全日本都道府県対抗剣道大会での敗北から学んだ「実力不足」の現実と成長への道筋



応援してくださった皆様への感謝の気持ち
おはようございます、梶谷彪雅です。本日のテーマは、先日行われました全日本都道府県対抗剣道大会での感想、そして私自身の足りない部分について皆さんにお届けしたいと思います。
まずは応援してくださった皆さん、本当にありがとうございます。
皆さんの応援のおかげで頑張れたというよりも、**皆さんの応援のおかげでこれからも頑張れそうだな**って思っています。
皆さんから「都道府県大会頑張って!」とすごく声をかけていただいて、それがプレッシャーにはならないんです。
でも最近、いろんな選手とやって「ちょっと難しいかな」「もう無理かも」って思う瞬間が結構多くあったんですよね。
この前の全日本選手権3位になるような人と稽古した時に、「なんでこんなにボコボコにされるんだ」「なんでこんなに体力ないんだ俺は」って、すごく歯がゆい気持ちと悔しい気持ちに襲われました。
もう無理かもって心が折れそうになった時に、やっぱり支えてくれているのは皆さんだなっていうのを改めて感じました。
ライブ配信での嬉しいサプライズ
大会終了後にライブ配信をさせていただいたんですが、普段は80人ぐらいの同時接続なのに、今回は200人ぐらいの方に参加していただきました。
何も告知していないのに、これほど多くの方が「お疲れ様でした」って言ってくださって、本当に嬉しかったです。
そういった応援してくださっている方がいるから、まだまだ努力していく姿勢、頑張り続ける梶谷彪雅を届けていかないといけないなっていうのを思いましたね。
全日本都道府県大会の詳細な試合振り返り
1回戦・2回戦:手応えを感じた戦い方
結論から言うと、1、2回戦は自分の中ではなかなか動けたんじゃないかなと思っています。
僕の基本戦略は「勝ちたい」というよりも「負けない」という戦い方をしながら戦っていくスタイルです。
1試合目で愛知と新潟の戦いを見ていて、相手が勝ち上がった時に「この選手は縦のラインがものすごい強いな」っていうのを感じました。
縦のラインというのは、例えばストレートの面とか、攻めの時に手元が上がるというよりも、まっすぐのライン、抑えたりとか、そういったところが強いなと思ったんです。
こういう相手に肌から裏面、裏技、変化技ばかりやってしまうと、ストレートの技の時に打たれてしまうって思ったので、縦のラインのまっすぐの技には警戒しながら、自分もストレートの面を狙っていったり押していくというのを意識していました。
その結果、表側(自分から見て右側、相手から見ると左面)を警戒していくと小手が空きやすくなるというのを狙って小手を放ち、しっかりと捉えることができて一本取れたので良かったなと思っています。
2回戦での反省点:事前情報収集の甘さ
2回戦では、正直埼玉が上がってくると思っていました。最後で逆転したんです。
埼玉が上がってくると思っていたので、その埼玉の選手の予測をしていたんですよね。
結構小手技が多いなという中で手元が上がるっていうイメージをしていたので、宮城の選手をそこまで警戒して見てなかったんです。
これは結構僕の中ではやばいなって思いました。
同時にちゃんとお互いの選手を見れてなかったっていうのは、自分の中での事前準備のところで反省点だなと思っています。
でもここもしっかりと2本取ることができて本当に良かったんですが、2本目の面は当たってなかったです。
でもタイミングが良かったなというところで、初めに2本目って言った後に入ってくるのが見えたんですよね。
あそこで打っていって取ることができたんですが、やっぱりあの入りで合わせてしまうのは結構僕の中では**癖になってる**んで、あそこで打たれないようにしないといけないですね。
3回戦(鹿児島戦):圧倒的実力差を痛感
3回戦では打つところが本当になかったです。あとで聞いたんですが、鹿児島の刑務官の中で本当に一番強いっていうぐらいの選手だそうです。
僕の小手もしっかり警戒されていて、小手の後の返し技もしっかり狙ってくるし、他の技、しっかり連打技も色々狙ってくるので、その中でどういう風に狙っていこうかなっていうのをずっと考えていました。
もう小手は当たらないなっていうのが最初の2本ぐらいの小手で分かったんです。小手返し面を打たれるし、しっかり捌かれている。
だからその小手返し面に狙ってくるところの小手打ち、小手打って小手返し面来るところの小手打ちを狙ったり、小手打つ振りして返してくる瞬間の担ぎ面を狙ったり、出小手の動作があったので回して面っていうのを早めのタイミングで技を出していくという感じでずっと作っていました。
でもやっぱり**それがバレてしまって打つことができなかった**んです。引き技に関してもずっと警戒されていましたね。
後々聞いた話では、引き技を打つ時に「やっぱり僕引き技を打つぞっていうのが見えてるから打たれそうだ」っていう風に言っていたそうです。
なので、ここは引き技を打つぞって見せるんじゃなくて、打たないようにして打つっていうのが今回の課題点だったんじゃないかなと思っています。
体力面での深刻な課題:下半身筋力不足が露呈
5分間の試合時間で感じた限界
今回1、2試合目はまあ時間内に2本決めることができたので、まだまだ体力はいけると思ったんですが、3試合目5分間の試合時間を戦い抜いた時に、後半やっぱりちょっときついなっていう感じがありました。
それは体力的にというよりも、どちらかというと足が動かなくなってきているなっていう感覚の方が強かったです。
なので、やっぱりまだまだ足を動かし続ける、動き続けるというところ、しっかり技を出し切れる**下半身の強化トレーニング**、このあたりはもっともっとやっていかないと、まだまだ足りない部分だなっていうのを今回感じました。
1ヶ月のトレーニングでは不十分だった現実
結構1ヶ月間かけて下半身トレーニングやってきたんですが、やっぱり1ヶ月じゃ足りないですね。
体力の部分では毎日やっていくと簡単に向上しやすい部分であるんですが、筋力の部分っていうのは1日2日、1ヶ月単位じゃつかない、これが結論でございます。
なので、やっぱり**継続は力なり**じゃないですが、コツコツと努力をし続ける、毎日積み重ねていくっていうのが非常に大切だということを、まざまざと感じさせられた大会だったんじゃないかなと思います。
上位メンバーシップを聞いてくださっている方は、どういうふうなトレーニングをしているかとか、どういったことをやって、この全日本都道府県に向けてやっていたっていうのは、毎日の活動報告の中で知っていると思いますが、全然やっぱダメダメですね。
あれだけ自分の中でやってきたつもりでも、それはつもりなだけであって足りないんだっていうのが今回の試合で分からされたっていうのが大きいです。
技術面での収穫と今後の研究課題
上半身の竹刀操作は及第点
上半身に関しては結構良かったんじゃないかなと思います。
上半身も結構竹刀は触れていたんじゃないかなと思っていますが、僕の中の目標としては直刀を扱えるようになるというところです。
直刀について、今回直刀を使っている大学生や警察の方に聞いたんですが、振るっていう感覚じゃないらしいですね。
なんか置くっていう感覚、もう本当に伸ばす、伸ばして落ちる、落とす、落ちていく、剣先が落ちていくのを利用して技を出していくっていうように言っていました。
そのあたりの使い方も全然違うので勉強していかないといけないなっていうところではございますが、今回ローバリの市内で竹刀を振っていくという感覚の中では良かったんじゃないかなと思っています。
年齢を重ねることを見据えた戦略
今後、年齢を重ねていくと動けなくなってきたことを考えると、いろいろ研究していかないといけないですし、まだ動けるうちに、もっともっと体力トレーニングをやっていかないといけないなというように思っています。
応援への感謝とこれからの決意
本当に応援してくださった皆さん、ありがとうございます。
これからも応援し続けてくれると、僕も皆さんの応援、熱いエールっていうのはめちゃめちゃ力になるので、これからも頑張っていこうと思います。
正直、この都道府県大会が終わってもう少しYouTube撮影の方に没頭したりしていきたいなって思っていたんですが、ちょっと引き続きトレーニングも頑張りながら、それプラス、しっかり動画撮影もしながら、文武両道じゃないですが、仕事も剣道もっていう風になると本当にいいんじゃないかなとも思っています。
とはいえ、そんながっつり何時間も稽古するっていう時間は作れないんで、それなりに自分に努力する時間を設けて、1日30分でもいいから1時間でもいいから努力する時間を設けて自分に甘えないように頑張っていきたいなというように思っています。
まとめ:実力不足を受け入れ、継続的成長を目指す
この記事で学べる重要なポイント
- 剣道における下半身筋力の重要性:5分間の試合を戦い抜くための体力基盤
- 技術研究の必要性:相手に読まれない技の出し方と直刀への移行
- 継続的トレーニングの価値:短期間では筋力向上は難しいという現実
- メンタル面での支えの重要性:応援がモチベーション維持に与える影響
メリット・デメリット
メリット:
- 実際の試合経験からの具体的な課題抽出
- 技術面・体力面・メンタル面の総合的分析
- 今後の成長戦略の明確化
デメリット・課題:
- 下半身筋力の根本的不足
- 引き技の意図が相手に読まれやすい
- 事前の相手分析が不十分
言葉だけで「頑張る頑張る」っていうのはすごく簡単なことですが、やっぱりきついことから人間って逃れたい、避けたいものです。
きついことを避けるように生きていると思うので、やっぱりきつい稽古をなかなか環境がない中で自分で律して頑張るのは非常に難しい。
そこをどういうふうにコントロールできるか、上位メンバーシップの活動報告などで、できなかったところは偽りなくしっかり共有して、成長できるように頑張って取り組んでいきたいと思います。
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