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第3回彪進杯(高校生以上の部)終了|28名で9試合・少人数の絆が生まれた1日

この記事は、梶谷彪雅のVoicy(2026年3月9日放送)の内容をもとに、ブログ用に再構成したものです。

目次

28名で9試合。少人数だからこそ生まれた1日

第3回彪進杯争奪剣道大会・高校生以上の部が、無事に終了しました。参加人数は28名。正直に言うと、僕は200名を目標にしていました。

でも、28名だったからこそ生まれた「小中学生170名にも負けない熱量」と「深い絆」がありました。帰りの電車で泣きそうになった——今日は、そんな1日をお伝えします。

1人9試合の「総当たり戦」に挑戦

実は以前、Voicyで「大人の部で何を求めていますか?」と質問したことがあります。午前に試合をして午後は交流会・懇親会がいいのか、それとも午前午後がっつり試合がいいのか——。すると「試合をたくさんやりたい」という声が多く届いたんです。

会場は6面取れるほど大きな体育館。ならばと決断しました。リーグ戦+決勝トーナメントでは試合数が限られます。だから——10チームの総当たり戦。つまり1人9試合です。

総当たりって聞いて、正直「嘘だろ、無理だよ」と思いました…

アップが終わった時、「総当たりだよ」と伝えると、参加者から「嘘つけ!」「絶対無理!」と悲鳴が上がりました(笑)。でも3コートを使って順番を組み、多くても2連続くらいに収まるよう調整。うまく回して、みんな最後まで9試合を戦い抜いてくれました。

チーム分けはこうです。28名を3人制にすると割り切れず、9チームを作ると2人足りない。そこで急遽、僕と、いつも運営を支えてくださっている先生のお父様が出場することに。女性で参加された剣士が1人だけだったので、その方のチームに僕とお父様が入り、あとは年齢順で、先鋒に高校生、中堅に大学生〜30代前半、大将に36歳以上——という形で3人1組を組んでもらいました。

参加者の皆さんに、謝らないといけないことが3つ

大会の最後に、皆さんにお伝えしたことがあります。「謝らないといけないことが、3つあります」と。

①目標200名に対して、28名だったこと

高校生以上の部は、200名を集めることを目標にしていました。でも蓋を開けてみたら28名。僕自身の影響力の少なさ、まだまだだなということを、強く感じました。本当に申し訳ございません。

②僕のいるチームが、優勝してしまったこと

チーム名は自分たちで決めるのですが、僕たちの「ぶっちぎりチーム」がなんと優勝してしまいました。急遽出場した僕がいるチームが勝ってしまうなんて……これも、本当に申し訳ございません(笑)。

③女性剣士を、僕のチームに入れてしまったこと

女性の参加者が1人だったので僕のチームに入れたのですが、蓋を開けたらその方がめちゃくちゃ強かったんです。「女性がいるからアドバンテージを作った」と思われるかもしれない。本来は、みんなでランダムに組むべきだった——そう反省するほどの強さでした。

「裏方の先生」と「女性剣士」の、予想外の活躍

正直に言うと、同じチームの実力を、少し見くびっていました。特に、いつも運営を支えてくださっている先生のお父様です。

いつも救護係を担当され、稽古する姿は見たことがない。聞けば剣道は14ヶ月ぶり、アップでも面しか打っておらず、1試合目には転んでいて「怪我しないかな」と心配したほど。ところが——2試合目以降は、めちゃくちゃいい試合をされていたんです。今回の大会にも協賛いただき、いつも裏方で支えてくださっている感謝はもちろんありましたが、剣道でここまで活躍されるとは。あらためて「すごい方だな」と思いました。

そして、あの女性剣士。おそらく1試合目以外は、全部が勝ちか引き分けだったんじゃないかと思います。現役の高校生を相手に、引けを取らない。男性を本当になぎ倒していました。

力強い面打ち、快音を響かせる小手にも驚きましたが、剣風が「めちゃめちゃ強い」というより、とにかく「上手い」んです。男性が出てくるところを抑え、相手が居着いた瞬間に面を狙い、少し早めのタイミングで出鼻面を捉える。本当に、お見事でした。

「もっと強くなりたい」を、ここで叶える。

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9試合の後、さらに1時間の地稽古。どれだけ剣道好きなんだ

9試合も戦えば、ヘロヘロのはずです。実際、みんなヘロヘロでした。なのに——終わった後も、1時間ほどみんなで地稽古を始めるんです。

なんならアップの時から、すでに5〜10分は地稽古していた方々。「これから9試合やるんですよ」と言いたくなるくらい(笑)。どれだけ剣道が大好きなんだと、心から感動しました。

170名が集まった第3回彪進会の小中学生の部を、剣道愛でいえば超えていたんじゃないかと感じるほどの熱量。人数では負けていても、エネルギーは負けていませんでした。帰りの電車で泣きそうになり、こうして話している今もウルウルしています。本当に、感動しました。

「その剣道で夢を目指すのか」と言われた人の、面越しの笑顔

個人的に、とても嬉しい出会いがありました。

過去に「お前みたいな剣道で、そんな大きな夢を目指すのか」と言われた経験を持つ方が、ある稽古会を経て、先生のご縁でこの彪進杯にも参加してくださったんです。

その方が、面をつけてすごくニマニマされていて。「楽しそうですね」と声をかけると、面越しに伝わる笑顔で「めっちゃ楽しいです」と。この瞬間、本当に「やってよかった」と思いました。人数は少なかったけれど、少人数だからこそ、全員が顔見知りになれて、いろんな話ができて、地稽古までできた。だからこそ深められた絆が、確かにありました。

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まとめ:勝ち負け以上に「出会い」と「ご縁」を感じた大会

28名でも、こんなに心に残る大会になるんですね

正直に言えば、小中学生からは少しずつ認知していただけても、高校生・大人となると「なんだよ」と思われる部分が、まだまだあると思います。僕の影響力も、まだ足りない。ここは素直な反省点です。

でも、こんなに楽しそうな大人の方々を見て、剣道の力・エネルギーは本当にすごいなと感じました。大人は大人で、小中学生以上に「勝ち負け以外の部分」——貢献、知り合い、ご縁、出会い——が、より一層あらわれていた気がします。

最後に、皆さんにお願いをお伝えしました。今回は少人数でしたが、少しずつ増やしていきたい。もし「いいな」と思ってくださったら、次の大会の時は、一人でも周りの方を誘っていただけると嬉しいです。

リバ剣(ブランクから復帰した方)でも、今ガッツリやられている方でも、まったく構いません。「こんなに楽しい雰囲気で、みんなで切磋琢磨できて、試合ってやっぱりすごく楽しい」——それを、これからも伝えていけたらと思っています。参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。次回はぜひ、高校生以上の部にご参加いただけると、めちゃめちゃ嬉しいです。

次回の彪進杯やリバ剣会など、大人が楽しめる大会の最新情報もお届けしています。下の案内から、ぜひチェックしてみてください。

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