参加すべきか

現役生の練習時間は限られています。

何を直せばいいか分からない稽古を続けますか?
それとも日本一の視点で課題を明確にし、確実に成長しますか?

「昨日の自分を超える」仲間と一緒に、本気で剣道に向き合いませんか?

よかったらシェアをお願いします
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次