剣道の筋肉痛、どう対処する?回復を早める5つの方法

「筋肉痛、1日で治す裏技」は——残念ながらありません
稽古や試合のあと、お子さんが「足が痛くて動けない」と訴える。なんとか早く治してあげたい——その気持ち、よく分かります。
でも、大前提として正直に言います。翌日にパッと治る裏技的な方法は、ありません。僕も散々きつい稽古を乗り越えてきましたが、何をしても翌日完治、はまずなかった。ただ——回復のスピードを上げる方法は、確実にあります。今日は、僕が実体験で学んだ5つをお伝えします。
そもそも、なぜ筋肉痛になるのか
体が高強度の練習に慣れていれば、筋肉痛にはなりにくい。逆に、新しい動きや高負荷のトレーニングをすると、筋肉がそれに慣れておらず、筋繊維が切れて痛みにつながります。
実は今回、僕はやってしまった失敗があります。それが筋肉痛の状態で、デスクワークを座りっぱなしで続けたこと。座り続けると太ももが圧迫され、ふくらはぎへの血流が巡りにくくなる。結果、ふくらはぎがパンパンに張って、歩くだけで攣りそう、立っているだけではち切れそう……足が棒のようになってしまいました。

①血行を良くする(これが一番大事)
筋肉痛で最も大事なのが血行を良くすることです。筋繊維がダメージを受けている時、筋肉は緊張して血行不良を起こしやすい。
そこに血流が悪い状態が重なると、老廃物が溜まり、酸素不足になって、痛みが悪化し、回復も遅れる。まさに僕が陥った状態です。氷水につけて冷やしたあと温めると、血の巡りが良くなって回復を助けてくれます。とにかく血行。これが筋肉痛対策の土台です。
②ストレッチ(タイミングで使い分ける)
筋肉が硬くなると血行が悪くなるので、ストレッチも大事です。ポイントはタイミングによる使い分け。これはジャパン合宿でトレーナーさんに教わりました。
- 練習前:反動をつけ、動きながら行う動的ストレッチ
- 練習後・終わったあと:反動をつけず、ゆっくり伸ばす静的ストレッチ
③マッサージ・揉みほぐしは「やりすぎ注意」
痛いところ、ゴリゴリ揉んだら楽になりますよね?
実はこれ、逆効果になることがあります。僕も過去に「カチカチだから血行を良くしよう」と、指でゴリゴリ揉みほぐしたことがあるんです。
結果、炎症がひどくなり、翌日に余計痛くなった。完全にダメというわけではありませんが、揉みほぐしのやりすぎは注意。軽めにとどめておくのが安全です。
④睡眠時間(成長ホルモンが修復を助ける)
これも本当に大事です。寝ている間に、筋肉の修復を助ける成長ホルモンが分泌されます。
だからこそ、しっかり睡眠時間を確保することが回復のカギ。今回の僕は、仕事の関係で夜遅くまで作業してしまい、ここでも回復を遅らせてしまいました。早めの就寝、本当に侮れません。
⑤タンパク質・ビタミン(修復の材料を入れる)
最後は栄養です。タンパク質は筋肉の主成分。肉・魚・卵・大豆製品をしっかり摂らないと、修復が遅れてしまいます。
さらに、ビタミンB・C・Eは疲労回復や筋肉の炎症を抑えるサポートをしてくれます。大学の合宿でも、栄養を意識して食事をし、睡眠を長めに取った時と、そうでない時とでは、翌日の疲労度合いがまったく違いました。「本当に効果あるの?」と不安になりますが、やった時とやってない時を比べると、修復のスピードは確実に違います。

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まとめ:5つを意識すれば、回復は確実に変わる
筋肉痛になった時に意識したい5つを、もう一度まとめます。
- 血行を良くする(一番大事。座りっぱなしに注意)
- ストレッチ(前は動的、後は反動なしの静的)
- 揉みほぐしはやりすぎ注意(炎症悪化のリスク)
- 睡眠時間(成長ホルモンで修復)
- タンパク質・ビタミン(修復の材料を補給)
1日で治す裏技はありません。でも、翌日に疲労が残らなければ、練習の質も上がります。「もっと練習の質を高めたい」「回復を早くしたい」という方は、ぜひこの5つを意識してみてください。ちなみに、筋肉痛に全然ならない現役の子は、もっと追い込める余地があるサインかもしれませんよ。一緒に頑張っていきましょう。
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