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「聞いてもできない」のはイメージ力が原因だった|彪進会稽古レポート

このnote投稿は2025年12月21日voicyの音源の内容をもとに作成したものです。

目次

「先生に言われた通りにやっているのに、なんでできないんだろう?」そう感じたことはありませんか?

昨日、兵庫県で彪進会を開催しました。

日本一経験者のシークレットゲストをお迎えして、めちゃめちゃ濃い稽古ができました。

今回の稽古で見えてきたのは、「理解してもできない」と「理解してできる」の差はイメージ力にあるという話です。

小学生から大人まで全員に当てはまることなので、ぜひ最後まで読んでみてください。

「聞いてもできない」を生む、イメージ力の差

「大事に打つ」と言われても、差が出る理由

切り返しの最初に、ゲストの先生が「1本目を特に大事に打ちましょう」と伝えてくれました。

でも実際に見ていると、すぐに大事に打てる子と、そうじゃない子にはっきり分かれたんです。

素振りでも同じことが起きています。

「腕がちぎれるくらい本気でやりましょう」と言っても、最初から全力でできる子は半分くらいなんですよ。

これは「聞いて理解しているけどやらない人」と「聞いてすぐやれる人」の差です。

どちらが速く上達するかは、言わなくてもわかりますよね。

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フェイントはできるのに、切り返しに戻るとできなくなる

「元立ちが避けるより早く面を打ちましょう」と伝えたとき、子どもたちは工夫し始めました。

タイミングをずらす、間合いを詰める、フェイントを使う。

みんな自分で考えて動いていました。

でも、その後に切り返しに戻ると、また普通の面打ちに戻ってしまう子がいたんです。

さっきまでフェイントしていた子が、急に「ただの面打ち」になってしまう。

これがまさに「理解してもできない」の正体です。頭でわかっていても、場面が変わると体が動かない。

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イメージ力を鍛えると、難しい技が決まるようになる

「相手が避けるかもしれない」「打ち込んでくるかもしれない」という気持ちで打つと、難易度はぐっと上がります。

実戦のイメージを強く持てば持つほど、滑ったり体が前かがみになったり、命中率も下がるんです。

でも、その難しい状況でしっかり打突できるようになることが、本当の稽古です。

普段の切り返しや素振りから、「相手がいる」イメージを持って練習してみてください。

試合を制する引き技の重要性と練習法

引き技は「試合の半分」を占める技術

引き技ってめちゃめちゃ大事なんです。

小学生の試合なら、つば競り合いが約半分の時間を占めます。中学生なら試合時間の1分半、高校生以上なら2分間が引き技の時間帯になります。

引き技が使えないと、試合の半分を捨てているのと同じです。

前技と同じくらい練習しないと、試合ではなかなか決まらないんですよ。

「別れ際の引き技」にフォーカスした理由

今回は別れ際の引き技にフォーカスして練習しました。

つば競り合いが終わって相手と離れる瞬間、そこが最大のチャンスです。

全日本選手権の星子選手の動きを参考に練習しました。

実際の試合映像を見ながら体に覚えさせる、この「本物を真似る」練習はとても効果的です。

引き面の細かい解説はYouTubeでも公開しているので、ぜひ動画と合わせて確認してみてください。

小学生に必要な「感じる前に打つ」技術

「考えすぎない」と「何も考えない」は別物

参加してくれたメンバーシップの子の悩みは「1・2回戦は勝てるけど、予選リーグで上がってから勝てなくなる」というものでした。

強い小学生の武器は、考えすぎないことだと思っています。

でも「何も考えない」は違います。

「コテが空いた」と見てから打ったら、もう遅い。技は感じてから打つのではなく、決めてから打つものです。

遠い間合いからすり足で入る練習

コート1面分の距離から、お互いすり足で中央に向かって入っていく練習をしました。

入っていく途中から、もう何を打つか決めておくんです。

「相手は面を嫌がるかな」「次は小手を狙ってみよう」と事前に技を決めて、思い切り打つ。

このプロセスが、試合で使える技術になります。

間合いに入ってから考えていたら遅すぎる。入る前から勝負は始まっているんです。

試合で勝てる「本気のつなぎ技」の作り方

最後の技だけ本気にならない

面を打って引き面を打って、追ってくる相手に出小手を打つ、というつなぎ技の練習をしました。

でも小学生がやりがちなのが、最後の技だけ一生懸命になってしまうことです。

面も引き面も適当で、出小手だけ全力、みたいな。これじゃいくら練習しても試合では決まりません。

「全部本気」だから次の技が生きる

面を本気で決めにいく。それが決まらないから引き技を打つ。引き技も決まらないから、さらに次の技を出す。

この「全部本気のつなぎ」が、試合で展開を作る力になります。

端から端まで面を打って押し込み、それでも決まらないから引き技、追ってくる相手に技を出す、という流れで練習しました。

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迷わず技を出すことが、一番の練習

最後はゲストの先生との試合もしました。

僕は2本取らないといけない状況で、1本は取れたものの、最後に突きを読まれて負けてしまいました。

打っていかないと、攻められ続けるだけです。迷う時間があるなら、その瞬間に技を出す。

特に小学生には、この「迷わず打つ」感覚を体に染み込ませてほしいと思います。

今日からぜひ、「技を決めてから間合いに入る」ことを意識して稽古してみてください。

まとめ:イメージ力が、稽古の質を変える

  • 「聞いてもできない」のはイメージ力の差。実戦をイメージした稽古が上達を加速させる
  • 引き技は試合の半分を占める。前技と同じくらい本気で練習しよう
  • 技は「感じてから打つ」ではなく「決めてから打つ」。迷わず思い切り出すことが最大の練習

今日の稽古レポートが、あなたの一歩を後押しできたら嬉しいです。

1月の彪進会にも、ぜひ参加してみてください。

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