講演会と彪進会の違い|主催者リクエストで内容は180度変わる

「梶谷さんに来てもらいたいんですけど、講演会と彪進会、どっちに申し込めばいいですか?」――最近、よくこんなご質問をいただきます。
名前が似ているので分かりにくいのですが、この2つは主催者・集客・メニューの決定者がまったく違う別物です。
本記事では、昨日岐阜で開催したばかりの講演会の中身も具体的にお見せしながら、講演会と彪進会の違い・依頼の流れ・どちらを選ぶべきかまで分かりやすく整理します。
今回の記事で学べることは下記のとおりです。
- 講演会と彪進会の3つの決定的な違い
- 昨日の岐阜講演会で実際にやった具体メニュー
- 講演会依頼の3ステップの流れ
- きつい稽古を「楽しい」に変えるメンタルの持ち方
講演会と彪進会の違いを表で整理
まず結論を表でお見せします。「誰が主催し、誰が集客し、誰がメニューを決めるか」――この3点が大きく違います。
| 項目 | 講演会 | 彪進会 |
|---|---|---|
| 主催者 | 依頼者 (道場・学校など) | 彪雅KENDO 合同会社 |
| 集客 | 主催者が行う(追加費用で梶谷も手伝い可) | 彪雅KENDO 合同会社 |
| メニュー | 主催者とZoomで相談して決める | 梶谷が全部考える |
| 参加層 | 主催者の要望次第(初心者〜上級者) | 強くなりたい人中心・少人数 |
| 金額 | 内容と規模に応じて変動 | 固定 (少数精鋭) |
つまり、講演会は「依頼者のカスタマイズ前提」で、彪進会は「強くなりたい人だけを集めた濃度重視の場」。同じ”梶谷彪雅の指導”でも、設計思想が全然違うんですね。
カスタマイズ性を取るなら講演会、強くなりたい一点突破なら彪進会。これがいちばんシンプルな選び方です。
同じ岐阜で、2週連続で全く違う講演会をやった話
「主催者次第で変わる」というのは、抽象的な話に聞こえるかもしれません。でも本当に変わるんです。
例として、僕が直近2週連続で岐阜県で開催した講演会の内容を比べてみます。
| 項目 | 先週の岐阜(初心者向け) | 昨日の岐阜(強くなりたい特化) |
|---|---|---|
| 対象 | 剣道歴3年以内の方限定 | 強くなりたい全レベル |
| 中心メニュー | 基本打ち・足さばき・面なし練習 | 応じ技・追い込み・地稽古 |
| 狙い | 3年以上の経験者にも勝てる土台作り | 強豪校の練習を体感する |
同じ岐阜、同じ僕、でも中身は180度違う。これが講演会の面白さであり、可能性です。
昨日の岐阜講演会(強くなりたい特化)で実際にやったこと
「強くなりたいに特化してください」という依頼を受けたら、僕は何をやるのか。タイムテーブルをそのまま公開します。
【午前】質疑応答 → 体操 → 素振り → 足さばき → 応じ技→ 追い込み
【午後】試合 → 全員と地稽古(約40人)→ 応じ技の続き(返し胴・返し面・相小手面)→ 面体当たり引き面から面の追い込み(元立ち3人で1往復半)
普段の講演会だと基本打ちに時間を使うのですが、昨日は基本打ちはほんの少しだけ。すぐに応じ技に入りました。
なぜ応じ技を厚めにやったのか
基本打ちの仕掛け技は、皆さん普段の道場稽古でかなり練習されているはずです。だから、わざわざ僕が来てまで時間を割く必要はあまりない。
試合では、相手も技を出してきます。だからこそ「相手の技にどう応じるか」を体に染み込ませる時間が、いちばん価値があると思っています。
先日の魁星旗で活躍された秋田商業の小野選手の試合を見ていて、技のつなぎが本当に上手いと感じました。前技を打って引き技を狙う→相手が追ってくる→応じ技を狙う。この流れを言語化して伝えるのが、外部講師である僕の役目だと思っています。
追い込みを抜かなかった理由
強くなるって、技だけじゃないんですよ。
自分自身を追い込む、足を使って体を前に送る、その動作の中で正確に打てる――この打突能力の部分が、技と必ずセットになります。下がる動作から前に行く動作。剣道では絶対に逃せない部分です。
「自分が分からない」と感じる人が陥る3つの落とし穴
講演会と彪進会、どっちを選ぶべきか分からない――そう感じる方には共通した3つの落とし穴があります。
- 自分(または団体)の目的が言語化できていない
- 「強くなりたい」のレベル感がぼやけている
- 事前のすり合わせをスキップしようとしてしまう
でも安心してください。これは事前のZoomで一緒に整理していきます。「うちは何が必要なのか分からない」という相談こそ、いちばん歓迎します。
講演会の依頼は、3ステップで決まります
「うちの団体でもやってもらえますか?」とよくご相談いただくので、申込みから当日までの流れを書いておきます。
- ステップ①:ホームページからお問い合わせ
- ステップ②:事前にZoomで内容をすり合わせ
- ステップ③:当日のメニューを一緒に決めて、開催
初心者向けにしたい、上級者向けにしたい、質疑応答を厚めに、試合もやりたい、楽しい雰囲気で、大規模でやりたい――何でもご相談ください。
参加費を主催者の方が取るか取らないかも、自由に決めていただけます。集客もご自身で行っていただくのが基本ですが、大規模で僕にも手伝ってほしい場合は別途ご相談いただければお手伝いも可能です。

個別指導・講演会
日本一9回が、その場で癖を見つけて、その場で直す。
マンツーマン、または最大3名の少人数で、実際に竹刀を交えて稽古できます。動画や言葉では届かない”手元の違和感”を、1回の稽古で1つ以上持ち帰ってもらう。これが個別指導の一番の価値です。
- 日本一9回の経験をそのまま共有(同じ壁は必ず通ってきた)
- 道場・学校・ご家庭の個人稽古、いずれも対応可能
- 初回ヒアリング無料。まずは現状を聞かせてください
※道場・学校単位での講演会・稽古会のご依頼もこちらから承っています。
昨日いちばん伝えたかった「きつい稽古との向き合い方」
メニューの話ばかりしましたが、昨日いちばん伝えたかったのは実は「きつい稽古をどう捉えるか」というメンタルの部分でした。
きつい練習を「嫌だな、やりたくないな」と思いながらやるのって、実はめちゃくちゃもったいないんですよ。
仕事も事業もそうだと思うんです。楽しいと思えることって、自然と頑張れるじゃないですか。僕自身、仕事がめちゃくちゃ楽しい。みんながどんどん強くなっていく姿が見られるから、ものすごく楽しいんです。
稽古も同じです。「強くなりたいけど、きついことは嫌だ」――これだと正直、強くはなりにくい。楽なことばかりで勝てるとは、僕は思っていません。
でも、しんどいって思うかどうかは自分次第なんですよ。「これをやれば強くなれる」「こう打てば勝てるんだ」と分かれば、きつくても楽しくなる。
講演会の最後にやった「3つの質問」
昨日の講演会の終わりに、参加者の皆さんに3つ聞いてみました。
| 質問 | 反応 |
|---|---|
| 「今日の稽古、きつかった人?」 | 全員が手を挙げる |
| 「この稽古、嫌でしたか?」 | 誰も手を挙げない |
| 「こういう稽古、毎日やりたい?」 | 全員が手を挙げる |
「筋肉痛は嬉しいですか?」と最初に聞いた時は、ほぼ全員が嫌な顔をしていました。それが最後には「筋肉痛が最高だ」と笑って帰ってくれる。
きついけど楽しい。この矛盾した最高の稽古会こそ、僕が目指している場の在り方です。
まとめ:講演会と彪進会、迷ったらまずZoomで相談を
本記事の要点を整理します。
- 講演会は主催者ベースのカスタマイズ稽古、彪進会は梶谷主催の少数精鋭稽古
- 同じ「講演会」でも、依頼内容で中身は180度変わる(初心者向け/強くなりたい特化など)
- 強くなりたい特化の場合は、応じ技と追い込みを中心に組む
- 講演会の申込みは、お問い合わせ→Zoom相談→当日の3ステップ
- きつい稽古を「楽しい」に変えるのは、結局メンタルの持ち方次第
「うちの団体でもやってほしい」「どっちがうちに合うのか分からない」――どんな入口でも大丈夫です。まずはZoomでお話しさせてください。








