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【剣道指導者必読】保護者の「勝たせてあげたい」想いに本気で応える方法

このnote投稿は2024年5月4日voicyの音源の内容をもとに作成したものです。

目次

保護者の切実な願い「勝たせてあげたい」

「勝たせてあげたい。」

彪進会in福島の前日稽古で、保護者の皆さんから聞いた言葉です。

本日開催される彪進会in福島は2回目の開催となりますが、依頼してくださった保護者の皆さんの想いは本当に強いものでした。

「子どもたちを勝たせてあげたい」という気持ちがものすごく強くて、これまでも悔しい経験をたくさんしてきたと。

どうしても今年最後の大会になるから、ここだけは頑張ってほしいという思いを伝えてくださいました。

この彪進会in福島で、なんとかその想いに応えてあげたいという気持ちでいっぱいです。

短期間での技術向上の限界と現実

もちろん本日の午前中、ここでできること、僕が伝えられることは全力で伝えようと思っています。

しかし、どうしてもこの短い間で何かを伝えることはできても、それを習得まで持っていくのは本当に難しいことだと実感しています。

僕も日本一にさせていただいた環境で練習させていただきましたが、何ヶ月、何日、毎日毎日一生懸命先輩の技を盗もうとしてもなかなかできず、それでも練習を重ね重ね重ねて、ようやく身についたことだと思っています。

本当に1日、数日でまるっと変わることはないと思っているんです。

ただ、今できること、残り少ないところでできることは、一生懸命お伝えさせていただこうと思っています。

時期に応じた指導内容の違い

もし一年前であれば、本当に基礎基本的な足さばき、僕の考える足さばきや素振り、「一年間頑張ったらこうなるよ」といった技術的な稽古をお伝えしていけるのですが、、、

もうこの時期になってあと残りとなると、本当にめちゃめちゃ細かいことを詰めていく時期なんです。

もう基礎基本、肉体強化が終わっていて

  • 応じ技
  • 引き技を打った後の対応
  • 引き技を打った後の応じ技
  • つばぜり合いの仕方

そういった細かな部分からの指導になります。

現状把握と改善ポイント

昨日の稽古をやった時には、まだまだ以下のような課題が見えました

  • 「まだまだ声出るよね」
  • 「もう少し早いタイミングで打突できるようにしましょう」
  • 「強くするためにこうしましょう」
  • 「小さいフリを意識してみましょう」

そういった段階だったので、厳しいことを言うならば、もっともっとやることがたくさんあるという感じではあります。

でも、それでも「勝たせてあげたい」。これに僕は答えないといけないんです。

だからできることを伝えないといけないし、それまでにできる調整方法、練習試合で勝てるけど試合になったら力が発揮できない

そういった時どうするのかというところには全力で応えていかないといけないと思っています。

個別指導のタイミングと効果的な学習期間

もしこのVoicyを聞いてくださっている方で、個別指導を依頼したいなと考えている場合、直近で来週試合ですという状況では、そこからの修正は本当に難しいんです。

新しいことを身につける時に、例えば右利きの人が左手で箸を持つ、左利きの人が右手で箸を持つ。

これを1週間で完璧にやれと言われても、なかなか難しいじゃないですか。慣れないんですよね。

ということは、やはり改善するには少なくとも時間がかかる。一年から半年の時間はかかると僕は思っています。

本人の意識と意志の重要性

改善に時間がかかるのですが、前も言ったかもしれませんが、やはり本人の意識、意志レベルが大事になってくると思っています。

どれだけ保護者が「勝たせてあげたい」と思っても、本人がその経過を聞いた時に

  • 「あ、これだったらいけるかもしれない」
  • 「俺頑張れそうだ」
  • 「やってやるぞ」

そういった気持ちに変化する、させるために僕も教えているのですが、最初からそう変わりたいと思って、本気で強くなりたいなと思って参加している人は、やはり変われると思うんです。

そういった本人の意志がものすごく大事になってきます。

彪進会参加者の特徴

今回の彪進会、これまでもそうですが、彪進会に参加してくださっている方は比較的、強くなりたいと思っている人が多いと思うんです。

だから少しでも技術的な部分だったり考え方の部分を学んで変えてやろう、盗んでやろうと思っていると思います。

それでいいんです。それをどんどん向上心に変えて、自分が頑張る原動力に変えて努力していってほしい。

実践の重要性「行動しないと変わらない」

やはり行動しないと変わらないんです。前も言っていますが、水泳の教科書をずっと読んで泳げるかと言ったら泳げないじゃないですか。

やはり飛び込んでみる。実際に生でその水の怖さを感じてみる。それが僕は大事だと思うんです。

そういうところで言うと、この彪進会の稽古会は、めちゃめちゃ学びのある場所じゃないかなと思っているので、ぜひ参加していただきたいと思います。

山口など、本当に直近大会ギリギリ、大会も来週だという状況になるので、そういったところの稽古会が続くんじゃないかな、内容的にもそういった内容になってくる、試合に特化した内容になってくるんじゃないかなと思っています。

保護者と子どもの想いの一致

やはり保護者さんの「勝たせてあげたい」という気持ちも素晴らしいなと思いますし、それによって全力で保護者さんたちが全力でサポートするという気持ちがないと、やはりなかなか難しいと思うので、一致団結して活動するという気持ちがものすごく大事だし、子どもたちの「勝ちたい」という思いもすごく大事だと思います。

指導者としての葛藤と課題

今回何が言いたかったかというと、やはり「勝たせてあげたい」という保護者の思いと、「勝ちたい」という本人の意志。

ここに僕は、まだまだちゃんと答えられていないなと思うんです。

講演会とかプライベートレッスンで直接指導する時はできますよ。

ただ、YouTubeでこれだけ情報を発信しているのに、もっと見ていただきたいし、もっとやるべきことがあるし、もっとYouTubeの動画を見てできることがあるのになって思う部分もすごくあって。

実際に見て勉強して、本気でやっている人、取り組んでいる人はやはり変わっているんです。

この部分、この差をもっとどうにかできないかなと思いますよね。

動画視聴と実践のギャップ

最近講演会とかに行かせてもらって、伝える内容としてはやはり自分が持っていることを伝えていくので同じになってくるんです。

動画でも言ったことがあるような内容も言っていくんです。

動画見てる?って言うと手が上がるし、YouTube見てる?って言うと見てると言うんですけど、それがじゃあ実際見た時に、「いや、全然できてないな」って思う時も正直あって、もっと改善するための行動ができるよなとか。

その時に「全然趣味でやってます」とか「なんとなくやってます」とかだったらいいんですよ。

でも、彪進会に「強くなりたい」と思ってる人が「もっとできるな」っていう人もいるんです。

中学生からの剣道と成長の可能性

今回、始めたのは中学校からという人が多くて、中学校から始めてやっているのはすごいなと思うんです。

中学校から始めて、ここまでやれているのかというところは思うんですけど、実際にプライベートレッスンとかさせていただいている方も中学校から始めて、今ものすごい成長を遂げて、自信を持ってやって「全中行くぞ」という方とかもいらっしゃるんです。

やはりどれだけ意識力、自分で変わろうという思いがあって行動できているのかが、僕はめちゃめちゃ大事だなと思いますね。

その子なんかはもう毎日素振りもするし、タイヤ打ちだって、打ち込みもしているらしいし。

それぐらいやったら、やはり変わるよなっていう。

強くなりたい想いを行動に結びつける方法

だから「強くなりたい」と思う想いを、この試合前ではなくて、来年に向けて、半年後に向けてとか、本当にその強くなりたい思いをどういうふうに行動に結びつけていくのか

考えは変わっているから。強くなりたいって思いに変わっているから、これは「強くなりたくない」って思っていたら変われないので、強くなりたいって思いに変われているから、あとどういう風に行動に結びつけていくか、ここがものすごく大事になってくると思います。

それをぜひ経験しにでもいいので、彪進会だったりとか、有料メンバーシップで梶谷彪雅に直接質問したりとかしてみていただけると非常に嬉しいなと思います。

継続的な学びの重要性

そのあたりを気づいてほしいという思いで僕が活動していることだったりとか、ノウハウをVoicyでも話しているので、ぜひぜひボイシーで学び続けていってほしいなと思っております。

本日、彪進会in福島、全力で頑張っていこうと思います!

また内容は共有させていただきます。

まとめ:保護者の想いと子どもの成長を結ぶ指導法

記事の概要

この記事では、彪進会in福島での経験を通じて、保護者の「勝たせてあげたい」という切実な願いと、子どもの「強くなりたい」という意志をどう結びつけるかについて解説しました。

短期間での技術向上の限界を認めつつも、本質的な成長のための指導法と学習姿勢について述べています。

メリット

現実的な指導計画:短期間と長期間の指導の違いを明確化

本人の意識改革:技術以前の心構えの重要性を理解

保護者との連携強化:家庭と指導者の一体化した取り組み

継続的成長システム:動画学習と実践を組み合わせた効果的学習法

デメリット

個人差の存在:同じ指導でも成長速度に差が出る

即効性の限界:直前の技術向上には大きな期待ができない

本人の意志に依存:子ども自身のやる気がなければ効果が薄い

長期コミット必要:半年から1年の継続的な取り組みが必要

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