📢 講演会・稽古会のご依頼はこちらをクリック

残り91日|全日本選手権予選まで3ヶ月、梶谷の逆算と仕組み化トレーニング宣言

この投稿は2026年4月19日voicyの音源の内容をもとに作成したものです。

「夏の大会まであと何日?」――お子さんに聞いてみたことはありますか。

新チームに切り替わってから3〜4ヶ月、気づけば総体予選はすぐそこ。残り時間を「日数」で意識できる人と、できない人の差は、本当に大きいです。

本日4月19日、僕にとっても全日本選手権の大分県予選まで残り91日

約3ヶ月でした。この記事は、僕自身がこの91日をどう使うかという宣言を兼ねながら、「練習時間が取れない人でも結果を出すための逆算と仕組み」を書き残すものです。

高校生の現役生の皆さんも、保護者の皆さんも、ぜひお子さんと一緒に読んでみてください。

今回の記事で受け取れることは下記のとおりです。

  • 大会から逆算する3ヶ月の使い方
  • 高校時代に学んだ玉竜旗・インターハイ仕様の追い込み
  • 練習時間が取れない大人剣士の仕組み化トレーニング
  • 梶谷の91日宣言と日常の悪あがき
目次

残り91日。多いように見えて、本当はめちゃくちゃ短い

4月19日時点で、全日本選手権の大分県予選まで残り91日。約3ヶ月です。

高校生で言えば、新チームになって4月。総体予選は5月末〜6月、インターハイは7月。残り3ヶ月の中で「ピークを合わせる」必要があるわけです。

「3ヶ月もある」と思うか、「3ヶ月しかない」と思うかで、明日からの練習の密度は確実に変わります。

高校時代に学んだ「逆算の作法」

九州学院時代、僕たちが大会に向けてどう逆算していたか。当時の記憶を辿りながら整理してみます。

時期仕上げの段階意識していたこと
全国選抜(3月)形を完成させる段階基本打ちの精度・刃筋・残心
4月(新チーム直後)技練中心体を温め直して感覚を取り戻す
5〜6月だご練(追い込み)開始重り10kgでかかり稽古1時間、100本切り返し1時間
玉竜旗・インターハイ直前手元を上げない攻め間合いの外で構えを崩さない

「手元を上げない攻め」を3ヶ月で仕込んだ

選抜が終わった後、意識していたのは「できるだけ手元を上げずに戦う」こと。

もちろん危険な場面では手元は上がります。でも、間合いに入る前の段階で手元を上げるクセは完全に無くす――この意識で県大会から本番まで通していた記憶があります。

「だご練」という伝説の追い込み

新チームに入って数週間して始まるのが、通称「だご練」。要は徹底的にきつい練習のことです。

・重り10kgをつけてかかり稽古1時間
・100本切り返しを1時間
・玉竜旗の勝ち抜きを想定した連続稽古
――肉体的にも精神的にも、ここがピーク中のピーク

玉竜旗は勝ち抜き戦。1人で複数人を抜き続ける体力と気力が必要だから、こういう極限の追い込みが意味を持つんです。

大人剣士の現実:練習時間が取れない

ここからは、僕自身の今のリアルな話です。

正直に言うと、僕も毎日3時間ガッツリ稽古する時間は取れません。剣道の事業をメインでやっている関係で、稽古会・撮影・講演会・経営の判断で1日が埋まります。

「全日本選手権を目指す」と言いながら、現役生のような練習量は確保できない。これが現状の僕のリアル。

だからこそ、時間ではなく「仕組み」で勝負するしかないんです。

世界大会優勝者にめった打ちにされた日

少し前、世界大会で優勝されている先生と対戦させていただく機会がありました。結果はめった打ち。本当に悔しかった。

特にきつかったのが、僕が打った小手を完全にすかぶってしまったことです。竹刀を止める力が足りない――そう痛感して、その日から毎日素振り100本+腹筋100回を最低ラインとして始めました。

「悔しい」と思った瞬間に、自分のルーティンを1つ追加する。これが大人剣士に許された唯一の道だと思っています。

体力不足という、いま一番の課題

正直に告白すると、今の僕の最大の課題は体力不足です。

稽古会や撮影で少し切り返しをやるだけで息が上がる。瞬発系の筋トレはジムでやっていますが(去年6月から29回通って継続中)、持久系の体力がまだ戻っていないんです。

「走れる体力」と「剣道で動ける体力」は別物

以前、都道府県予選に向けて朝7〜8kmを重り付きで走っていた時期がありました。マラソン的な持久力は確かについた。でも、いざ面をつけて稽古に入ると――

走る体力と、剣道で使う体力は全然違う。これは僕が身をもって学んだ教訓です。長距離走で土台は作れますが、剣道に直結するのは短距離・インターバル走の方なんですね。

91日でやるトレーニングの内訳

  • 毎日:素振り100本 + 腹筋100回
  • 週1回:ジムで瞬発系の筋力トレーニング
  • 新規追加:短距離・インターバル走で剣道用の体力強化
  • 環境活用:講演会・撮影で訪れた道場・高校・大学で対人稽古
  • 6月中旬:新宮剣志館さんの合宿に参加して最終追い込み

合宿に行く頃には体力をある程度戻しておかないと、フル参加したら怪我のリスクが本当に高い。だから6月中旬までに「合宿に耐えられる体」を作っておくのが最低限の目標です。

日本一9回・梶谷彪雅による直接指導の様子

個別指導・講演会

日本一9回が、その場で癖を見つけて、その場で直す。

マンツーマン、または最大3名の少人数で、実際に竹刀を交えて稽古できます。動画や言葉では届かない”手元の違和感”を、1回の稽古で1つ以上持ち帰ってもらう。これが個別指導の一番の価値です。

  • 日本一9回の経験をそのまま共有(同じ壁は必ず通ってきた)
  • 道場・学校・ご家庭の個人稽古、いずれも対応可能
  • 初回ヒアリング無料。まずは現状を聞かせてください

※道場・学校単位での講演会・稽古会のご依頼もこちらから承っています。

日常に潜ませた「悪あがき」の仕組み

練習時間が取れないからこそ、日常そのものをトレーニングに変える工夫が必要です。

ゼロシューズで踏み込み力を鍛える

最近導入したのがゼロシューズ。床とほぼ同じくらいの薄さのペラペラのスリッパ(ベアフット系シューズ)です。

これを日常で履くことで、踏み込み力と足裏の感覚を強化できます。クッションのない靴で歩くことで、足の筋肉と感覚センサーが鍛えられる仕組み。

稽古できない時間も、足の裏は1日中地面に触れています。だったら、その時間を稽古に変えてしまえばいい。悪あがきこそ、大人剣士の正攻法です。

環境を借りる:訪問先での対人稽古

講演会・稽古会・撮影で全国を回らせていただいています。これは「相手を借りる」最高の機会

高校・大学・道場で短い時間でも対人稽古に混ぜていただいて、対人感覚を養いながら、ボコボコにされながら、本番に向かう。これしかないんです。

今日からあなたができる3つの小さな一歩

大会が控えている現役生も、大人剣士も、今日からできることは同じ構造です。

一歩①:大会から逆算して「日数」で書き出す。「あと3ヶ月」より「あと91日」の方が、確実に脳が動きます。

一歩②:「絶対やる」最小ラインを1つ決める。素振り100本でも腹筋50回でも何でも。毎日続けられる量に設定するのがコツです。

一歩③:日常の中にトレーニング装置を1つ仕込む。ゼロシューズ・階段の昇り降り・通勤時のすり足意識など、生活そのものを稽古に変えます。

梶谷の91日宣言

正直に言うと、全日本選手権を「目指していません」と何度も口では言ってきました。でも、心の奥底のどこかで、ずっと目指している自分がいます。

40歳になっても全日本に出場されている方もいらっしゃる。何歳になっても挑戦し続ける梶谷彪雅を見ていただけるように、この91日、悪あがきをしながら走り抜けます。

まとめ:時間がない人ほど、仕組みで勝つ

本記事の要点を整理します。

  • 大会まで「日数」で意識すると、練習の密度が変わる
  • 逆算の作法:4月技練→5〜6月だご練→直前は手元を上げない攻め
  • 大人剣士は時間ではなく仕組みで勝つ
  • 走る体力と剣道で動ける体力は別物。短距離・インターバル走が直結
  • ゼロシューズ・通勤・日常動作――稽古できない時間を稽古に変える
  • 環境を借りる:訪問先での対人稽古が最大の財産

剣道で勝つ人は、稽古時間が長い人ではなく「稽古せざるを得ない仕組み」を持っている人です。寮・道場・ライバル・大会まで残り日数の可視化――これらが全部、自分を引き上げる装置になります。

現役生の皆さんも、残り3ヶ月。気合い入れて追い込んでいきましょう。

「自分の3ヶ月をどう逆算すればいいか分からない」という方は、下のバナーから接点を持ってみてください。個別指導・メンバーシップで、稽古設計のご相談もお受けしています。

「もっと強くなりたい」を、ここで叶える。

全国大会9回優勝の梶谷彪雅が、あなたの剣道を直接指導。試合分析・技術解説・質問し放題の環境がここにあります。

よかったらシェアをお願いします
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次