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剣道防具キャリー「隼」は壊れる?2年2台で分かった壊さない積み方

この記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます。また、記事内で紹介している2台目の隼キャリーは、東山堂さんからご提供いただいたものです。そのうえで、良かった点も、壊れた点も、そのまま書いています。

僕は同じ防具キャリーを、通算2年で2台使いました。

1台目は、1年6ヶ月で壊れました。

2台目は、上に乗せるものを変えただけで、同じ壊れ方をしていません。

剣道の防具キャリーを買うかどうかで、一番気になるのは「本当に長く使えるのか」だと思います。安い買い物ではありませんから、当然です。

この記事では、その2年間で起きたことを時系列で全部お伝えします。壊れた箇所・そのときの積載重量・そして壊さないためにいま僕がやっていることまで、隠さずに書きます。

この記事で分かること
  • 1台目がいつ・どこが壊れたか(積載重量の内訳つき)
  • 2台目で何を変えたら、どうなったか
  • いま僕がやっている壊さない積み方
  • 実際に入れている荷物の中身すべて
  • 隼キャリーが向く人・向かない人
目次

2台目は、まだ壊れていません

先に、この記事で一番お伝えしたいことを書きます。

1台目が壊れた原因は、僕が上に約10kgのリュックを乗せ続けたことでした。キャスターには常に約30kgがかかっていたことになります。

そこで2台目では、リュックを上に乗せるのをやめて、背負うようにしました。いまのところ、1台目と同じ壊れ方はしていません。

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1台目2台目
モデル初代Ver 2.0
上にリュックを乗せていたか乗せていました(約10kg)乗せていません(背負っています)
結果半年でタイヤが1つ破損
1年6ヶ月で連結部が割れる
同じ壊れ方はしていません
通算2年、2台の使用記録です

ここは正直に書いておきます。これは条件を厳密にそろえた比較ではありません。1台目は初代、2台目はVer 2.0で、取っ手の高さ調節という違いがあります。荷物の中身や移動の頻度も、まったく同じとは言えません。

それでも僕が意識して変えたのは、上にリュックを乗せないことです。そして結果が変わりました。ここは、実際に2台使った人間にしかお伝えできない部分だと思っています。

もうひとつ限界をお伝えします。2台目はまだ使っている途中です。ですので「絶対に壊れません」とは言えません。今後変化があれば、この記事に追記します。

剣道防具キャリー 隼-Hayabusa

2台目のVer 2.0で、実感できた改善点は特にありません

先に条件をそろえておきます。

この記事で壊れた話をしている1台目は初代モデルです。現在販売されていて、僕がいま使っている2台目がVer 2.0にあたります。

スペックの上では、Ver 2.0で取っ手の高さ調節が追加されています。

ただ正直に言うと、Ver 2.0になって良くなったと実感できる点は、それ以外に特にありません。

隼を良く見せたいわけではないので、ないものは、ないと書きます。

そしてこれは、この記事にとってはむしろ good news です。もし2台目で製品が大きく改良されていたら、壊れなくなった理由が製品なのか積み方なのか分からなくなります。製品側がほぼ変わっていないからこそ、積み方の話ができます。

製品の基本仕様

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項目内容
ブランドスーツケースメーカー FREQUENTER とのコラボ
容量60リットル
開き方前面がパカッと開きます
持ち手上部と下部の2箇所
真ん中のチャックあります(僕は2年で一度も使っていません)
現行モデルVer 2.0(取っ手の高さ調節つき)

1台目が壊れるまでに起きたこと【時系列】

「結局どれくらい持つのか」を知りたい方のために、1台目の記録を時系列で並べます。

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時期起きたこと
〜半年キャスターのタイヤが1つ破損。交換して継続使用
〜1年タイヤとスプリングの劣化で「キュル」という音が出ることも
1年6ヶ月タイヤとキャリー本体の連結部が割れる
1年6ヶ月〜割れ目を外側に向けて、そのまま使用を継続
その後2台目(Ver 2.0)へ移行
1台目の使用記録(毎日の遠征使用・積載約30kg)

〜半年:タイヤが1つ壊れた

最初の異変は半年ほどで来ました。キャスターのタイヤが1つ壊れたんです。

しかも毎回、同じ場所がピンポイントで壊れます。ここから半年に1個のペースでタイヤ交換をしながら使っていました。

〜1年:静音性が少しずつ落ちてきた

新品のときは、本当に無音と言っていいくらい静かでした。

ただ1年ほど使うと、タイヤ部分が劣化してきます。連結部分のスプリングが劣化すると、「キュル」という音がすることもありました。

とはいえ、1年間はかなり快適でした。ここは消耗品だと割り切っていい部分だと思います。

1年6ヶ月:キャスターの連結部が割れた

決定的だったのが1年6ヶ月目です。

壊れたのはタイヤ本体ではなく、タイヤとキャリーケース本体が連結している部分でした。

割れたあとも、割れ目を外側に出せば使えます。実際そのまま使い続けていました。

ただ、歩いていると割れた部分が段差でめり込むことがあって、そのときにタイヤがロックして急にピタッと止まるんです。ここが最後まで悩ましいところでした。

そして、2台目を使わせていただくことになりました

僕は東山堂さんのスポンサーシールを貼らせていただいていて、また東山堂さんからご支援いただけることになりました。

「また使わせてください、もう一つください」とお願いしたら、「これだけ使ってくれるんだったら、逆にいいっすわ」と言ってくださいました。

1台目が壊れた原因は、はっきりしています

先にお伝えしておきたいのですが、これは製品の欠陥ではありません。僕の使い方が、完全に想定を超えていました。

1台目のときに積んでいた重量の内訳

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積んでいたもの重量
防具袋の中身(防具一式・道着袴2セット・着替え・洗面用品ほか)約18〜20kg
上に乗せたリュック(パソコン・マイク・ジンバル・充電類・水筒)約10kg
竹刀約2kg
合計約30kg
これは1台目のときの積み方です。2台目ではリュックを上に乗せていません

このキャリーケースの想定重量は、おそらく25kg程度だと思います。つまり僕は、想定より重い状態で毎日転がしていたことになります。

それでも「耐久性は高い」と言える理由

約30kgを毎日かけて1年6ヶ月持ったという事実は、むしろ耐久性の高さを示していると思っています。

普通の使い方――防具一式と道着袴を入れて、週に数回の移動――であれば、この壊れ方は起きにくいはずです。

この2年でたどり着いた、壊さない積み方

2台使って分かった、僕なりの結論をお伝えします。

1|上に重い物を乗せない

これが一番効きました。

1台目のときは、パソコン・Voicy収録用のマイク・ジンバル・ノート・充電類・ピンマイク・水筒で約10kgあるリュックを、毎回キャリーの上に乗せていました。

2台目からは、これを背負うようにしています。キャスターにかかる負担が、その分だけ減ります。

2|半年に一度はタイヤを見る

1台目は半年でタイヤが1つ壊れ、以後は半年に1個のペースで同じ場所を交換していました。

1年ほど経った頃に出た「キュル」という音は、点検のサインだと考えています。

3|出し入れは前面から行う

前面がパカッと開く構造なので、防具の出し入れはそこで完結します。

真ん中のチャックは、僕は2年で一度も使っていません。

4|濡れ物用のビニール袋を必ず1枚

稽古後の防具や道着袴のために、大きめのビニール袋を必ず持っていきます。濡れ物や汚れ物は、帰りの道中でニオイが移る可能性があるからです。

背負う10kgは、正直しんどいです

ただし、上に乗せないということは、約10kgを自分の肩で運ぶということです。

片手はキャリー、背中はリュックになりますので、階段では結局その両方を持ち上げることになります。

それでもこのやり方を続けているのは、キャリーが壊れて駅や空港で動かなくなるほうが、遠征では致命的だからです。

2年使って分かった、5項目の正直な評価

シーンごとに評価を分けました。★は僕の実感です。

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評価項目評価
早朝の移動★★★★★
長距離の移動★★★★★
階段・段差への対応★★★☆☆
収納・整理★★★★☆
耐久性★★★☆☆

早朝の移動|★★★★★

朝5時台の出発が、月に4回ほどあります。

新品のときは本当に静かで、マンションの廊下でも駅構内でも音を気にする必要がありませんでした。この精神的な負担がゼロになったのは、想像以上に大きかったです。

長距離の移動|★★★★★

月に7日くらいしか家に帰らない時期もあり、それ以外は電車移動がメインで、とにかく歩き尽くします。

リュック型を使っていた頃は、肩と腰への負担で到着した時点で疲れていました。隼キャリーに変えてからは、到着時の体の軽さが別次元です。

上部と下部の2箇所に持ち手があるので、車やタクシーに乗せるときも、上だけを持って引っ張るのではなく、2箇所を同時に持って持ち上げられます。

階段・段差への対応|★★★☆☆

ここは正直、隼キャリーの弱点です。階段では必ず持ち上げる必要があります。

ただ、上下2箇所の持ち手の設計が秀逸で、短い距離の持ち上げは苦になりません。

収納・整理|★★★★☆

収納量は60リットルです。遠征先の衣類も含めて、たっぷり入ります。

遠征のときに普通の防具袋を使っていると、潰れるんですよね。潰れてしまうと、その上にどんどん他の荷物が乗せられます。

稽古用ならまだいいかもしれませんが、試合用の防具は型崩れさせたくないじゃないですか。このキャリーケースなら、そこを避けられます。飛行機に預けるときも、新幹線の上段に乗せるときも同じです。

耐久性|★★★☆☆

半年でタイヤ1個、1年6ヶ月で連結部。ここは上で書いたとおりです。

ただし約30kgを毎日という条件つきの数字です。この使い方は、おそらく剣道界でもかなり極端な部類だと思います。

剣道防具キャリー 隼-Hayabusa

実際に入れているものを、全部公開します

「意外と入る」という言葉だけでは伝わらないと思うので、中身をそのまま書き出します。

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分類入れているもの
防具面・小手・胴・垂の一式
道着・袴2セット(翌日に講演会やレッスンがあるため)
衣類普段着も結構な量
洗面・身だしなみヒゲ剃り/コンタクトケース/コンタクト液1本/化粧水/整髪料
ケア用品テーピング/タオル3枚
補給プロテイン約1kg/EAA
60リットルに、遠征に必要なものが丸ごと入ります。これで18〜20kgになります

全部入れると結構パンパンにはなりますが、入ってしまうんです。

ただしパソコンを入れたい方は、別途リュックが必要です。僕はパソコン・マイク・ジンバル・ノート・充電類・ピンマイク・水筒をリュックに入れていて、これが約10kgです。

買っていい人と、やめておいた方がいい人

迷っている方のために、判断の軸を書きます。

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確認したいこと判断
防具を持って電車・新幹線・飛行機で移動する日が多い向いています
早朝や夜間に、音を気にする場所を移動する向いています
重い荷物を、キャリーの上ではなくリュックで背負える向いています(1台目と同じ壊れ方を避けられます)
キャリーの上に必ず重い物を乗せることになる買っても構いませんが、1台目と同じ壊れ方をする可能性があります。先に「壊さない積み方」をお読みください
移動経路が階段中心キャリー型そのものが向いていません。リュック型をおすすめします

移動手段や体格から「そもそもどのタイプを選ぶか」を決めたい方は、こちらで詳しく解説しています。

壊れても、その日から使えなくなるわけではありませんでした

高い買い物なので、「壊れたら終わりなのでは」という不安があると思います。

僕の場合はこうでした。

  • 半年でタイヤが1つ壊れましたが、交換しながら使い続けられました。最初の故障は全損ではありません
  • 1年6ヶ月で割れたのは、タイヤ本体ではなくタイヤと本体の連結部です
  • 割れたあとも、割れ目を外側に向ければ使えました。ただし段差でめり込み、タイヤがロックすることがありました

つまりいきなり使えなくなる壊れ方ではなく、予兆と段階があります。予兆は「キュル」という音、段階はタイヤ単体から連結部へ、という順番でした。

よくある質問

隼キャリーはどのくらい持ちますか?

1台目は約30kgを毎日積んで、1年6ヶ月でキャスターの連結部が割れました。ただしこれは想定重量(おそらく25kg程度)を超えた使い方です。2台目は上にリュックを乗せるのをやめてから、同じ壊れ方をしていません。

壊れる前に、何かサインはありますか?

僕の場合は「キュル」という音でした。1年ほどでタイヤとスプリングが劣化して出はじめます。この音が出たら、タイヤを 点検するようにしています。

タイヤは交換できますか?

僕は半年に1個のペースで、同じ場所のタイヤを交換しながら使っていました。交換部品の入手方法は、購入前に販売店へ確認しておくと安心です。

どれくらいの重さまで載せて大丈夫ですか?

公称値は分かりませんが、僕の推測では25kg程度だと思います。約30kgを毎日かけていた1台目は1年6ヶ月で壊れました。上に重い荷物を乗せないことが、一番の対策です。

音は本当に静かですか?

新品のときは、本当に無音と言っていいくらい静かでした。ただし1年ほど使うとタイヤが劣化して、音が出ることがあります。

どれくらい入りますか?

60リットルです。防具一式に加えて、道着袴2セット・普段着・洗面用品・タオル3枚・プロテインまで入ります。ただしパソコンを持つ方は、別途リュックが必要です。

隼キャリーはどこで買うのがいいか

彪武道(HYOBUDO)は、僕が運営に関わっているショップです。ここから購入していただけると、僕の紹介扱いになります。

楽天でポイントを貯めている方は、楽天ROOMからどうぞ。

剣道京都さんでも取り扱いがあります。

竹刀を一緒に運びたい方へ

竹刀を入れる専用のアタッチメントもあります。僕は竹刀を一緒にかけて運んでいるので、ここも約2kgの荷重になっていました。

まとめ:壊れた原因が分かったので、同じ道具を、違う積み方で使っています

2年で2台使って、たどり着いた結論はこれです。

壊れるかどうかは、製品よりも積み方で決まる部分が大きいです。

この記事のまとめ
  • 1台目は約30kgを毎日積んで、1年6ヶ月で連結部が破損
  • 原因は、上に約10kgのリュックを乗せ続けたこと
  • 2台目では上に乗せるのをやめ、同じ壊れ方をしていません
  • ただし2台目はまだ使用の途中です。変化があれば追記します
  • Ver 2.0で実感できた改善点は特にありません
  • 階段が多い環境なら、リュック型のほうが快適です

壊れたことも含めて、正直にお伝えしました。この記事が、あなたの防具袋選びの判断材料になればうれしいです。

ほかのタイプも比べたい方へ

キャリー型全体から選び方を知りたい方はこちらです。

リュック型・3WAY型も含めて、防具袋全体から選びたい方はこちらをご覧ください。

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