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変わりたいけど怖い|「現状維持バイアス」を超える3つの意識

この記事は、梶谷彪雅のVoicy(2026年6月5日放送)の内容をもとに、ブログ用に再構成したものです。

目次

「変わった方がいい」と分かっているのに、変われない理由

「もっと強くなりたい」「この環境を変えたい」——頭では分かっているのに、気づけばいつも通り。何も変わっていない。そんな経験、ありませんか?

実はこれ、あなたの意志が弱いからではありません。「現状維持バイアス」という、人間が生まれ持った性質のせいなんです。今日は、この”変わるのが怖い”を乗り越える3つの方法を、お子さんの剣道に重ねてお伝えします。

「変わるのが怖い」は、生存本能だった

なぜ人は、新しいことを怖がるのか。理由は、はるか昔の人類にあります。

狩猟していた時代、いつもの獲物が取れなくなった時——「新しいキノコを食べてみよう」と思えたでしょうか。食べたら死ぬかもしれない。だから「知っているもの=安全」を選ぶ。新しい挑戦を怖がるのは、命を守るための生存本能だったんです。だから、消そうとしても消えません。

でも、現代は違います。新しいことに挑戦しても、命まではかかりません。むしろ——変わらないことの方が、リスクになる時代です。

「変わらない」が負けにつながる——剣道もビジネスも

たとえば携帯電話。ポケベルからガラケー、スマートフォンへと変わっていく中で、「いや、俺はガラケーを使い続ける」と言い張っていたら、時代に取り残されますよね。

剣道も同じです。ルールは変わります。たとえば、つばぜり合いから一定時間で別れるルール。「俺は昔のやり方でいく、引き技を打ち続ける」と変化を拒んだら、反則を取られたり、打たれ放題になったりする。今のルールでは、別れ際についた瞬間はOKでも、時間が経っても打ってこない相手に合わせていたら、一方的にやられてしまいます。

進化して、時代に追いついていく。現状のままでいいわけがない。でも、生存本能がそれを邪魔する。だからこそ、大事なのは——「現状維持バイアスを消そう」とするのではなく、その性質を前提に、3つのことを意識することです。

変化を起こす3つの意識

①意識的に「いつもと違う行動」をする癖をつける

現状維持バイアスがあると分かっているからこそ、日頃から少しだけ違うことに挑戦する。僕は子どもの頃から、通学路をいろんなルートで歩いていました。今でも、送り迎えで「今日は違う道で行ってみよう」と試したり、ランチで「いつもと違うもの」を頼んでみたり。小さな”いつもと違う”の積み重ねが、変化に強い自分を作ります。

②「機会損失」に目を向ける

「いつもと同じだから、何も変わっていない」ことに目を向ける。今の職場が辛いのに、変わるのが怖くて現状維持——その間、給料が上がるチャンス、働きやすくなるチャンスを逃しているかもしれない。

僕自身、高森中学校に転校した時、意識・練習の質・先生の指導が、何もかも違いました。あの環境の変化があったからこそ、大幅に進化できた。「今のままで、損をしていないか?」——そこに目を向けることが大切です。

「もっと強くなりたい」を、ここで叶える。

全国大会9回優勝の梶谷彪雅が、あなたの剣道を直接指導。試合分析・技術解説・質問し放題の環境がここにあります。

③信頼できる人のアドバイスを「鵜呑みにしてみる」

道場の先生、できれば日本一を経験した先生など、信頼できる人に「自分の足りないところは?」と聞いて、そのアドバイスを一度、まるごと鵜呑みにしてやってみる。

「このきつい練習、意味なくない?」と思っていたら、成長はできません。僕は中学・高校時代、先生や先輩のアドバイスを「まず1回まるごとやってみる」。その中で「これいいな」を取り入れていった。だから進化できたんです。石のように何も吸収しない心ではなく、スポンジのような心を持てるか——ここが分かれ道です。

「変わるのが怖い」を、行動でほぐす

頭では分かっても、やっぱり一歩が怖いんです…

当たり前です。現状維持バイアスは生存本能なので、怖くて当然。だから「怖さをなくそう」とするのではなく、「何か一つ、変えてみよう」と行動に目を向ける。それだけでいいんです。3つの意識を整理すると、こうなります。

意識すること今日からの小さな一歩
①いつもと違う行動通学路・稽古メニューを1つ変える
②機会損失に目を向ける「今のままで損していないか」を問う
③アドバイスを鵜呑みに信頼できる人に聞き、まず1回やる

たとえば僕のオンライン道場では、2〜4分の試合を20分かけて解説します。すると「ここがダメだったんだ」「ここを改善すればいいんだ」と、自分では気づけなかった課題が浮き彫りになる。これも「いつもと違う一歩」の一つ。半年間ひとりで悩み続けるより、一度プロの視点で課題を明確にする——それだけで、大きく変われると思っています。

日本一9回・梶谷彪雅による直接指導の様子

個別指導・講演会

日本一9回が、その場で癖を見つけて、その場で直す。

マンツーマン、または最大3名の少人数で、実際に竹刀を交えて稽古できます。動画や言葉では届かない”手元の違和感”を、1回の稽古で1つ以上持ち帰ってもらう。これが個別指導の一番の価値です。

  • 日本一9回の経験をそのまま共有(同じ壁は必ず通ってきた)
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まとめ:怖くて当たり前。だから「変えてみる」

「変わりたい、でも怖い」。それは、あなたが弱いのではなく、人間として当たり前のこと。現状維持バイアスは、消せません。

だからこそ、「何か一つ、変えてみよう」とする方に、意識を向ける。剣道でも、勉強でも、環境でも。お子さんが新しい一歩を踏み出そうとしている時は、ぜひ背中を押してあげてください。怖いのは当たり前。それでも意識的に変えていく人だけが、進化していきます。

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