【玉竜旗】福大大濠高校 大将・森選手「連覇しか見ていない」王者5人が語る最終決戦への覚悟

22025年玉竜旗。昨年の優勝校、福大大濠高校剣道部が、今年も堂々の最終日進出を果たしました。
その中心に立つのは、大将・森選手。
福大大濠決勝戦終了後のインタビューはこちら

さらに次鋒・野口選手、先鋒・亀山選手、中堅・矢野選手、副将・林選手と、各ポジションが個性と役割を全うし、チーム全体で王者の貫禄を見せています。
今回は、2日目を終えた彼ら5人に試合直後のインタビューを行い、連覇への意気込みと、ここまでの準備、そして3日目への覚悟を聞きました。
15人抜きを達成した松村選手インタビュー

昨年準優勝の福岡第一、10人抜きを達成した村田選手のインタビュー記事はこちら



森選手(大将)——「厳しい戦いでも、連覇だけを見ている」
梶谷──2日目お疲れ様です。
昨年優勝していますが、明日に向けての意気込みを聞かせてください。

森選手:
明日は厳しい戦いになると思います。
その中でチームで勝ち切って、また連覇を達成したいです。
梶谷──この玉竜旗に向けて、九州大会優勝から今日までどんな稽古をしてきましたか?
森選手:
攻めと捌きを徹底した稽古をしてきました。
どういう状況でも勝ち切れるよう、打ち切るところ、さばくところをしっかりやる稽古です。
梶谷──試合が長くなった時は、どんな意識で臨んでいますか?
森選手:
長くなれば集中力の勝負。
気を抜かず、最後まで足を動かして集中しています。
野口選手(次鋒)——「186cmの体を生かして攻め切る」
梶谷──2日目お疲れ様です。大きい。身長何センチありますか!?

野口選手:
186cmです。
梶谷──1本を取る時や試合スタイルで意識していることは?
野口選手:
この大きな体を使った攻めからの技です。
つば競り合いでも体を生かすことを意識しています。
梶谷──小柄な相手はやりづらいですか?
野口選手:
やりづらい部分はありますが、そこは関係なく、力強い剣道を貫きます。
梶谷──明日の意気込みをお願いします。
野口選手:
前衛として自分が引っ張って、後ろを有利に回して、必ず優勝します。

亀山選手(先鋒)——「リズムを作りながら、5人抜き」
梶谷──2日目お疲れ様です。
5人抜き達成、おめでとうございます!

亀山選手:
ありがとうございます。
梶谷──やってみてどうでしたか?
亀山選手:
リズムを作りながらやっていこうと思っていました。
最後の方は少し足が止まってしまいましたが、そこを修正して3日目に臨みます。
矢野選手(中堅)——「笑顔を忘れず、大濠らしい剣道を」
梶谷──明日の意気込みを一言お願いします。

矢野選手:
明日で頂点が決まります。
自分たちらしい剣道、大濠らしい剣道を笑顔を忘れずにやっていきます。
林選手(副将)——「足腰の基礎を大濠公園で鍛えた」
梶谷──昨年も優勝していますが、この大会に向けてやってきたことは?
林選手:

去年もそうでしたが、やはり足腰の作りをしっかりやってきました。
梶谷──基礎練習ということは・・・。やはり大濠公園ですか?
林選手:
はい(笑)
笑いながら答えてくれましたが、その表情の奥には確かな自信と闘志が見えます。
大濠は今年も、連覇に向けて静かに、そして確実に炎を燃やしています。
【まとめ】「王者の重み」と「全員の覚悟」
森選手を中心に、全員が自分の役割を全うしながら挑む福大大濠高校。
それぞれの視線はブレることなく、「連覇」だけを見据えています。
- 大将・森選手の安定感
- 副将・林選手の基礎力
- 中堅・矢野選手の冷静な心構え
- 次鋒・野口選手の豪快な攻め
- 先鋒・亀山選手のリズム作り
その全てがかみ合ったとき、再び玉竜旗の頂点に立つ可能性は高いでしょう。
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