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【玉竜旗】福大大濠高校が二連覇達成!大将・森選手率いる王者5人が語る頂点の舞台裏

2025年玉竜旗。
福大大濠高校剣道部が、2年連続・通算11回目の優勝という偉業を達成しました。

昨年王者として迎えた今大会も、先鋒から大将まで全員が役割を果たし、見事に二連覇を成し遂げました。

今回は、試合直後の各選手のインタビューをお届けします。
王者の戦い、その舞台裏をお楽しみください。

目次

三宅選手(先鋒)——「楽しむことが自分の剣道」

三宅選手(先鋒)——「楽しむことが自分の剣道」

梶谷──優勝おめでとうございます。
今の気持ちを率直に教えてください。

三宅選手:

嬉しいです。

梶谷──先鋒として、どんな気持ちで試合に入りましたか?

三宅選手:

今回の大会は楽しむことが一番の目標でした。

後ろには先輩たちがいてくれる安心感もあって、自分の剣道を出し切れました。

梶谷──勝ち抜き戦は先鋒が一番厳しいポジションとも言われますが、その準備は?

三宅選手:

メンタル面ですね。

梶谷──日頃から体力トレーニングがきついからこそ最後はメンタルで勝ち抜くという気持ちが大切なんですね!食事や体作りで意識していることは?

三宅選手:

体が大事なので、バランスのいい食事を意識しながら、プロテインを摂っています。

梶谷──昨日聞いて無かったので聞かせてください。ご飯派ですか?パン派ですか?肉と魚はどっちが好きですか?

ご飯派で肉が好きです。

梶谷──やはりそうなんですね!またインターハイに向けて頑張ってください。

この、ご飯かパンかというどうでも良いような質問ですが、三宅選手が言うように、体を作るための食事は超重要事項だと私は考えています。

強くなるための食事。これを意識できているかどうかは、強くなるための体に直結するので、皆さんも意識しましょう!

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野口選手(次鋒)——「186cmの体を生かし、もっと上で勝ちたい」

梶谷──二連覇おめでとうございます。気持ちは?

野口選手:

素直に嬉しいです。

梶谷──自分のストロングポイントを発揮できましたか?

野口選手:序盤は攻めで試合を決められましたが、準決勝や決勝の舞台ではまだ力が足りないと感じました。

次は上の舞台で必ず勝ちたいです。

梶谷──課題はどこにありますか?

野口選手:

連戦が続く中で集中力が欠ける場面がありました。そこをインターハイまでに修正します。

このように語る野口選手でしたが、今大会は

全16試合、12勝 2敗 2引き分け

勝ち抜き戦でないと、まずここまでの対戦数をこなす事はないので、インターハイでは序盤の集中力をそのまま発揮する事が勝負の鍵となります。

野口選手の誰よりもアグレッシブで攻撃的な剣道を見るのがとても楽しみです。

大濠高校2日目終了時点での、優勝に向けての思考と意気込みについての記事はこちら

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矢野選手(中堅)——「優勝できてほっとした。インターハイは圧倒して勝つ」

梶谷──優勝おめでとうございます。
今の気持ちを率直に教えてください。

矢野選手:

優勝できて本当にほっとしています。

梶谷──自分の試合を振り返ってどうですか?

矢野選手:

自分がリードする展開を作りたかったですが、一本をもぎ取れなかったのは悔しいです。

ただ最後は大将が決めてくれて本当に嬉しいです。

梶谷──インターハイへの意気込みは?

矢野選手:

インターハイこそは大濠高校全員が100%の力を出し切れるように、一から見直して決勝で圧倒して優勝できるようなチーム作りができたらと思っています。

インターハイに向けて、全員が100%の力を出す事、そして圧倒して優勝できるようにと、闘志溢れるコメントをいただきました。

林選手(副将)——「明るい雰囲気で二連覇へ」

梶谷──優勝おめでとうございます。
今の率直な気持ちを教えてください。

林選手:

嬉しいですが、副将として自分で終わらせられなかった悔しさもあります。

梶谷──昨日に引き続き、3日目の1試合目から、チーム全体が柔らかい雰囲気だったのが印象的でした。

林選手:

硬くなると自分の剣道ができないので、選抜で決勝を落としたときから、チーム全体で明るく戦うことを意識してきました。

梶谷──インターハイへの意気込みは?

林選手:

私と森は個人戦もあるので、個人・団体ともに優勝して最高の夏にします。

森選手(大将)——「仲間のために。二連覇達成」

梶谷──優勝おめでとうございます。
二連覇の気持ちを教えてください。

森選手:

嬉しいです。

梶谷──どんな思いで大将戦に臨みましたか?

森選手:

前の4人が頑張ってくれたので、自分が仲間のために決めるという気持ちでした。

梶谷──今大会の1試合目がまさかの決勝戦。急に出る大将戦、心境は?

森選手:

体が動くか少し心配もありますが、気持ちでカバーします。

自分はスピード型ではなく、じっくりやる事が長所なので、剣先のまとまりと足をしっかり動かすことを意識しました。

梶谷──最後の技は?

森選手:

最初は面を狙って組み立てたんですが、最後は気持ちが勝ったと思います。

梶谷──インターハイへの意気込みは?

森選手:

去年インターハイでは負けたので、この夏はどこにも負けない気持ちで挑みます。

全国大会の2冠に向けての強い意識を感じられる言葉でした。

【まとめ】福大大濠が見せた「二連覇の重み」と「次なる挑戦」

福大大濠高校は、玉竜旗で2年連続・11回目の優勝を果たし、堂々たる王者としてその名を刻みました。

  • 先鋒・三宅選手の安定した立ち上がり
  • 次鋒・野口選手の体を生かした攻め
  • 中堅・矢野選手の冷静な試合運び
  • 副将・林選手の明るい雰囲気づくり
  • 大将・森選手の決定力

しかし、物語はここで終わりません。
次の舞台はインターハイ。
予選リーグを勝ち抜けば、初戦で玉竜旗決勝の再戦——九州学院との因縁の一戦が待っています。

玉竜旗決勝での敗北を胸に刻む九州学院。
そして、その挑戦を正面から受け止める王者・福大大濠。

これは単なる試合ではなく、「誇りと意地を懸けた真夏の決闘」
二連覇を果たした王者が、リベンジを狙う挑戦者を迎え撃つ。

インターハイの舞台で、その熱が再び火を吹く瞬間を見逃すわけにはいきません。

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