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長く伸びる子と伸び悩む子の違い|意図を汲む力が剣道も人生も変える

この記事は、梶谷彪雅のVoicy(2026年5月18日放送)の内容をもとに、ブログ用に再構成したものです。

目次

「強くなる子」と「伸び悩む子」、何が違うのか?

同じ道場で、同じ先生に、同じ言葉で指導を受けている。それなのに、グングン伸びる子と、なかなか伸びない子がいる。

そんなお子さんの差を、不思議に思ったことはありませんか?

先日、講演家の鴨頭嘉人さんがVoicyで話されていた「長く付き合える人と、そうでない人の違い」というテーマを聞いて、ハッとしました。これは仕事だけでなく、剣道で伸びる子・伸びない子の違いにそのまま当てはまると感じたんです。今日はその話を、お子さんの成長につながる形でお伝えします。

鴨頭さんが「2社目」を選んだ理由

鴨頭さんは今、ビジネスだけでなく、音楽・武道館ライブにも挑戦されています。その中で、2つの映像制作会社さんとお付き合いがあったそうですが、最終的に2社目の会社さんとだけ続けることになったといいます。

映像のクオリティが高かったから、ですか?

それだけではありません。決め手は——たくさん説明しなくても、意図を汲み取ってくれることでした。

たとえば、1曲の歌にはたくさんの意味が込められています。「この辛い場面を、どう映像にすれば一般の人に伝わるか」——そこまで汲み取って作ってくれる。映像を”作れる”だけでなく、コミュニケーションをほとんど取らなくても、伝えたいメッセージまで形にできる。そういう人と、長く付き合いたくなる、と。

「ここどうしましょう?」「これはどう表現すれば?」と10回も繰り返し聞かないと作れない人と、聞かずとも意図を汲んで形にできる人。映像の技術は同じでも、“意図を汲む力”がある人こそ、本当にクオリティが高い人なんです。

これは、僕自身の課題でもありました

正直に言うと、これは僕自身が転用していかないといけない話でした。

僕も動画編集を外部にお願いすることがあります。子ども(小中学生)に届けたいのに大人っぽい映像になったり、逆に大人向けにクオリティ高くいきたいのに、効果音やアニメーションが多すぎて子どもっぽくなったり。そういう”ズレ”が起きることがあるんです。

でも、過去の動画を見て「こういう感じで大丈夫ですか?」と提案してくれる人、意図を汲んで自分で調べてある程度やってきてくれる人は——いちいち説明しなくていい。コミュニケーションが不要になるんです。

逆に、最初から意図が汲み取れず、10個も20個も修正が必要になると、その分こちらが文字を打って依頼する時間がかかる。同じ「動画が作れる人」でも、ここで大きな差が出ます。

実は、これまで編集してくださっていた方が、本業との兼ね合いで5月末で一旦終わりになります。誤字も全くなく、本当に素晴らしい動画を作ってくださって、感謝しかありません。だからこそ、長くお願いしたかった——今、新しい編集者さんを探しているところです。

同じ一言からの”読み取り量”が、成長を分ける

さて、ここからが本題です。この話、剣道の稽古や試合の現場でも、まったく同じことが言えます。

たとえば指導者が、選手に「1本の決め方をもっと意識してみよう」と一言伝えたとします。その一言から、どれだけのことを読み取って動き出せるか。ここで、伸びる子と伸び悩む子がはっきり分かれます。

「一本に見せる」ためのポイントは、実はたくさんあります。

  • 声は小さいより大きい方が、審判の先生にアピールできる
  • 打突した瞬間の反発のさせ方
  • 打突力・踏み込みが強い方が一本に見える
  • 打った瞬間、体を少し収縮させると一本に見えやすい

クオリティの高い選手は、「一本の見せ方が良くないぞ」と言われただけで、「声をもっと出すことかな」「反発を意識することかな」と、自分で一つひとつ考え始めるんです。言われていないことまで、想像して埋めにいく。

「もっと強くなりたい」を、ここで叶える。

全国大会9回優勝の梶谷彪雅が、あなたの剣道を直接指導。試合分析・技術解説・質問し放題の環境がここにあります。

「意識の度合い」は、必ず伝わる

もちろん、最初から全部できる前提で指導者は見ていません。だから「声を出しなさい」「踏み込みを強く」「反発を」と説明します。でも、その後が分かれ道です。

本気で意識してやろうとしている子は、必ず伝わってきます。「この子は50%くらいしか意識できていないな」「この子は120%意識できているな」——この”意識の度合い”の差こそが、成長する子としない子の違いなんです。

さらにクオリティの高い子は、言われる前に動きます。「強い選手の動画を分析してきたんですけど、こういう反発のさせ方をしているので、やってみました。先生、どうですか?」と。

これ、コミュニケーションの量が減っているのが分かりますか?自分で調べて、やってきて、確認するだけ。指導者は「その感じでOKだよ」と言うだけで済みます。逆に、毎回「ここをこうして、この前言ったようにこうしないと」と言い続けないといけない子は——先生がいないと強くなれない選手になってしまうんです。

「言われたこと」と「読み取る力」の違い

仕事も剣道も、構造はまったく同じです。整理すると、こうなります。

伸び悩む人(子)長く伸びる人(子)
一言伝えると言われたことだけやる意図を汲んで自分で広げる
分からない時何度も聞き返す・修正が増える自分で調べて試してくる
指導者・依頼者毎回つきっきりが必要「OK」と言うだけで済む
結果先生がいないと伸びない自分で成長し続ける

大前提として、依頼されたこと・言われたことを、きちんとできること。最初はできなくても、徐々に慣れて上手くなっていくこと。その上で、「どうすればもっと良くなるか」を自ら考えて出せる人が、本当にクオリティの高い人なんです。

日本一9回・梶谷彪雅による直接指導の様子

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日本一9回が、その場で癖を見つけて、その場で直す。

マンツーマン、または最大3名の少人数で、実際に竹刀を交えて稽古できます。動画や言葉では届かない”手元の違和感”を、1回の稽古で1つ以上持ち帰ってもらう。これが個別指導の一番の価値です。

  • 日本一9回の経験をそのまま共有(同じ壁は必ず通ってきた)
  • 道場・学校・ご家庭の個人稽古、いずれも対応可能
  • 初回ヒアリング無料。まずは現状を聞かせてください

※道場・学校単位での講演会・稽古会のご依頼もこちらから承っています。

今日からお子さんに育ててあげたい「3つの力」

「意図を汲む力」「自分で考える力」は、生まれつきの才能ではありません。日々の関わりで育てられます。今日からできる3つをご紹介します。

一歩①:指導後に「先生は何を言いたかったと思う?」と聞く

稽古の帰り道、先生に言われたことを「どういう意味だったと思う?」と一緒に考える。言葉の奥にある”意図”を読み取る練習になります。

一歩②:「強い選手の動画」を一緒に1本だけ分析する

「この選手、なんで一本に見えるんだろうね?」と問いかける。自分で調べて、試して、確認する——この習慣が、説明不要で伸びる子を作ります。

一歩③:「次はどう良くする?」を口グセにする

できた・できないで終わらせず、「次、どうすればもっと良くなる?」と本人に考えさせる。この一言が、自分で成長し続ける力を育てます。

まとめ:意図を汲める人が、長く伸びていく

結局、技術や強さよりも大事なものがあるんですね…

その通りです。技術が高いのは大前提。その上で「相手の意図を汲み、自分で考えて動ける」かどうか。これが、仕事でも剣道でも、長く付き合われ、長く伸びていく人の共通点です。

そして正直に言うと、これは僕自身も、まだまだできていない部分。だからこそ、この話が深く響きました。お子さんも、そして僕たち大人も——意思疎通ができ、意図を汲み取れる人間になっていきましょう。

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