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5歳の娘に筋肉痛を理解させるのは難しい|子どものモチベーション入口を守る話

この記事は、梶谷彪雅のVoicy(2026年3月12日放送)の内容をもとに、ブログ用に再構成したものです。

目次

「お腹痛い!保育園行かない!」5歳娘の筋肉痛事件で気づいたこと

先日、朝のルーティンで腹筋をしていたら、5歳の娘が「私もやる!」と参加しました。

20〜30回を2セット。一生懸命頑張っていた娘。

翌日、「お腹が痛い…立つ時も痛い…保育園行きたくない!」と涙目に。

これ、完全に筋肉痛ですよね。大人なら「筋肉痛か」で終わる話が、5歳児にはそうはいかない。今日は、この経験から見えた「小さい子への成長の伝え方」の難しさをお伝えします。

講演会で「筋肉痛はご褒美」と伝えている僕

講演会で「筋肉痛、好きですか?」と聞くと、9割の人が「嫌だ」と手を挙げます。

でも僕はこう伝えています。

筋肉痛は、筋繊維が切れて→修復する時に筋肉が大きくなるサイン。筋肉痛こそが、強くなっている証拠。今日頑張ったら、明日プレゼントが届く——早めのクリスマスプレゼントみたいなもの。

梶谷彪雅(講演会より)

これを5歳の娘に同じように伝えたら——「んなわけないでしょ!」と大激怒。涙目で「保育園行かない!」と。

大人に通じる理屈が、子どもには通じない。当然といえば当然ですが、この時「成長のロジックを理解させるのは想像以上に難しい」と気づかされました。

子どもは「頑張れば成長する」を頭では分かっている

でも、うちの子も頑張ることの大事さは分かってそうなんだけどな…

娘も、勉強の話なら分かるんです。

「できないことを、できるまで練習するから、できるようになる」という理屈。ひらがなも計算も、最初は読めなかったけれど、毎日練習したから読めるようになった。この勉強の成功体験はもうあるんです。

でも、トレーニング(身体的な努力)に関しては「翌日痛みが来る」という現象自体を体験したことがない。これが理解の壁になります。勉強なら「今日やれば明日わかる」くらいの体感だけれど、筋トレは「今日やると明日痛い」という全く逆の体験になるんです。

この「痛みと成長のセット」を理解させる難しさ——ここに、子育てと指導の最大の壁があります。

目標を持たせるのも、実は難しい

「目標を持ちなさい」と小さい子に言うのも、実は的外れなアプローチです。

大谷翔平選手も、野球を始めた瞬間から「メジャーリーガーになりたい」と思っていたわけじゃない。僕自身も、剣道を始めた瞬間から「日本一になる」と思っていたわけじゃない。

目標は、成功体験を積む過程で、だんだん大きくなっていくものなんです。

市大会で優勝 → 県大会を目指す

県大会で優勝 → 全国大会を目指す

全国で結果 → 五冠を目指す

この「段階的に目標が育つ」流れを作るのが、保護者の最大の仕事です。

「もっと強くなりたい」を、ここで叶える。

全国大会9回優勝の梶谷彪雅が、あなたの剣道を直接指導。試合分析・技術解説・質問し放題の環境がここにあります。

小さい子には「ゲーム感覚の成功体験」を用意する

剣道のような技術系スポーツは、陸上のように「タイムが縮んだ」という目に見える成果が出にくい。

だから、小さい子には「ゲーム感覚で達成できる小さな成功」を親が用意する必要があります。

風船大会・鬼ごっこ

保育園・幼稚園レベルのお子さんなら、風船落とし・鬼ごっこで成功体験を作れます。

「前はすぐタッチされてたのに、今日は全然捕まらなかった!」——これが立派な成功体験。身体能力の向上を実感する経験になります。

剣道での小さな達成

試合で勝つのはハードルが高くても、「素振りの本数を昨日より増やす」「元立ちに綺麗に面を当てる」といった小さな達成はいくらでも作れます。

この小さな「できた!」の積み重ねが、いつか大きな目標の源泉になります。

「もっと強くなりたい」を、ここで叶える。

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モチベーションの「入口」を守りながら、「理屈」を後から教える

娘の筋肉痛事件で気づいたこと。

今、娘が腹筋をやりたい理由は「パパみたいになりたい」「褒められたい」——これが彼女のモチベーションの入口です。

ここで「筋肉痛はご褒美」という理屈をガチで伝えると、モチベーションの入口自体が壊れる危険がある。今は「パパ褒めてくれる→嬉しい→もっとやりたい」で十分。筋肉痛の理屈は、何度か体験してから徐々に分かっていけばいい。「入口を守ること」が、長く続ける第一歩です。

今日からできる3つの一歩

一歩①:お子さんの「今のモチベーション入口」を把握する

褒められたい?パパ/ママと一緒が嬉しい?強くなりたい?今の動機を知らないと、間違った声かけで入口を壊してしまいます。

一歩②:達成しやすい小さなゴールを親子で作る

「昨日より素振り1本多く振れた」「鬼ごっこで捕まらなかった」——どんな小さな成功でも、親が全力で拾って褒める。これが次の一歩のエンジンです。

一歩③:痛みを「悪いこと」と子どもに刷り込まない

筋肉痛が出ても「かわいそう」ではなく、「頑張った証だね。明日にはきっと強くなってるよ」と肯定的な言葉でフォローする。

何度かこれを経験すると、子どもの中で「痛み=成長」の回路が自然に育っていきます。

まとめ:子どもへの伝え方は、大人とは違う

つい大人の理屈で説明してしまうんですよね…

僕もその失敗をしました。5歳の娘に、120名の講演会と同じ説明をしてしまった。当然、伝わらなかった。

子どもには成功体験を小さく積み上げる→理屈は後から入るという順番が大事。これは剣道の指導でも、子育てでも全く同じ原則です。

今日、お子さんの小さな成功を、ぜひ全力で拾ってあげてください。

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