新学期に剣道を始める人へ|最初の3ヶ月で差がつく3つのこと

新学期に剣道を始める人へ|最初の3ヶ月で差がつく3つのこと
4月。新学期に剣道部に入った・子どもが剣道を始めたという方も多いのではないでしょうか。
この時期、僕のところによく来る相談があります。
子どもが剣道部に入ったんですが、経験者との差がすごい。強い先輩ばかりで、もうやめたいと言っています。練習もきついみたいで…。
保護者からのご相談
最初の1〜3ヶ月の過ごし方で、経験者との差は確実に縮まります。逆にここをなんとなく過ごすと、差は開く一方。今日はこれから始める人・始めたばかりの人に向けて、絶対にやってほしい3つをお伝えします。
最初の3ヶ月をなんとなく過ごすと、一生引きずる
僕が一番もったいないと感じるのは、「もうレギュラー無理だな」と最初に諦めてしまうこと。
そのまま過ごすと、学年が上がってもダラダラしたまま。上級生の自覚も持てない。スタートダッシュでついた習慣が、そのまま剣道人生の習慣になってしまうんです。
だからこそ、最初の3ヶ月が勝負です。
① 構えの見直しを徹底する
「構えって基本すぎない?」と思うかもしれません。でも、初心者が最も差をつけられるポイントは構えです。
経験者は構えが無意識にできている。だから強そうに見えるし、実際に打つのも速い。構えが悪いと、打つのが遅く・打たれやすく・足が動かない——すべての起点が構えなんです。
チェックしてほしいポイント
箸をまっすぐ立てるのって難しいですよね。構えも同じで、ぐらつかない軸・吹っ飛ばされない重心を作ることがすべての出発点。最初の1ヶ月は「どう構えればいいんだろう」と鏡の前・動画で毎日チェックする習慣をつけてください。先輩の構え・強い選手の構えを観察する——この研究が一生の財産になります。
② 足さばきを、とにかく量でやる
強い選手と弱い選手の差は、打ち方でも技の種類でもなく「足」です。
僕自身、高校時代に毎日やっていたのが足を使った練習。3人1組で道場の端から端まで、大きく面を10分間・大きくコテ面を10分間——朝練で20分間ひたすらやる。めちゃくちゃきついけど、これが一番効きました。
朝練がない日も5kmは走って、逆立ちもやっていました。地味ですが、最も差がつく部分です。
足さばきは才能ではなく「量」
全日本選手権3位・世界大会優勝の前田康喜先生(新宮剣志館)も、「最初全然強くない子でも、努力次第でめちゃくちゃ強くなれる」と言われています。その努力の中心が足・基礎基本の強化。
道場にいる時間以外、家の廊下でもどこでもいい。1日10分でいいから足さばきをやる。これを3ヶ月続けるだけで、瞬発力・足さばきのスピードは確実に変わります。
③ 試合動画を見て研究する習慣をつける
3つ目は、試合動画を見て研究する習慣。僕自身、小学校までほとんどやっていなかったことなので、早くから始める子は本当に強いです。
剣道って「正解」が見えづらい競技。先輩に打たれても何が悪かったか分からない、先生に「攻めろ」と言われても攻め方が分からない——この迷いを解消してくれるのが試合動画です。
強い選手の試合を見ると「あ、この間合いから打つのね」「この足の使い方するのね」が少しずつ分かってくる。YouTube・大会配信でOK。見た後に自分の稽古動画を撮影して比較する——これを1日1試合でもいい、習慣にしてください。「なんとなくすごい」ではなく「こういう打ち方しているのね」と観ることで、稽古の質が激変します。
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今日からできる3つの一歩
最初の1ヶ月は特に。動画を撮って先輩の構えと比較するのもおすすめ。
大きく面の打ち込み・大きくコテ面のイメージで。量が正義です。
「今日これやってみよう」とモチベーションにもなる。楽しみながら学ぶ習慣が一番強いです。
まとめ:剣道は、正しい方向の努力が必ず力になる
最初はやっぱりキツいですよね…
キツいです。何でも新しいことは最初キツい。でも周りとの差を感じて「向いてない」と思う前に、今日の3つを試してほしいんです。
剣道は正しい方向の努力が、必ず力に変わる競技。これは剣道の一番いいところだと思っています。
この放送が、これから剣道を始める誰かの背中を押せたら嬉しいです。

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