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打たれるのが怖い子へ|剣道で伸びる人が実践する「打たれ方」の3原則

この記事は、梶谷彪雅のVoicy(2026年6月28日放送)の内容をもとに、ブログ用に再構成したものです。

目次

「打たれるのが怖くて、技が出せない」お子さんへ

剣道をやっていれば、誰もが必ず打たれます。

そしてこの「打たれること」との向き合い方で、伸びるか、伸び悩むかが分かれます。

先に結論をお伝えします。伸びる人は、怖がりながらも、それでも打っていける人です。

今日は「打たれること」をどう扱えばいいか、3つのポイントでお伝えします。

強くなりたいお子さんには、ぜひ読んでほしい内容です。

こんな悩みはありませんか?
  • 打たれるのが怖くて、試合で技を出しきれない
  • 打たれたくない一心で、つい守ってばかりになる
  • どう克服させればいいか、声のかけ方が分からない

まずは「なぜ怖いのか」から、一緒に整理していきましょう。

打たれるのが怖いのは、当たり前です

打たれるのが怖くない人なんて、そう多くありません。特に最初は、みんな怖いんです。

何回も練習して「この場面は絶対に当たる」「ここは絶対に打たれない」と自信がついてくれば、だんだん怖くなくなります。

でもその前は、「この場面で当たるのか、危ないのか」が分かっていない状態です。だから、打っていくのが怖いんです。

これは、先が真っ暗な洞窟や迷路に入るのと同じです。何があるか分からないから、怖いんですよね。

剣道も、打っていったら返されるかも、崩されるかも、負けるかもしれない。

この先が分からないから、恐怖が出てくるんです。

では、その怖さとどう付き合えばいいのか。ここから3つのポイントで見ていきます。

ポイント①:「打たれたくないから守る」では伸びない

怖いからといって「洞窟に入らない」「迷路に行かない」と決めたら、どうなるでしょう。

その迷路は、一生攻略できません。

洞窟を攻略するなら、松明を持って入ってみる。火が消えたら「ここは酸素が危ない」と分かります。

懐中電灯を持つ、クリアした人と一緒に入る。そうすれば、攻略できる可能性が出てきます。

剣道も同じです。打たれるのが怖いから技を出さないと、その技はずっと怖いまま。勝てる可能性も生まれません。

だから、まず打っていくことが大事です。

地稽古で「打つ練習をするぞ」と決めたら、守るだけでなく、まずは技を全力で出して、当たるかどうかチャレンジする。

当たらないなら「スピードか、下半身の力か、攻めの作り方か」を研究して改善していく。

まずは思い切り打ってみましょう。

とはいえ、ただ打てばいいわけではありません。次のポイント②が、実はセットで大事になります。

ポイント②:「打たれたくない気持ち」は絶対に捨てない

①と矛盾するようですが、これがとても大事です。打っていくことは大事。

でも、「打たれたくない」という気持ちは、絶対に忘れてはいけません。

「打たれてもいいや」と開き直って、何も考えずどんどん打っても、勝てないし成長しません。

なぜ打たれたのか、どこから打っていったのかが分からなくなるからです。

だから稽古では「どうやったら、打たれずに打てるかな」を考える。

相手が打ちにくいタイミング、この間合いなら自分は打てる、このスピードなら相手はついてこられない。そう考えながらやることが、めちゃめちゃ大切です。

「打たれたくないけど、思い切って打つ」。ここの調整が難しく、そして一番大事なポイントです。

この2つを持てたら、打たれること自体が、あなたの武器に変わっていきます。

「もっと強くなりたい」を、ここで叶える。

全国大会9回優勝の梶谷彪雅が、あなたの剣道を直接指導。試合分析・技術解説・質問し放題の環境がここにあります。

ポイント③:打たれた数だけ、引き出しが増える

①と②の気持ちを持ちながら、覚えておいてほしいことがあります。

それは打たれた1本1本が、自分の財産になるということです。

  • この場面で打つと、こう打たれるんだな
  • 避けだけになると後打ちを打たれる。思い切って打った方が打たれないな
  • 思い切って打ったけど、打った後の引き技に注意しないとな

強い選手は、例外なくたくさん打たれてきた選手です。

格上の先輩にどんどん打っていって、打たれまくって、また入って、工夫しながら成長していく。

「最速で成功する人は、最速で失敗する人」と言われるくらい、いかに思い切って打たれ、それを最速で改善するかが大事なんです。

ただし、なんとなく打たれても財産にはなりません。

「どうやったら打てるか」を考えながら、思い切って打つ。この思考があるからこそ、打たれた数がプラスになります。

ただし、いつでも打たれていいわけではありません。次は「どこでチャレンジするか」の使い分けです。

チャレンジは「地稽古・練習試合」で。試合では自動化

じゃあ、試合でもどんどん打たれてもいいんですか?

いいえ、チャレンジするのは地稽古や練習試合までです。

地稽古なら打たれてもいいので、たくさんチャレンジする。

そして練習試合では「打たれないように打つ」ことを証明し、試合で試していく。この使い分けが、とても大切です。

この3つのポイントを、あらためて整理します。

守りすぎない

怖くても、まずは全力で技を出してチャレンジする

打たれたくない気持ちを持つ

「どうすれば打たれずに打てるか」を常に考える

打たれた1本を財産にする

打たれた経験を「引き出し」として次の稽古に活かす

これらを地稽古・練習試合で意識し、試合では何も考えなくても自動で実行できる状態にしていく。

これが、ものすごく大事なポイントです。

では最後に、いちばん伝えたいことをまとめます。

日本一9回・梶谷彪雅による直接指導の様子

個別指導・講演会

日本一9回が、その場で癖を見つけて、その場で直す。

マンツーマン、または最大3名の少人数で、実際に竹刀を交えて稽古できます。動画や言葉では届かない”手元の違和感”を、1回の稽古で1つ以上持ち帰ってもらう。これが個別指導の一番の価値です。

  • 日本一9回の経験をそのまま共有(同じ壁は必ず通ってきた)
  • 道場・学校・ご家庭の個人稽古、いずれも対応可能
  • 初回ヒアリング無料。まずは現状を聞かせてください

※道場・学校単位での講演会・稽古会のご依頼もこちらから承っています。

まとめ:怖さを消すのではなく、怖さを持ったまま前に出る

怖がりながらでも、それでも打っていく。

怖さを消そうとするのではなく、怖さを持ったまま前に出る。

これができる人が、剣道でも人生でも伸びていくんだと思います。

怖さは「敵」じゃありません。前に出るためのサインだと、捉えてみてください

この会社でいいのかな、この挑戦でいいのかな。先は分かりません。でも、やってみないと切り開けない。

「死なない程度に、これをやっておけば大丈夫」という準備をしながら、それでも挑戦する。

僕自身も、この先どうなるか分かりません。それでも挑戦するからこそ、可能性が生まれます。

お子さんの「打たれる勇気」を、ぜひ一緒に育てていきましょう。

その一歩を後押しする記事も、あわせて置いておきます。

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