【夢実現】剣道ノートで強くなる書き方と実践法
本日は剣道ノートの書き方と合わせて、メジャーで大活躍している大谷選手の成長のきっかけである「マンダラチャート」についてお伝えしていきます。
「マンダラチャート」皆さん聞いたことありますか?3×3のマスが9個並んで9×9個のマスになっているものです。

このような物です!聞いたこともある人、見たことある人もほとんどだと思います。
そのマンダラチャートについて少しだけ解説していこうと思います。
大谷翔平の夢の可視化術|目標達成の秘訣とは
大谷翔平選手は23歳のとき、メジャーリーグに挑戦しました。
その選択は、金額だけを見れば「損をしている」とさえ言われるものでした。
このブログでは、なぜ大谷選手が40分の1の年俸でメジャーを目指したのか、そしてその判断の裏にあった「目標達成チャート(マンダラチャート)」の力について、私・梶谷彪雅の実体験も交えながら解説します。
なぜ大谷は40分の1の年俸を選んだのか
年俸制限のため、高額契約は不可能
MLBには「25歳未満の外国人選手に対する年俸の上限」があります(※2023年時点:MLB国際契約規定に基づく)。
23歳だった大谷翔平選手が契約時に得られる最大の契約金は約400万ドル。日本円にして約4〜5億円とされていました。
本来なら「2年待てば」年俸は40倍に跳ね上がる可能性も
この年齢制限を超える25歳以降での移籍であれば、上限は撤廃され、1億ドル(約100億円)規模の契約も現実的でした。
事実、2023年のFA移籍時には、ロサンゼルス・ドジャースと**10年総額7億ドル(約1015億円)**の契約を結んでいます。
それでも「夢」を優先した選択
大谷翔平選手が選んだのは、金額ではなく「二刀流としてメジャーでプレーする」ことでした。
お金よりも、自分のやりたいことを貫く道──その信念に従ったのです。
マンダラチャートとは何か
目標を「行動すべき指針」にする手法
マンダラチャートは、元・近畿大学野球部監督の今泉浩一氏が開発した目標設定の可視化ツールです。 9×9のマスに中心目標を据え、そこから達成のための要素を周囲に配置して、具体的な行動へと落とし込んでいきます。
大谷翔平選手は高校1年時に完成させていた
彼は花巻東高校時代、すでにこのマンダラチャートを完成させており、中心には「ドラフト1位で8球団から指名される」と設定。
そのために必要な要素として、球速・体力・人間性・運気・変化球・コントロール・メンタルなど8つを周囲に配置しました。
「運を上げる」ことも仕事にする
「ごみ拾い」も目標の一部
MLBの記者会見などでも話題になったのが、大谷翔平選手がグラウンドやベンチでごみを拾ってポケットに入れている姿。
その理由は、マンダラチャートに「運を上げるための行動」として『ごみ拾い』を明記していたからです。
「人の見ていない時こそ、神様が見ている」
これは本人がインタビューで語った名言です。表の行動よりも、見えないところでの誠実な行動を大切にしていることが分かります。
剣道家・梶谷彪雅としての実体験
私自身、剣道の世界で日本一を目指していた高校時代から、この「目標の可視化」は意識していました。
目標の可視化を意識するようになったのは、中学での日本一の経験からです。
寮生活だった私ですが、寮には『日本一』という文字、竹刀袋には『全国制覇』を掲げ日々過ごしていました。
目標が常に目に入るところにある。
目標が明確ある。
この大切さを中学では学び、高校でも『全国5大大会の制覇』『五冠』を目標にしていました。
目標達成のために、練習の時間は勿論のこと
- 体力強化(早朝ラン)
- 日々是剣道(常に剣道の事を考える)
- 剣道ノート(自己分析&他者分析)
- 技の強化(意識的練習)
- あいさつ(取り組む姿勢)
- 運を上げる(神社へのお参り、掃除)
などを書き出していました。
特に「運気」の項目は、私にとっては最初は半信半疑でしたが、「自分の行いが全て試合に出る」と気づいてからは、トイレ掃除を徹底するようになりました。
これは精神論ではなく、“勝つための必要”な事だと信じていました。
誰もが嫌がる事をする!
練習が嫌な時もあるだろう。
自主練習に妥協したくなる時もある。
そんな時に嫌がるのではなく、嫌がることに挑戦する。そんな考え方でした。
目標を行動に変える書き方と使い方
マンダラチャートの書き方
- 9×9のマスを用意
- 中心に成し遂げたい目標を書く
- その周りに「計画の8要素」を書き込む
- その要素を達成するための具体行動を定義
このようにして、目標を分解し、行動レベルまで落とし込むのが大谷流、そして私が実践していた方法です。
まずは「書くこと」から始めよう
目標は、頭で考えるよりも「紙に書く」ことで実現しやすくなります。 成功者の多くが「書く」ことを勧めるのはそのためです。

まとめ
大谷翔平選手は、金額より「夢を優先する」違い方向の選択をしました。
その背景には、すでに高校時代から書かれていた「目標達成マップ」があったのです。
夢は「偶然」には成立しません。 ビジョンを可視化し、行動へ落とし込むことで初めて現実になります。
剣道家としての私自身の経験からも、それは間違いのない真実です。
目標達成ノートのテンプレートも掲載しておきますので、興味がある方は是非見てみてください。
今回も最後まで見ていただきありがとうございました。
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