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年始一発目で2敗した日本一9回|負けを”次の糧”に変える意識力の育て方

この記事は、梶谷彪雅のVoicy(2026年1月5日放送)の内容をもとに、ブログ用に再構成したものです。

年始一発目の稽古。お子さんは、どんな気持ちで竹刀を握りましたか?

私、梶谷彪雅は2026年1月4日に「梶谷彪雅の稽古始め」をさせていただきました。そして——最後、7人相手の1分1本勝負で、2敗してしまいました

日本一9回の私が、年始一発目でズタボロにされた。正直、悔しかった。盛り上げていくぞと思っていた気持ちが、一瞬でしぼみかけました。

でも——この負けが「今年一番の収穫」になるかもしれない。今日はその話を、お子さんの稽古にもつながる形でお伝えします。

目次

久枝大会の出店で起きた”うれしい誤算”

1月3日、久枝大会で彪雅シリーズの竹刀の出店のお手伝いをさせていただきました。低学年・高学年・中学生の団体戦・個人戦、入賞されたみなさん、本当におめでとうございます。

実は、試合は一試合も見られませんでした。なぜなら——竹刀が大変大好評で、ブースを離れられなかったからです。

彪雅竹刀、いいのはわかってるけど、実際に触らないとわからないんだよね――そう言ってくださる方が、本当にたくさんいらっしゃいました。

実際に振っていただくと「軽っ!」「これいいな」と声をかけてくださる。これまで大会や稽古会で出店してきた中で、おそらく過去一番、竹刀が売れた日でした。

道具は”目で見る”より”手で振る”のほうが何倍も伝わる。これは、稽古や指導でもまったく同じだと思っています。ただ、朝から終わりまで立ちっぱなしで、自分が剣道をするのとはまた違う疲れ方をしました(笑)。それでも、皆さんと話しながら「これいいよ」と紹介できる機会はなかなかないので、本当にいい経験になりました。

稽古始めで伝えたかった”2026年で結果を出す秘訣”

1月4日、梶谷彪雅の稽古始め。年末年始に暴飲暴食・夜更かしをした人も、ここで体を動かして最高の一年をスタートダッシュしよう——そんなコンセプトの会でした。午前の部・午後の部、どちらから参加してもOKという形にさせていただきました。

午前は大人の方も多く、ゆっくり体をほぐしながらの稽古。午後は体が温まった方が多かったので、少し頭を使う稽古に切り替えました。たとえば、面を打つと相手の手元が上がる、そこを狙って胴。胴を警戒した相手には担ぎ技。前技から引き技、そして応じ技へ——展開の速い中で組み立てる、彪進会のような内容も取り入れました。

そして参加者のみなさんに、一番最初にこう伝えました。

「この稽古会に参加したら強くなるわけじゃない。どう目標を立てて、この一年、小さな課題を積み重ねて潰していけるか——これが2026年で結果を出す秘訣です」

実際、午前中に切り返しをして、午後にもう一度切り返しをしたときに聞いてみました。「午前中、意識するって言ったポイント何ですか?」。……なかなか出てこないんですね。たった2〜3時間前にやったことでも、人間はすぐ忘れてしまう。

え、うちの子もすぐ忘れちゃうんです……。
集中力がないんでしょうか?

大丈夫です。忘れるのは、人間として当たり前。問題は、忘れたまま次の稽古に行くか、反復して思い出し作業をするかの差だけなんです。毎日の意識力が少しずつ高まっていけば、1年後には大きく変わる。これが、小さな課題を積み重ねるということの本当の意味です。

最後の7人勝負で、2敗してしまった

稽古会の途中、隣の剣道場で愛媛県トップクラスのチームが自主練習をされていました。私自身は、さすがに声をかけるのは気が引けたのですが、一緒にいた先生やスタッフが「交流できるしせっかくだから」と声をかけてくださり——

県トップクラスのチームが7人、垂れネームを外してこちらの自稽古に参加してくれました。参加者の小学生にとっても、ものすごく貴重な時間になったと思います。

お礼も兼ねて、梶谷彪雅と7人の1分1本勝負をさせていただきました。前半は勝ったり引き分けたり。ところが——

すでに2分×10回・20分の自稽古をこなした直後に、さらに県トップ7人。副将戦で「体力がやばい、打っていかないと取れない」と仕掛けて、出ばなを取られる。大将戦も「打っていかないと取れない」と出て、安易に出たところを抑えられる

年始一発目。日本一9回の私が、子どもたちが見ている前で2連敗です。

「もっと強くなりたい」を、ここで叶える。

全国大会9回優勝の梶谷彪雅が、あなたの剣道を直接指導。試合分析・技術解説・質問し放題の環境がここにあります。

「負けを最悪と取るか、糧と取るか」で一生が変わる

正直、悔しかった。メンタルはズタボロになりかけました。でも、この負けをどう解釈するかで、その後の1年は大きく変わるんです。同じ「2敗」でも、捉え方でこれだけ変わります。

負けを引きずる人負けを糧に変える人
解釈「最悪のスタート」と落ち込む「課題が見えた」と捉える
原因分からないまま放置その場で言語化する
次の一手同じ負けを繰り返す次に必ず消せる課題になる
1年後伸び悩む別人レベルで伸びる

私自身は、こう解釈しました。「打たれたことへの感謝」「次に繋げられることへの感謝」——これが、成長していくうえで何より大事なんです。これだけズタボロにやられたということは、修行が足りない場所がはっきり見えたということ。むしろ最高のスタートだと捉えています。

そして大事なのが、負けの原因を、その場で言語化できていたこと。「体力が落ちた状況で、打っていかないと取れないと思い込んで、安易に出てしまった」——原因が言葉になっていれば、それは”次に必ず消せる課題”に変わります。負けたまま原因が分からないのが、一番まずいんです。

お子さんが”負けに強くなる”ための、今日からの小さな3歩

ここからは、今日からお子さんと一緒にできる「小さな3歩」をご紹介します。大げさなことは1つもありません。

一歩①:負けた日に「何が取られた原因だった?」を1つだけ言葉にする

親が責めるのではなく、「今日、いちばん悔しかった一本ってどこ?」と聞いてあげる。言語化できた瞬間に、”消せる課題”に変わります。

一歩②:次の稽古の最初の10分で、その1点だけ反復する

人間はすぐ忘れます。だからこそ、次の稽古の冒頭で”思い出し作業”をセットにするだけで、意識力が雪だるま式に育っていきます。

一歩③:負けた日に「打たれて感謝できた一本」を1つ選ぶ

これが一番効きます。「悔しい」で終わる子と、「あの一本を打ってくれた相手に感謝できる子」では、1年後の伸びが別人レベルで変わります。

日本一9回・梶谷彪雅による直接指導の様子

個別指導・講演会

日本一9回が、その場で癖を見つけて、その場で直す。

マンツーマン、または最大3名の少人数で、実際に竹刀を交えて稽古できます。動画や言葉では届かない”手元の違和感”を、1回の稽古で1つ以上持ち帰ってもらう。これが個別指導の一番の価値です。

  • 日本一9回の経験をそのまま共有(同じ壁は必ず通ってきた)
  • 道場・学校・ご家庭の個人稽古、いずれも対応可能
  • 初回ヒアリング無料。まずは現状を聞かせてください

※道場・学校単位での講演会・稽古会のご依頼もこちらから承っています。

日本一9回の私が、2敗してでも伝えたかったこと

稽古始めで、子どもたちの前で2連敗するのは、正直かっこ悪い。でも、これを「恥」だと隠したら、一番大事なものを子どもに渡せなくなるんです。

負けは、消してはいけない。負けを”次に繋げる感謝”に変換できる子が、1年後・3年後に一番伸びる。それを、背中で見せるのが私の仕事だと思っています。年始一発目、課題だらけのスタートでしたが、これだけ課題が見えた年始は、ある意味最高のスタートです。

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