剣道を続けるか辞めるかは「環境」で決まる|進学タイミングでの向き合い方

「中学に上がったら、俺1人になる…」お子さんが剣道を辞めかけている時
先日の彪進杯で、あるお父さんから相談を受けました。
「小学6年生の息子。6年生は3人いるけど、他の2人は中学で剣道を辞める。中学に上がった時には俺1人になる。続けるか辞めるか、本人がすごく悩んでいる」
これは剣道人口減少の縮図です。進学のタイミングで「環境」が一気に変わり、続けるかどうかの分岐点が来る。
今日は、進学を控えたお子さんとの向き合い方について、僕自身の経験も交えてお伝えします。
「1人になる環境」でモチベーションを保つのは不可能です
正直にお伝えします。
一人だけでモチベーションを維持するのは、ほぼ不可能です。
これはVoicyで何度もお伝えしてきたこと。人は環境に引きずられる生き物。切磋琢磨する仲間がいない環境では、どれだけ剣道が好きでも、いずれモチベーションが枯渇します。
うちの子、剣道好きだけど、1人では無理なのかも…
「好き」だけでは維持できないのが現実です。だからこそ環境の選択が、何より大事。
僕自身も、環境で人生が変わった
僕自身の剣道人生は、「環境を変える決断」の連続でした。
中学:高森中学校への転校
地元で剣道を続けるか、親元を離れて全国レベルの高森中学校に行くか。選んだのは後者。その結果、「日本一を目指す姿勢」そのものが変わりました。
高校:九州学院への進学
「五冠を取る環境に飛び込む」と決めた結果、全国制覇メンバーに入れていただきました。
もしあの時、地元で剣道を続けていたら?おそらく全国大会のメンバーにもなれていなかった。「環境が人を作る」——この事実を、僕は自分の人生で証明してきました。
でも、進路選択は「完璧な正解」を求めなくていい
ここが大事なポイント。
「どの中学に行けば剣道が続けられるか」を、完璧に決める必要はありません。
でも、後悔したくないから慎重に選びたい…
わかります。でも「後から正解だったと思える選択」は、選んだ後の姿勢で作るものです。
僕が高森中学校に転校しなくても、地元で本気で頑張っていたら、別の形で成長できたかもしれない。高校も九州学院じゃなく福岡の高校に行っていたら、別の強さが身についていたかもしれない。どこに行ったかではなく、そこで何をしたか——これが本当に大事なことです。
梶谷彪雅
「あの選択をして良かった」は、選んだ本人の行動で作るもの。環境のせいにしない生き方が、どの環境でも伸びる子を作ります。
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保護者として、進路選択で伝えるべき3つのこと
「強くなりたい」なら強い環境へ。「剣道を楽しみたい」なら続けやすい環境で。本人の本音を聞くのが、最初のステップです。
進路は「道具」。使い方次第で、どんな環境も成長の場になる——この考え方を親子で共有してください。
中学の部員が1人でも、外部で月1回仲間と会える機会があれば、剣道は続けられます。環境は1つじゃなくていい。複数の環境を組み合わせて、お子さんを支えてあげてください。
まとめ:自分の信念を持って、環境を選ぶ
どの選択が正解か、本当に迷います…
迷って当然です。でも、他責にせず「自分で選んだ」と言える選択をすれば、どこに行っても後悔しません。
人のせいにしている限り、どんなにいい環境に行っても失敗する。自分の信念で選んだ環境なら、どこに行っても成長できる。この考え方こそが、進路選択の本質です。
お子さんの進路、ぜひ親子で真剣に話し合ってみてください。

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